国民健康保険料の引き上げ、そして紙の保険証存続を望む医師の声多く
私たちの払った健康保険料の3割しか還元されてない。残りは官僚と政治家の懐に流れている。
医師サイトに掲載されていた医療ニュースの中で医療に関するものをいくつかご紹介。
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国民健康保険料、上限3万円引き上げを了承、医療保険部会
高所得者の年間保険料上限、92万円に
厚生労働省は10月31日の社会保障審議会医療保険部会(部会長:田辺国昭・東京大学大学院法学政治学研究科教授)で、自営業やフリーランスの人が加入する国民健康保険について、高所得者の医療費分の年間保険料の上限額を2025年度に3万円引き上げ、92万円とする案を示し、同部会が了承した(資料は、厚労省のホームページ)。
対象は加入世帯の1.5%となる見通しで、年収が全国平均である約1170万円になる単身世帯が上限額を払う試算。
厚労省は国民健康保険の保険料を毎年度見直していて、上限額の引き上げは4年連続となる。
厚労省によると、2024年度の限度額の超過世帯割合は1.56%で、限度額を据え置くと2025年度には1.59%となる見込み。
後期高齢者支援金等分の超過世帯割合も2024年度に2.01%と高止まりしていることから限度額を引き上げると説明した。
40~64歳の加入者が支払う介護保険料は、上限の年17万円のまま据え置く。
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保険料がどんどん上がりますねぇ
私は給料をもらう側と給料を支給する側と両方経験しましたが、どれだけ税金や社会保険料が高いか、身にしみて感じました。
一生懸命頑張って働いても給料からだいぶ引かれていますよね。
皆さんも給与明細をじっくり見て下さい。
会社がこれだけ自分に出してくれている総支給額と手取り額の差。
どんどん広がっています。
手元に残るお金が本当に増えない
そしてマイナ保険証問題。
紙の保険証を残して欲しいという声は多いです。
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「保険証存続を」開業医から多くの声◆Vol.3
開業医50.7%・勤務医44.8%「医療の公約を考慮」
10月の衆院選で、医師は何を考慮して投票したのだろうか。
会員に投票した際、各党の医療に関する公約を考慮したかどうか聞いたところ、46.5%が「考慮した」と回答した。
開業医からは、12月2日に迫るマイナ保険証への移行について、「(従来の)保険証廃止せず併用を」といった意見が相次いだ。
Q投票する際、各党の医療に関する公約を考慮しましたか?
「考慮した」と答えた開業医は、過半数の50.7%だった。勤務医は半数以下の44.8%にとどまった。
「マイナ保険証延期、言及なしは残念」「保険証存続を信じて立民に投票」
・現行保険証の存続、診療報酬の大幅アップが必要である。【開業医】
・マイナ保険証の争点がクローズアップされたかが不明。総選挙結果を受けて民意の反映(健康保険証の並立)を検討すべき。【開業医】
・マイナ保険証延期についての、明確な言及がなかったのは残念であった。絶対に推進するという党への投票はしなかった。【開業医】
・保険証廃止せず併用してほしい。保険改定のたびに現場を知らない改悪を繰り返す自民党には医系議員がいてももう絶対に投票しない。強制的にデジタル化を進めるのはおかしい。【開業医】
・立憲民主の保険証存続を信じて投票した。公約の保険証存続を期待している。【開業医】
・健康保険証を残して、無保険者が出ないようにしてください。マイナ保険証はトラブルが多すぎます。医療費抑制政策の転換が必要です。【勤務医】
「医療に踏み込んだ公約限られる」などの意見も
・少子化対策を掲げながら子どもや産科医療についての公約があまりにも少ない。【開業医】
・持続可能な社会保障制度を構築すると言っている候補者が多くいましたが、どちらサイドに立った発言なのか読み取れませんでした。医療費を抑えて持続させるように聞こえますが、これ以上医療を悪くさせていけば結局国民に跳ね返って不利益は国民、国益にまで影響するのではと不安になります。政治家は人が安心して仕事に就ける、老人になっても安心な社会保障を維持できるような制度について説明してほしいと思います。【開業医】
・医療に関し忖度なく、正しい理解に基づいた日本社会にあるべき医療に関する政策案はどの党からも提言されていなかった。【勤務医】
・過剰な医療費(例えば超高齢者への高度先進/高額医療等)の削減や医療の効率化にまで踏み込んで公約に書いている政党は限られている。給付を抑制しないような方向性の公約は特に高齢者向けには印象が良いだろうが、それでは結局医療・介護は総崩れになってしまう。【勤務医】
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なんだか医療も政府によっておかしな方向に進んでいるように感じます。
医療に政治が介入するとおかしなことになる・・・ということをコロナ禍でいやというほど味わった4年間。
国民の声を聴かず、国民の知らないところで、強引にどんどんといろんなことが決まっていっている恐ろしさ。
法治国家ゆえに法律で決められてしまうと従わざるを得ないという現実。
黙っていたら本当に大変なことになるかもしれません。
気付いた人たちだけでもいいので声をあげていきましょう。
この国を守るために。
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