ケビン・マッカーナン氏の「細胞あたり100の割合でプラスミドDNAを発見」というインタビューをご紹介します
原因としてコロンワクチンが考えられる。
カオス化の様相を見せる米国の推奨ワクチン急増の中で
mRNA コロナワクチンの DNA 汚染について、世界で最初に発見した科学者のひとりであるケビン・マッカーナン(Kevin Mckernan)さんが、最近のインタビューで、
「 4回の COVID 注射を受けた人の結腸腫瘍生検の配列を解析し、細胞あたり 100の割合で DNA プラスミドを発見した経緯」
というインタビューが X に投稿されていました。
それをご紹介したいと思います。
実際には、述べていることは大変に難解で、私も理解していないところは多く、「理解していないものを紹介してどうする」という話もあるでしょうが、あくまで「記録」として日本語で残しておきたいと思います。
こういうものを残しておきたいと思いましたのは、最近、アメリカの CDC が、
「乳幼児への推奨ワクチン接種数を 2025年に大幅にアップした」
という記事を読んだこともあります。
以下に翻訳しています。
・米国CDCが小児ワクチン接種計画の強化を加速:「2歳までに32回の接種」に。18歳までには何と70回!
BDW 2024年12月3日
この「 2歳までに 32回の予防接種を推奨する」ということに、やや驚きを受けまして、18歳までには何と 70回の予防接種を推奨することになったのですが、これだと、2歳までの赤ちゃんは、ほぼ毎月のように何らかの予防接種を受けることになります。
しかも、知らなかったのですが、この数年だけで、米国で推奨された予防接種の数がおびただしく増えていまして、たとえば、2021年と 2024年を比較しただけでも、以下のように増加しています。
米国の推奨される予防接種の2021年と2024年の比較
thepeoplesvoice.tv
「こんなん、どうかしてるよなあ」
というのが正直な感想で、たとえば、仮にですけれど、その赤ちゃんへの 32回の予防接種に何らかの予防効果があったとしても(そんな風には微塵も思えないですが)、そんな数の感染症を思い描くこと自体が難しい。
そして、どんなワクチンでも、いろいろな添加物、それはアジュバントだとか送達剤だとか、いろんな役割の名称がつけられますけれど、アルミニウムとか脂質ナノ粒子とか、とにかく「体に良いとは思えない」成分の何らかが、ほぼ使われているのですよ。
アルミニウムの作用機序は、こちらの記事で説明しています。
そういうものを 30回以上など 0歳から 2歳の赤ちゃんの体内に入れるというのは、医学的にではなく「常識的に」どうなんだろうと。
それらは身体に確実に影響を与える異物です。
さらには今後、先ほどの「推奨リスト」に確実に mRNA ワクチンが入ってくるはずです。
・ワクチン開発が百花繚乱状態となっていく中で、mRNAテクノロジーはどこまで人類の身体に干渉するのか
In Deep 2024年9月23日
mRNA ワクチンの問題はいくつもあるとはいえ、DNA 混入は大きな問題だと思います。
そして、
「いかなる mRNA ワクチンでも、DNA 混入は避けられない」
という宿命があります。
ミラノの分子腫瘍学研究所の荒川 央さんは昨年 5月の note 記事で以下のように書かれています。
荒川央さんの note 記事「自己増殖型mRNAワクチン」より
mRNAワクチンの製造法には根本的な問題があり、どうしても鋳型となったDNAが混入してしまいます。そうしたDNAはゲノムにどのように作用するか分かりませんし、癌の誘発やゲノム改変に繋がるリスクともなります。
そしてこれはコロナワクチンだけではなく、次世代mRNAワクチンでも同様です。
赤ちゃんの定期接種スケジュールに、このような mRNA ワクチンが組み込まれていった場合、数年後、十数年後などにどんな影響が出てくるのかは定かではないのですね。
それでも、米国 CDC は、壮絶な勢いで推奨接種の数を上昇させ続けています。
このようなことは、陰謀論的なことというより、医学者などに見られる「医学洗脳」の結果ではある部分もあると思われ、本人たちはそれが正しいと思っているのかもしれないですが、普通に考えれば、もたらされる結果はかなり悲惨なものとなると思っています。
ともあれ、ケビン・マッカーナン氏のインタビューです。
先ほども書きましたけれど、内容は難しいです。インタビューを文字にした方も、注釈を多く入れていますが、その部分は茶色の文字で示させていただきます。私による注釈も同じです。
このインタビューのポイントは、見出された DNA は、断片等ではなく、「プラスミド DNA 」だということです。
プラスミド DNA というのは以下のようなもので、おおざっぱにいいますと、「自己増殖する機能する DNA 」です。
日系バイオテク「プラスミドDNAとは」より
染色体とは別個に存在し、独立して複製する小さなDNA分子。一般的には環状の二本鎖DNA分子として、大腸菌などの細菌に見られる。酵母などの真核細胞の核外にも存在する。線状のプラスミドDNAも見つかっている。
…メッセンジャーRNA医薬(mRNA医薬)などの原薬製造時にも、鋳型となるDNAを製造するためにプラスミドDNAを利用するのが一般的である。
ここから、ケビン・マッカーナンさんのインタビューです。
ケビン・マッカーナン氏の投稿:「4回のCOVID注射を受けた人の結腸腫瘍生検の配列を解析し、細胞あたり100の割合でDNAプラスミドを発見した経緯」
メディシナル・ゲノミクスの最高科学責任者兼創設者であり、ヒトゲノムプロジェクトの元研究開発リーダーでもあるケビン・マッカーナン氏は、ニック・ジコメス氏に、彼と彼の同僚が 4回の COVID 注射を受けた人の結腸腫瘍生検の配列を解析し、細胞あたり 100の割合で DNA プラスミドを発見した経緯を説明している。
マッカーナン氏は、しかし、プラスミドは「ファイザーのものとまったく同じではありません」と述べ、「本当に頭を悩ませています」と述べている。
「まだ研究成果を発表していないですが、ワクチンを 4回接種した患者の結腸生検の配列解析はできています。ワクチン接種から 1年後、患者は結腸がんを患っていました。その日のうちに生検し、30日後に患者は死亡し、その後生検を行いました。死前と死後の両方のサンプルの配列解析ができました」とマッカーナン氏は言う。
mRNA COVID 注射液に DNA 汚染を発見した最初の人物としてしばしば言及される科学者で起業家のマッカーナン氏は、「細胞 1個あたり 100個のプラスミドが見つかっています。ファイザーのものとまったく同じではないですが、これは本当に頭を悩ませる問題で、しかし、確かに含まれています」と付け加えた。
「プラスミドは 2つあります」とマッカーナン氏は言う。「 1つはスパイクをコード化し、もう 1つはヌクレオカプシドをコード化します。ヌクレオカプシドのものが一体どこから来ているのかはわかりません」
(ウイルスのヌクレオカプシドとは、DNA または RNAを包み込むタンパク質の殻またはカプシドのことで、ウイルスのゲノムを保護し、構造化する)
なぜこのプラスミドがファイザー社のmRNA注射剤の製造工程で使用されているものと正確に一致しないのかと問われると、マッカーナン氏は次のように推測する。
「彼らは複数の[DNAプラスミド]を流通させているのでしょうか? 例えば、バイオンテック社は 2つの異なる場所でこれらを製造しているため、ここ米国の製造工場とは異なる製造プラスミドを入手したのでしょうか? その可能性はあります。彼らの研究室で汚染があり、製造中に大腸菌の容器に間違ったプラスミドが入ってしまい、突然、そこに異なる背景ができたのでしょうか?」
「そして、私たちはそれを持ち込まないようにするためにあらゆることをしなければなりません。私たちはそれをやっています。スパイク発現が起こっています。しかし、これを説明できる理由は数多くあります」とマッカーナン氏は付け加えた。
DNA プラスミド(細菌細胞内で独立して複製できる小さな環状の二本鎖 DNA 分子)が mRNA 注射剤の製造に使用されていることは理解されていたが、FDA などの規制当局によって設定された特定のしきい値以下では除去されるべきだった。
(この問題を扱ったブラウンストーン研究所が発表した記事によると、DNA 汚染は許容量の 1,000倍の濃度でバイアルに存在する可能性がある)
「現在、私たちは SV40 ポリAシグナルに似たケースに焦点を当てています。これは転写終結シグナルです。その一部が 21番染色体に組み込まれ、がんに関係する遺伝子を破壊しているのです」
「これは本当に興味深いですね」とマッカーナン氏はジコメス氏に語った。「これがこの全体の原動力になるかもしれません。しかし、このプログラムは、どれが本物でどれがアーティファクト(人工物)かなど、私たちが確認しなければならない潜在的な統合の長いリストを吐き出します。ですから、私はそのことについて先走りたくはありません。それはまだサンガーによって検証されていません」
(サンガー配列決定法は DNA 分子内のヌクレオチドの正確な順序を決定するために使用される方法だ。SV40 プロモーターは、遺伝子構築物で使用されると哺乳類細胞で高レベルの遺伝子発現を促進するシミアン ウイルス40 の強力な制御領域だ。ポリ A シグナルは、遺伝子の終了を知らせる DNA または RNA 内の配列であり、処理中に mRNA にポリアデニン テールが追加されるように促す。これにより mRNA が安定し、核からの輸出が促進される)
「しかし、コピー数だけから、これらの物質が完全に断片化されていないことがわかります。これらのプラスミドは、細胞あたり 100コピーに複製されるべきではありません」とマッカーナン氏は付け加える。
「そのようなレベルにはなり得ませんし、あるべきではありません。なぜなら、ワクチンに含まれる量を計算すると、このワクチンを注射すると、この人は 4つのワクチンを接種します…1.2mlのファイザー…約 87,000mlの体容積に注入されます。つまり、体内に大量に希釈されるはずです}
「しかし、これを配列し、腫瘍から qPCR を行うと、腫瘍から戻ってくる CT は、バイアルから直接取り出したときとほぼ同じくらい高いのです」
(qPCR (定量的ポリメラーゼ連鎖反応) は、標的 DNA 分子を増幅し、同時に定量化するために使用される技術だ。「CT」はサイクルしきい値のことだ。PCR サイクルしきい値は、反応からの蛍光信号がバックグラウンド レベルを超え、標的 DNA 増幅が発生したことを示すサイクル数だ)
マッカーナン氏はさらにこう言う。
「そして、たとえそれが統合イベン(DNAプラスミドがゲノムに組み込まれる)であったとしても…ここでは 2つのことが起こっている可能性があると思います」
「プラスミドがエピソーム(自律的に複製したり染色体に組み込まれたりする可能性のある染色体外遺伝物質)的に複製され、一部が組み込まれている可能性があります」
「しかし、それが純粋に統合され、プラスミドがなくなった場合、統合されたもののコピー数がゲノムのコピー数よりも高くなることは予想されません。おそらく 1つの染色体に 1つの統合が得られるでしょう」
「つまり、私たちが使用している RNAP (RNAポリメラーゼ / 巨大なタンパク質複合体)のようなヒトハウス遺伝子を増幅したときに得られるシグナルの半分になります。統合された場合、同様の CT が得られます。なぜなら、それがドライバー変異(その変異の本体が、がん化に直接かかわっている運転手役の遺伝子)であった場合、細胞が飛び出し、その変異のコピーが 1つある可能性があるからです。そして、腫瘍が進行するにつれて、その領域の PCR の CT スコアが実際のゲノムバックグラウンドに似ていることが予想されるでしょう。しかし、私たちはそれを見ていません」
「私たちが見ているのは、はるかに先を行く CT です。100そこの折り畳みは、ヒト遺伝子である RNAP 遺伝子より 6~ 7CTほど先にあります。そして、配列決定すると、同じことがわかります」
「プラスミドの配列解析範囲は、ヒトゲノムの 1倍に対して 100~ 200倍で、この腫瘍に非常に高いレベルで含まれています。つまり、複製しているに違いないということです。これはホルマリンで固定した組織です」
「ですから、私たちの研究室からプラスミドをまき散らして汚染し、翻訳活性にすることはできません。ホルマリンは、組織を採取してホルマリンで固定するプロセスに似ています。ハン・ソロ(映画スターウォーズの登場人物。悪のボスであるジャバ・ザ・ハットに凍結処理されるが、後に生還)を炭素で凍らせるようなものです。つまり、事後にプラスミドを追加して細胞上で複製することはできませんし、事後にプラスミドを追加して統合することもできません。そのようなことは、細胞が生きている場合にのみ発生します」
「ですから、これは私たちから出たものではないとほぼ確信しています。反ワクチン派が物語をでっち上げるためにこれにプラスミドをまき散らしているわけではありません」
「これは、患者が生きていたときに存在していたことを示す特定の生物学的シグナルを持っています。その原因はわかりません。彼らは 4回ワクチン接種を受けており、そして彼らが使用したワクチンの一つは、 2020年12月30日から使用された最も古い(コロナ)ワクチンの一つでした」
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