高橋洋一氏が解説「財務省の悪辣たるシナリオ」石破氏「大連立」から目指す消費増税 驚がく税率を推察
使いかってよし彦との「大連立」を成立させ消費税15%を目論む財務省。
元財務官僚で経済学者の高橋洋一氏が6日、自身のYouTubeチャンネルを更新。石破茂首相がちらつかせた「大連立」について語った。
「2025年の展望」をテーマに語る冒頭で、「非常に気になる話が出てきた」と切り出し、石破首相が「大連立もあり得るという話をしだした」と語り、連立の相手は立憲民主党しかないとした。
1日放送のラジオ番組で、石破氏は「大連立をする選択はあるだろう」と発言。6日の会見では野党との連立について、否定している。
それでも、首相から「大連立」と言うワードが飛び出したことについて、高橋氏は「今の時期からこういう話をしだすのは、仕込み案件というんだけど」とコメント。立民の野田佳彦代表について「財務省から、“使い勝手よし彦”と言われているくらい、増税大好きな人なんだよ」とぶった切った。
野田氏と石破氏が会うのは「財務省が糸を引いている」と断言する高橋氏は、「社会保障のための大改革」と標榜しながら、その実は「消費増税」と読み解いた。
さらに「国民民主や維新をダシに使って、最終的には、使い勝手よし彦さんと、石破さんの大連立を仕組んでいるというのはいろんなところから聞こえてきた。それがついに表にでてきた」と語った。
昨年の衆院総選挙で躍進してから、国民民主の「103万円の壁」引き上げが、話題になってきたが、「協議をしている振りをして、最後はポーンと蹴る。維新の方の話も蹴る。最後は立民と大連立という話じゃないかな」と占った。
財務省がとる方法を「ホップステップジャンプ論」と明かし、勢いをつける政策を提示するという。それが「なるべく多くの政党が賛成する案件を持ってくる。今の段階では、実は選択的夫婦別姓なんだよ」と高橋氏。自民が賛成に回れば、ほとんどの政党が賛成することになり「勢いがつく。それで次は社会保障って話をするんだけど、高齢化で財源が足りなくなるので消費増税。ステップが12%、ジャンプがあれば15%。そんな感じかな。石破さんはこれでお役御免」と、今後の流れを読んだ。
「消費税を社会保障の目的税にしている国はない」と話し、社会保障から消費増税に導くのを「財務省の悪辣たるシナリオ」とした高橋氏。「選挙で自民も立民もぶっつぶす感じでいく」のが対抗策と話した。
立憲・野田代表 消費減税「将来世代にプラスではない」
立憲民主党の野田代表は、国民民主党など他の野党が消費減税などを主張していることについて「将来世代には必ずしもプラスにならない」と慎重な考えを示しました。
立憲民主党 野田佳彦代表
「減税だけ言っていればいいという、受けは良いけれど将来世代にとってプラスになるかどうかというと、必ずしもそうではないと私は思っておりますので、現実的な路線を取っていくということがむしろ将来の政権交代につながっていくものだと」
国民民主党や日本維新の会などは物価高対策の一環として、所得税や消費税10%からの減税を主張しています。
これに野田代表は「減税した分の他での財源確保について色々な知恵が出ること自体は否定しないが、財政健全化も達成しなければならない」と述べました。
しかし、立憲党内にも消費減税を主張する声もあり、夏の参院選に向け、消費減税を公約に掲げるかどうかが焦点となりそうです。
マイコメント
財務省の操り人形「使い勝手のよし彦」そのままの通り消費是減税を否定し、本音は
消費税増税の野田佳彦が立憲と自民を手を組む可能性はかなり高そうです。
もし、消費税15%となったときに国民はどうするのだろうか?
買い控えばかりで声も上げないとなれば、次は消費税20%になるでしょう。
どこまでいじめられたら反対の声を上げるのだろうか?
そこまで行ったら、全国民の税金未払運動を繰り広げるべきだろう。
これは個人がやっても意味がありません。
会社がやることです。
社員の給与から所得税・住民税を徴収せず、税務署にも納付しない。
これを全企業の半分がやれば国家財政は破綻に追い込まれ国民の意見を
聞かざるを得なくなるでしょう。
日本国憲法に税金が有効な使い方をされていない場合納税を拒否できると
ありますから国民の当然の権利です。
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