万博・前売り入場券の販売目標1400万枚 達成困難との見方示す 吉村知事「非常に高い目標」
赤字となった場合に誰が負担するかはまだ決まっていません。
この春に開幕する万博の前売り入場券。大阪府の吉村洋文知事が、販売目標の達成は困難との見方を示しました。
今年4月に開幕する大阪・関西万博。博覧会協会などは、入場券2300万枚のうちの1400万枚を前売りチケットとして販売することを目標にしていますが、去年12月末時点の販売枚数は約746万枚と、目標の約半分にとどまっています。
前売りチケットの販売目標について、大阪府の吉村知事は1月7日、次のように述べました。
(博覧会協会副会長 吉村洋文大阪府知事)「開幕前に1400万枚いくかというと、非常に高い目標だなというふうに思っています。誰も(万博を)体験していない状況なので」
入場券収入は運営費に充てられますが、赤字となった場合に誰が負担するかはまだ決まっていません。吉村知事は国や大阪府と市・経済界で協議する考えを示したものの、具体的な時期については明言を避けました。
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