[我那覇真子氏] 「2020年選挙時のトランプ氏とは変わってきている」
「多くの人が思っているような救世主ではない」「ハイジャックされたMAGAがグローバリズムを進めている段階に見える」
読者の方からの情報です。
「我那覇さんが、いろいろな例を挙げて「MAGAをグローバリストが乗っ取ったのでは」という見解を述べていらっしゃいます。
コメント欄をみると、我那覇さんに好意的な見方と、トランプを信じる見方があって、トランプに期待していた人たちの雰囲気が分かります。」
コメント欄をみると、我那覇さんに好意的な見方と、トランプを信じる見方があって、トランプに期待していた人たちの雰囲気が分かります。」
2025/01/15時事ブログの「ロサンゼルス山火事の張本人はトランプの工作員」というキンバリー・ゴーグエンさんの情報は目を引きました。
我那覇真子氏は、2020年の大統領選挙の取材からトランプ氏支持だそうですが、今回のパナマからのレポートはジャーナリストとしての誠実さを感じました。
トランプ氏が「中国共産党の兵士がパナマ運河を運営している」「パナマはアメリカの恩を忘れて条約に違反するような国だから、パナマ運河を力づくで取り返すべきだ」と爆弾発言をし騒然となっています。我那覇氏は、発言の意図はともかく結果としてアメリカの孤立が起きていると述べています。
我那覇氏によると、グローバリストが世界統一政府で地球をコントロールするために「地球上をいくつかの経済圏ブロックに分ける」プランがあり、北米ではカナダ、アメリカ、メキシコ、グリーンランドなどは一つのブロックだそうです。トランプ氏の最近の発言は、グローバリストの計画した地図に沿っているようだと指摘し、2020年時点の「アメリカ第一主義でグローバリズムと戦う」と言っていたトランプとは変わってきていると見ています。またアメリカのMAGA(メイク・アメリカ・グレート・アゲイン)の人たちの運動も、2025年の今、運動の流れが変わってきて「ハイジャックされている」感覚だと述べています。
我那覇氏は「トランプ氏は多くの人が思っているような救世主ではないと思う。これはアメリカ国内でも深い溝ができるテーマだ。しかし自分に見えていることを正直に言おうと思ったら『トランプ大統領万々歳』という言論は展開できない。」と率直に語っておられました。
我那覇真子氏は、2020年の大統領選挙の取材からトランプ氏支持だそうですが、今回のパナマからのレポートはジャーナリストとしての誠実さを感じました。
トランプ氏が「中国共産党の兵士がパナマ運河を運営している」「パナマはアメリカの恩を忘れて条約に違反するような国だから、パナマ運河を力づくで取り返すべきだ」と爆弾発言をし騒然となっています。我那覇氏は、発言の意図はともかく結果としてアメリカの孤立が起きていると述べています。
我那覇氏によると、グローバリストが世界統一政府で地球をコントロールするために「地球上をいくつかの経済圏ブロックに分ける」プランがあり、北米ではカナダ、アメリカ、メキシコ、グリーンランドなどは一つのブロックだそうです。トランプ氏の最近の発言は、グローバリストの計画した地図に沿っているようだと指摘し、2020年時点の「アメリカ第一主義でグローバリズムと戦う」と言っていたトランプとは変わってきていると見ています。またアメリカのMAGA(メイク・アメリカ・グレート・アゲイン)の人たちの運動も、2025年の今、運動の流れが変わってきて「ハイジャックされている」感覚だと述べています。
我那覇氏は「トランプ氏は多くの人が思っているような救世主ではないと思う。これはアメリカ国内でも深い溝ができるテーマだ。しかし自分に見えていることを正直に言おうと思ったら『トランプ大統領万々歳』という言論は展開できない。」と率直に語っておられました。
【前半】特番「我那覇真子さんがパナマから語る!トランプ氏は本当に反グローバリズムなのか?中南米で強まる中共覇権の実態」松田政策研究所代表 松田学 × ジャーナリスト 我那覇真子
我那覇真子氏のパナマからのレポート
(2:35)
松田氏「トランプのグリーンランド発言、パナマ発言、メキシコ発言が話題になっているが、パナマではどうか」
トランプは選挙期間中にはパナマのことは何も言っていない。今になって突然「パナマ運河はアメリカが作った。現在、中国共産党の兵士がパナマ運河を運営している」と事実とは全く異なることを言って、結果的に何が起きているかというと、中国共産党の動きを止めるにはパナマと仲良くして、問題があるのであれば、パナマ政府とパナマ国民と協力して、中共の存在を排除するなど現状をどうにかしなければいけないのに、爆弾発言によってアメリカとパナマの間に溝を作ることになってしまっている。それが今の現状になっている。
「トランプ氏は何を考えての発言だと思うか」
何を考えているのかは言えないが、結果として、アメリカの孤立が起きている。
グローバリストがやろうとしていることの中に「地球上をいくつかの経済圏ブロックに分ける」というプランがよく言われる。例えば北米ではカナダ、アメリカ、メキシコを一つのブロックにしようというのはグローバリストによって以前から言われている。トランプ氏の発言もそれに当てはめると、その地図に沿うような形になっている。
世界統一政府を作る上で、地球をコントロールするには、いくつかの経済圏、ブロックに分ける必要がある。
今は国家があって、それぞれ国の文化があって、言葉があって、歴史があって国が成り立っている。
「ハンカー・ゲーム」という映画では、国は数字で呼ばれ、単にコントロールされる一区画でしかない。そういうのがグローバリストの思う新しい世界秩序だと思う。
トランプ氏の最近の発言はそのブロックに沿っているように見える。
2020年に大統領選挙の時、マスコミが言っていることと現地アメリカで起きていることが違うので、実際にどういうことが起こっているのか実際に見に、現地へ飛んだ。
(9:54)
当初のアメリカのMAGA(メイク・アメリカ・グレート・アゲイン)の人たちの運動と、2025年の今の運動の流れが変わってきているようだ。トランプを支持している愛国的な人たち全員が変わったわけではないが、運動の方向性が「ハイジャックされている」という感覚だ。
当時アメリカで驚いたのは、マスコミでは「MAGAは右翼的なアメリカだけの危険な存在」と言っていたが、全くそうではなくて「アメリカはアメリカ、他国は他国、グローバリズムにやられるのではなく自国の利益を一番にして国は運営されるべきなんだ」という感じだった。「日本から来た」というと「日本は素晴らしい国だ。日本は日本でやっていくべきだ。いつまでもアメリカに頼るのではなく、ちゃんと自立しなければいけない。自分の国は自分で守りなさい。」と言う人がたくさんいた。その精神に他国の人たちも賛同した。アメリカを隠れ蓑にしたグローバリストにいろんな国がメチャメチャにされてきたわけだから、それを無くそうという希望があった。
例えば、以前にカナダでワクチンに反対するトラックデモがあった時、MAGAの人たちはカナダの国旗とアメリカの国旗を両方持って応援した。カナダの国を尊重し敬意を払っていた。
いざ今回、選挙が終わってみると「カナダは51番目の州になれ」と言い、「カナダはカナダとしてがんばれ」と応援していたはずのMAGAの人たちがそれに賛成するという、なんかおかしくなっている。
トランプを応援する保守的なオピニオン・リーダー(ネット上でのインフルエンサー)の人たちがいる。トランプの「パナマはアメリカの恩を忘れて条約に違反するような国だから、運河を力づくで取り返すべきだ」というパナマ発言の後、オピニオン・リーダーの人たちは、その発言を煽っていた。中には、パナマ現地でいろんな調査して正しい形で解決しようという人もいる。独立したジャーナリストが集まって国境問題を研究するチームもあり、オピニオン・リーダーとも意見交換ができる仲だ。彼ら現地への聞き取りは全くないまま、誤ったトランプ発言を煽っていた。
なぜこんな真っ赤な嘘を言って、パナマを追い詰めるのか。例えば「不法移民がアメリカに来るのはパナマが通過させるせいだ」という主張がある。現場を知る者からすれば、アメリカが大使館や国連やNGOを通じてパナマ当局に不法移民を通過させるように圧力をかけている。パナマは止めたいのにアメリカのせいで止められないのが現実だ。そのアメリカがパナマを責めている。
つまり、アメリカの侵略が、アメリカの手によって、アメリカのお金で行われている。侵略の犯人はアメリカ政府を牛耳るグローバリストなのに、(トランプは)パナマを責めて分断している。
まだ政権移行期間で、トランプは正式な政策は打っていない。今の言論の状況だけで言えることは、パナマとアメリカの溝が開いているということだ。2020年時点の「アメリカ第一主義でグローバリズムと戦う」と言っていたトランプとは変わってきている。
グローバリストの地図では、グリーンランドも北米のブロックと同じ色だった。
松田氏「ということは、トランプさんはグローバリストの考えた計画に従って発言しているように見える」
多くの人が思っているような救世主ではないと思う。トランプ氏への評価は、アメリカ国内でも深い溝ができるテーマだ。しかし自分に正直に見えていることを言おうと思ったら、「トランプ大統領万々歳」という言論は展開できない。
トランプの選挙を振り返ると、アメリカの保守系の言論人の中でもイスラエルに近い人たち、シオニスト的な考えをする人たちが幅を利かせるようになっていた。影響力のある人の言論の囲い込みが始まった。前回の大統領選挙から今回の選挙の間に「ソーシャルエンジニアリング」がMAGAの人たちの間にも行われてきたようだ。影響力のある人たちを掴んでいくことによってMAGAをハイジャックしながら、グローバリズムを進めている段階のように見える。
松田氏「トランプのグリーンランド発言、パナマ発言、メキシコ発言が話題になっているが、パナマではどうか」
トランプは選挙期間中にはパナマのことは何も言っていない。今になって突然「パナマ運河はアメリカが作った。現在、中国共産党の兵士がパナマ運河を運営している」と事実とは全く異なることを言って、結果的に何が起きているかというと、中国共産党の動きを止めるにはパナマと仲良くして、問題があるのであれば、パナマ政府とパナマ国民と協力して、中共の存在を排除するなど現状をどうにかしなければいけないのに、爆弾発言によってアメリカとパナマの間に溝を作ることになってしまっている。それが今の現状になっている。
(続きはこちらから)
「トランプ氏は何を考えての発言だと思うか」
何を考えているのかは言えないが、結果として、アメリカの孤立が起きている。
グローバリストがやろうとしていることの中に「地球上をいくつかの経済圏ブロックに分ける」というプランがよく言われる。例えば北米ではカナダ、アメリカ、メキシコを一つのブロックにしようというのはグローバリストによって以前から言われている。トランプ氏の発言もそれに当てはめると、その地図に沿うような形になっている。
世界統一政府を作る上で、地球をコントロールするには、いくつかの経済圏、ブロックに分ける必要がある。
今は国家があって、それぞれ国の文化があって、言葉があって、歴史があって国が成り立っている。
「ハンカー・ゲーム」という映画では、国は数字で呼ばれ、単にコントロールされる一区画でしかない。そういうのがグローバリストの思う新しい世界秩序だと思う。
トランプ氏の最近の発言はそのブロックに沿っているように見える。
2020年に大統領選挙の時、マスコミが言っていることと現地アメリカで起きていることが違うので、実際にどういうことが起こっているのか実際に見に、現地へ飛んだ。
(9:54)
当初のアメリカのMAGA(メイク・アメリカ・グレート・アゲイン)の人たちの運動と、2025年の今の運動の流れが変わってきているようだ。トランプを支持している愛国的な人たち全員が変わったわけではないが、運動の方向性が「ハイジャックされている」という感覚だ。
当時アメリカで驚いたのは、マスコミでは「MAGAは右翼的なアメリカだけの危険な存在」と言っていたが、全くそうではなくて「アメリカはアメリカ、他国は他国、グローバリズムにやられるのではなく自国の利益を一番にして国は運営されるべきなんだ」という感じだった。「日本から来た」というと「日本は素晴らしい国だ。日本は日本でやっていくべきだ。いつまでもアメリカに頼るのではなく、ちゃんと自立しなければいけない。自分の国は自分で守りなさい。」と言う人がたくさんいた。その精神に他国の人たちも賛同した。アメリカを隠れ蓑にしたグローバリストにいろんな国がメチャメチャにされてきたわけだから、それを無くそうという希望があった。
例えば、以前にカナダでワクチンに反対するトラックデモがあった時、MAGAの人たちはカナダの国旗とアメリカの国旗を両方持って応援した。カナダの国を尊重し敬意を払っていた。
いざ今回、選挙が終わってみると「カナダは51番目の州になれ」と言い、「カナダはカナダとしてがんばれ」と応援していたはずのMAGAの人たちがそれに賛成するという、なんかおかしくなっている。
トランプを応援する保守的なオピニオン・リーダー(ネット上でのインフルエンサー)の人たちがいる。トランプの「パナマはアメリカの恩を忘れて条約に違反するような国だから、運河を力づくで取り返すべきだ」というパナマ発言の後、オピニオン・リーダーの人たちは、その発言を煽っていた。中には、パナマ現地でいろんな調査して正しい形で解決しようという人もいる。独立したジャーナリストが集まって国境問題を研究するチームもあり、オピニオン・リーダーとも意見交換ができる仲だ。彼ら現地への聞き取りは全くないまま、誤ったトランプ発言を煽っていた。
なぜこんな真っ赤な嘘を言って、パナマを追い詰めるのか。例えば「不法移民がアメリカに来るのはパナマが通過させるせいだ」という主張がある。現場を知る者からすれば、アメリカが大使館や国連やNGOを通じてパナマ当局に不法移民を通過させるように圧力をかけている。パナマは止めたいのにアメリカのせいで止められないのが現実だ。そのアメリカがパナマを責めている。
つまり、アメリカの侵略が、アメリカの手によって、アメリカのお金で行われている。侵略の犯人はアメリカ政府を牛耳るグローバリストなのに、(トランプは)パナマを責めて分断している。
まだ政権移行期間で、トランプは正式な政策は打っていない。今の言論の状況だけで言えることは、パナマとアメリカの溝が開いているということだ。2020年時点の「アメリカ第一主義でグローバリズムと戦う」と言っていたトランプとは変わってきている。
グローバリストの地図では、グリーンランドも北米のブロックと同じ色だった。
松田氏「ということは、トランプさんはグローバリストの考えた計画に従って発言しているように見える」
多くの人が思っているような救世主ではないと思う。トランプ氏への評価は、アメリカ国内でも深い溝ができるテーマだ。しかし自分に正直に見えていることを言おうと思ったら、「トランプ大統領万々歳」という言論は展開できない。
トランプの選挙を振り返ると、アメリカの保守系の言論人の中でもイスラエルに近い人たち、シオニスト的な考えをする人たちが幅を利かせるようになっていた。影響力のある人の言論の囲い込みが始まった。前回の大統領選挙から今回の選挙の間に「ソーシャルエンジニアリング」がMAGAの人たちの間にも行われてきたようだ。影響力のある人たちを掴んでいくことによってMAGAをハイジャックしながら、グローバリズムを進めている段階のように見える。
マイコメント
考えられることはただひとつ。
トランプ氏が入れ替わっているということです。
トランプ氏には表と裏のトランプが存在すると言われ、選挙期間中も表のトランプが
ああいえば、裏のトランプがこういうという展開をしてきたという指摘がある。
そのことから考えると本当のトランプ氏はすでに暗殺されていて、今テレビに出て
いるトランプ氏はグローバリストの操り人形の裏のトランプだということです。
そのため、ここ最近の「カナダはアメリカ合衆国の州となるべき」「グリーンランド
をアメリカに併合する」と言った発言がまさにグレートリセットの発言を代弁して
いるように思えます。
従って、トランプ氏が大統領になっても多くのことは期待できないだろう。
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