「救急車30人待ち、搬送まで4時間 インフル猛威」という札幌の報道

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救急車 インフルエンザ

「救急車30人待ち、搬送まで4時間 インフル猛威」という札幌の報道

救急車「30人待ち」、搬送まで4時間 インフル猛威、札幌で出動急増 緊急性高い患者に影響も

札幌市のインフルエンザ患者数が過去最多を更新する中、同市内で救急車の出動が急増している。

昨年12月の救急車の出動件数は1万1690件(速報値)で、同月の過去最多を更新。全ての救急車が出動して「30人待ち」となる例や、医療機関に外来の患者が殺到し、搬送先が見つかるまで4時間以上かかる事態も発生している。

緊急性の高い患者の救急搬送に影響が出かねない状況で、市消防局は適切な救急車の利用を呼びかけている。

「高熱で動けない」。札幌市内で今月4日、インフルエンザ疑いの119番が相次いだ。消防局の救急車36台が全て出払い、到着を待つ患者は最大で30人超に。軽症者や家族のいる人に「タクシーで病院へ行く方が早い」と案内することもあったという。

救急要請は、市がインフルエンザ警報を発令した昨年12月の中旬ごろから急増。市内の医療機関で昨年12月23~29日に行ったインフルエンザの定点調査では、1医療機関当たりの患者数が76.26人となり、現在の統計を取り始めた1999年以降で最多を更新した。

北海道内では、インフルエンザのほか、新型コロナウイルスとマイコプラズマ肺炎も同時流行中。年末年始は大半の医療機関が休診したため、休日当番の外来診療に患者が殺到し、搬送先がなかなか見つからない事案も相次いだ。

 

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