血液製剤、防衛省が自前で確保 有事に備え予算8億円を計上

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防衛省 政治・経済

血液製剤、防衛省が自前で確保 有事に備え予算8億円を計上

血液型を問わずに輸血できる血液製剤を開発する

 防衛省が、血液型を問わずに投与できる血液製剤を自前で製造する取り組みに乗り出す方針だ。2025年度予算案に、製造器材購入費8億円など関連予算を計上した。有事に備え、負傷した自衛隊員の救命のために輸血用血液製剤を安定的に確保する狙い。

 防衛省によると、O型の血液を基に他の血液型に輸血可能な血液製剤を製造する計画。A、B、ABいずれの血液型の人にも輸血可能とされるO型の血液から白血球を除去し、副作用のリスクを低減する。同様の製剤は例がなく、実用化には薬事承認が必要になる。O型の血液は自衛隊員からの献血で集める対応を検討している。

 有事の際、前線で自衛隊員が負傷した場合、准看護師や救急救命士の資格を持った隊員が最初の治療に当たる。陸上自衛隊は受傷から10分以内に救護し、1時間以内に緊急手術を実施する体制の構築を目指す。負傷は、銃創や爆発によるものが想定され、失血死を防ぐには輸血用血液製剤の確保が重要になる。

 防衛省関係者は「救命率を高めるためには、血液製剤を自律的に確保できる態勢が必要だ」と指摘する。

コメント

  1. マリー より:

    食料供給困難対策法すごく不安です。日本の政治家は総理は、自国ファーストじゃないのですか?日本を守ってくれる政治家がいないのですか?日米合同委員会がいるから、誰が首相になっても変わらないそうですが、どうしたら、日本を守ってくれるのですか?食料供給困難対策法みなさん危機感がありません。国会を囲んでの国民全体で抗議しなければいけないのに、国民は無関心なのが悲しいです。私の家の米は、母の故郷の知り合いから送ってくれます。声を上げるだけではなく、行動を起こさないといけないみたいですが、どうしたらいいですか?廃案になってほしいです。

    • hide229406 より:

      マリー 様

      こうなることは前から分かっていたことですが、日本人は危機感がないので
      事が起きてからでないと騒ぎません。しかも自己防衛ばかりで買い占めに
      走るだけです。
      今の日本人には政府に抗議するという気持ち刷らないのが7割以上でしょう。
      政府が何とかしてくれるものと信じ切ってますから。
      実際は逆で政府は国民を食糧危機に陥らせて弱体化させようと考えている
      のですから。
      最後は国民よりも自分たちの食べるものの確保に走るでしょう。

      食料供給困難対策法が施行されると国民の何割かは餓死するかもしれません。
      戦時中の食糧不足と同じです。こういうことは過去に政府は何度も行って
      来てますからね。

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