若一光司氏、政府備蓄米の放出めぐり「あまりにも農水省の対応が無能すぎる」
コメの輸出実績は、対前年同期比で24%増加し、93億円
作家の若一光司氏(74)が12日、読売テレビの情報番組「かんさい情報ネットten.」(月~木曜午後4時45分)に出演。米価格の高騰を巡る農水省の対応を一喝した。
江藤拓農相は12日、コメ価格の高騰を踏まえた政府備蓄米の放出について、14日に数量や売り渡し先の概要などを公表する考えを明らかにした。
コメ価格を巡っては、生産量が前年を上回っているにもかかわらず、市場に出回っていないことから高止まりが続いている。
若一氏は「対応が後手後手に回ってますし、一番気になるのは生産量が増えてるのに市場に回っている量が減っている。集荷段階、卸段階に滞留している。おそらく意図的滞留でしょう」と指摘。
その上で、「意図的滞留に対して、農水省が何をやっているんだろう。自由競争のまま任せてたら、もっともっと上がっていくだけ。備蓄米を出すといっているが、どれだけ出すかもはっかり分からないし、量もかなり限定される可能性がある。あまりにも農水省の対応が無能すぎる」と批判した。
マイコメント
コメの輸出実績は、対前年同期比で24%増加し、93億円だったように、市場に出回って
いない買い占められたコメは輸出に回っている可能性があります。
2024年産米の収穫量が前年比2.7%増の679万2000トンと農水省が発表しているように
米不足は昨年に比べたら収まりそうなところだが、収まっておらずコメ価格が高騰して
いることから卸業者による買い占めが横行しているようです。
そのため、農水省が備蓄米を放出しても買い占められている以上の放出を行わなければ
価格の低下を期待できず、放出した分を今年買い戻すことから、今年もまたコメ価格が
高止まりすることが避けられない可能性があります。
これを一気に改善するとしたら、米収穫量をかなり引きあげないといけないが、農水省の
無策で今年から農家の廃業が進むと思われ、期待薄のような気がします。
これも、国と農水省が食料自給率を高める努力を怠ったせいです。
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