減塩は万病のもと!
WHOが「健康のために塩を減らしましょう」と言い始めた。
「過剰な塩分により高血圧リスクが高まり、高血圧が心臓病、脳卒中、腎臓病のリスクを高める。過剰な塩分摂取が原因で毎年世界中で190万人が死亡している。逆に、塩の摂取量を1日1g減らすだけで、脳卒中や心臓発作のリスクを軽減できる」
まるで「塩は諸悪の根源」といった言い草だ。
しかし、そもそもWHOってどういう組織だったっけ?
コロナワクチンを絶賛推奨して、地球人口を減らしたいビルゲイツが最大の民間出資者という団体ですよ。
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地球の口減らしをしたい団体が「健康のために塩を減らしましょう」と言い出したわけだ。
ということは、その逆が正しいのではないかと疑うことが必要です。
塩が医者から目の敵にされるのは、何もきのう今日始まったことではありません。医者は口癖のように言います。「塩は血圧が上がるからできるだけ摂ってはいけない」と。
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でも実際のところ、塩は命の源です。医者の言いつけに従ってはいけません。
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「減塩は万病のもと」です。毎日しっかり塩をとってください。
かつて生物は海で生まれ、進化し、やがて地上に進出しました。海水には塩が豊富に含まれているので、生物は塩不足に悩むことはなかった。
しかし地上に進出した生物にとって、最重要の課題は「いかに少ない塩で体をやりくりしていくか」ということだった。そのためのメカニズムを進化させたものの、塩不足は、やはりこたえる。
だから塩不足が長く続くと、さまざまな病気になります。
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たとえば、塩不足で糖尿病になります。
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逆に、塩をしっかりとると、インスリン感受性が増し糖尿病が改善します。
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しっかり塩を摂っていると、血中のインスリン、レニン活性、ATⅡ(アンギオテンシンⅡ)、NA(ノルアドレナリン)が有意に低かったという研究がある。
これはどういう意味かというと、インスリンというのは、血糖値を下げるありがたいものだと思われているけど、絶対的にすばらしいものかといえば、そうではありません。実際、膵臓で分泌された血中インスリンの半減期はたったの5~10分です。グルコースを細胞に取り込むという仕事をすれば、すぐに肝臓や腎臓で分解されます。つまり、体はインスリンをすみやかに排除しようとする。毒物だと認識している、といっても過言ではありません。
一方、体は常にインスリンと逆のことをしようとして必死です。コルチゾル、アルドステロン、グルカゴン、アドレナリン、成長ホルモン、甲状腺ホルモンなど、血糖値をあげるホルモンを数え出せばきりがない。でも、インスリンは、せっかく高めた血糖値を下げてしまう。劇薬です。毒物です。だから、インスリンにはひと仕事してもらったら、すぐにご退場願う(インスリン分解酵素ですぐに分解)。しつこく血中に残存されて血糖値を延々下げられてしまっては、体としては困るわけです。
インスリンだけではありません。上記のレニン、ATⅡ、NA、すべて「必要ではあるけれども、ひと仕事終わったら退場願いたい」ホルモンです。
仮に、医者から「塩をできるだけとらないように」と言われて、それを真に受けて実行したとする。
すると、体内では、以下のような変化が起こります。
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まず、塩が来ないので、脱水状態になり、血流量が減少、血圧が低下します。血圧が保てないというのは、生物の生存にとって致命的な大ピンチです。そこで、血圧を上げるためのシステムが起動します。これをRAA系(レニン/アンギオテンシン/アルドステロン)といいます。
RAA系の存在目的は「いかに塩のロスを防ぐか」、この一点だけです。
このシステムが腎臓に作用し、塩(Naイオン)と水の再吸収を促し、代わりにKイオンとHイオンを排出する。これにより、体に水が保たれ、血圧を維持できます。
しかし、これは、あくまで塩不足への緊急対応です。
海で生まれた生物は、何億年という気の遠くなる年月を海で過ごしました。豊富な塩分に囲まれた幸せな時代です。しかし、地上という塩分の乏しい環境で暮らすことになり、そのための突貫工事として身に着けたのがRAA系という「塩分保持システム」です。なので、このシステムは本来その場しのぎのもので、長期間これでやりくりすることは想定していません。
だから、RAA系に長期に頼るような状況、塩分不足が慢性的に続くような状況は、体にさまざまな異常を起こすことになります。
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ATⅡ、アルドステロンは、ミトコンドリア毒です。これらが血中に長くとどまると、フリーラジカルが増加し、ミトコンドリアのエネルギー産生が阻害されます。分泌しないで済むのなら、それに越したことはないホルモンだということです。
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実際、ネズミにATⅡを投与すると、すみやかに癌を発症します。逆に、癌患者ではATⅡの血中濃度が高いことが分かっています。ATⅡのミトコンドリア毒性により細胞内呼吸が破綻して、癌が起こります。
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具体的には、減塩により、肺癌(非小細胞肺癌、小細胞肺癌)、乳癌、頭頚部癌、大腸癌が、この順で多いという疫学があります。要するに、減塩のせいで癌リスクが上がる、ということです。
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食事に含まれる塩が少ないと、RAA系が活性化し、カテコラミン(ドーパミン、アドレナリンなど)やコルチゾルの血中濃度が高くなります。
カテコラミンが高いということは、副腎や交感神経系が緊張していることを意味します。つまり、ストレス状態にあるということです。
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仕事のノルマや人間関係などの心理的ストレス、寒冷刺激などの環境的ストレスを少しでも緩和するには、塩をとることです。すると、抗ストレスホルモン(コルチゾルなど)の分泌が減少します。
体に塩をしっかり供給してください。そうすることで、人生で起きる様々なストレスを乗り越えやすくなります。「ストレス発散に甘い物」なんて言ってる場合じゃないですよ。
逆に、塩不足は、ストレスと戦えない状態です。
たとえば、この状態で就寝すると、夜おしっこに起きます。
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睡眠中というのは、本来は副交感神経が優位の時間です。膀胱がやわらかい風船のように大きくなり、おしっこをいっぱい溜めることができる。それが本来です。でも、減塩とかで交感神経が緊張していると、睡眠中でも膀胱が収縮しがちになって、夜目が覚めてトイレにいくことになる。
だから、夜尿防止のための一番手っ取り早い方法は、塩をしっかりとることです。
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「冷え性で冬が苦手で、食事量は多くないのに、ちょっと食べただけですぐに太ります」という患者を見れば、必ず「ちゃんと塩とってますか?」と聞くようにしている。減塩ならぬ「増塩」を勧めます。
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塩をしっかりとるようになると、ちゃんと満腹できるようになります。
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東北、北陸など冬の寒さが厳しい豪雪地帯では、高塩分食の摂取が励行されました。それは、長い伝統のなかで育まれた食文化であり、生活の知恵でした。実際、塩を積極的にとることで、基礎代謝があがり、冷えに強くなり、しもやけができにくくなります。
しかし、現代医学はこの食文化が育まれた文脈も無視して、人々に一律に減塩を押し付けた。その結果どうなったか?
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代謝が低下し寒さに弱く無気力になり、癌の発生率が増加し、血圧は下がるどころかむしろ上がり、糖尿病の罹患率が上昇し、血管破裂(ラプチャー)しやすくなり、血栓ができやすくなった。まったく、減塩によって良かったことは何一つない。ただ、人々の健康を破壊するだけの結果に終わりました。
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実際、塩を減らせば、心筋梗塞の発症率は4倍高まります。
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しかし、塩をとればとるほど、心筋梗塞のリスクは減少します。
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疲れやすい、頭が痛い、何かしんどい、、、臨床で何らかの不調を見れば、とりあえず、塩不足を疑う。減塩は万病のもとです。
現代人は、「敵に塩を送る」という故事を正しく認識できません。だって、多くの人は「塩は悪者」と思っているから。
同様に、世間の多くの医者も、本当に、心の底から「塩が悪者」と信じています(コレステロールは動脈硬化を悪化させる悪者だと信じているし、牛乳はカルシウム豊富で体にいいと信じているし、コロナワクチンはコロナ感染を防ぐありがたいものだと信じているし、、(以下略))。
医学部(洗脳)教育のなせるわざです。
信念と善意のこもった言葉には、力があります。医者から「○○さん、私はあなたの健康を支えたい。だからぜひとも塩を減らしましょう」などと患者の目をしっかり見据えながら、愛情深く声をかけられたら、まさかその意見がデタラメだなんて患者は思いもしない。
世界中の人々の健康を増進する機関であるWHOが死神に乗っ取られているという、冗談みたいな現実があるのだから、末端の医者が嘘デタラメを教え込まれてても仕方ないよね。
コメント
アメリカ政府は、コロナ陰謀論者の方が正しかったと謝罪してます。日本がそうなるのはいつでしょうか?国会で原口議員がワクチンについて訴えてます。日本の議員でワクチン反対を訴えている議員は原口議員など少ないみたいです。ロバートケネディジュニアという人は、ワクチン政策を見直すように言ってます。日本が早く、ワクチン中止になるよう願っています。
マリー 様
残念ながら日本はそうならないでしょう。
そうした裏の力学が働いています。