トランプ氏、カナダ産の木材と乳製品へ「250%」の関税を課すと警告
トランプ大統領、乳製品への250%課税を含むカナダへの新たな関税を警告
ドナルド・トランプ大統領は、カナダに対し、事実上全面的に 25%の厳しい関税を 1か月間猶予するとした翌日、早ければ 3月7日にもカナダ産の木材と乳製品に新たな関税を課すと警告した。
これは、1時間ごとに変化する曲がりくねった貿易政策における、またしても新たな展開だ。
「カナダは何年も木材と乳製品で我々を騙してきた」とトランプ大統領は 3月7日の大統領執務室での演説で述べ、カナダが米国産乳製品輸出に約 250%の関税を課していることを指摘した。トランプ大統領は、米国も同額の関税を課すと述べた。
「早ければ今日行うかもしれないし、月曜か火曜まで待つかもしれない」とトランプ氏は述べた。「同じ率の関税を課すつもりだ。不公平だ。これまで一度も不公平だったことはないし、彼らは米国の農家をひどく扱っている」
カナダのメアリー・ン貿易大臣は、カナダが米国を「騙している」というトランプ氏の主張は「真実ではない」と述べ、トランプ氏の発言に反論した。
貿易大臣は、トランプ大統領が提案した乳製品と木材への相互関税は「全く不当だ」と述べた。
「私はこの記者会見に出席しようとしていた時にこのことを知った」と貿易大臣は記者団に語った。「この規模の関税が課せられるとすれば、全く不当だ」
トランプ大統領の金曜日のこの脅しは、基盤に亀裂が見られ、企業や消費者が政権の経済政策に不安を抱けば崩壊の危機に瀕する恐れのある経済にさらなる不確実性を加えた。
解雇は増加し、雇用は鈍化し、消費者信頼感は低下し、インフレは再び上昇している。
関税はこれらすべての要因を悪化させる可能性がある。
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