必要な検査をすべて受けても異常なしと診断されるワクチン病
最近、私の患者さんで増えているのがコロナワクチン接種者のめまい、頭痛、吐き気。
なぜだか同じような症状の人が続きます。
うちの診療所は肛門科ですが、痔や便秘以外の症状についても詳細に問診を取っています。
ほとんどの患者さんが2回目の通院で完治終了し、あとは年に1回のオシリ検診になります。
年に1回しかお会いしないので、この1年、何か変わったことがなかったか必ず確認します。
1年の間に何か病気になって薬を飲み始めていたり、手術を受けていたり、色々と変化がある患者さんもおられます。
そういった情報は全てカルテに記載していきます。
既往歴、服用歴だけでなくサプリメントのチェックもしています。
ここ1年、何も変わりなく元気であればいいのです。
ところが・・・ここ最近、コロナワクチン接種者のめまい、頭痛、吐き気が立て続けにありました。
皆さん、当然、耳鼻科や神経内科、脳神経外科などを受診し、聴力検査や脳のCT,MRI,脳波検査、心電図、筋電図、血液検査やレントゲン、胃カメラ、大腸カメラなどなど、必要な検査は全て受けておられます。
だけど異常なし。
薬を出されて飲んでみたけど症状は全く改善せず。
特にめまいがひどくなると歩くことすらできません。
だから通院もできなかったと言われた患者さんもおられました。
全員がコロナワクチン接種済み。
2回接種済みの人は接種後4年経っています。
4年も経っているからワクチンの影響ではない・・・とは言い切れないと思うのです。
なぜなら予防接種健康被害救済制度で「めまい」「頭痛」は数多く認定されています。
「嘔気」「嘔吐」も同様です。
ワクチン後遺症の診断は除外診断が重要です。
一通りの検査をやって、治療も受けたのに改善しない場合はコロナワクチンの影響を疑ってみて下さい。
えっ
4年も経ってるのに
と思わず、ワクチンを接種した方は、自分の身に何か起きた時にはワクチンのことを頭の片隅に置いといて下さい。
皆さんが「ワクチン」と呼んでいますが、mRNAコロナワクチンは従来の不活化ワクチンや生ワクチンと違って「遺伝子製剤」であることを認識しておきましょう。
いつまで、どういう影響があるのか分かっていません。
そして困ったら相談して下さいね。
全国有志医師の会ではワクチンの問題に取り組んでいる医師がいます。
お近くで探してみて下さい。
保険診療で対応されている先生もたくさんおられますので、まずは相談を。
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