トランプ政権が重要な政府系メディアを解体!

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トランプとプーチン アメリカ

トランプ政権が重要な政府系メディアを解体!

トランプは米国を内部から解体しようとしている。

トランプ政権は、USAID、他の解体や政府職員の大量解雇を含め、赤字財政の政府の規模を縮小するための様々な「改革」を行っているようですが、トランプがやっていることは本当に米国を救うことになるのでしょうか。米国を救うというよりもBRICSを率いるロシア(そして中国)を利することをしているような気がします。

多少の人員削減は仕方ないにしろ、あれほど多くの数の政府職員を解雇するのは異常ですし、共産主義国のプロパガンダに対抗するために設けられた米国の政府系メディアまで解体するのは愛国者とは言えません。

大量解雇するよりも汚職を調査し制度改革することが重要なのではと思います。制度や組織そのものが腐っていれば、いくら人員を削減し小さな政府にしても、根本原因はなくならないからです。

それに、実際に、連邦政府があるワシントンDC(コロンビア特別区)は米国の一部ではありません。連邦政府は米国を支配している外国勢力が所有する区域から米国全体を統治しています。本当の政府は各州の政府なのではないでしょうか(各州が独立して主権国家になった方がよさそうです)。

それにトランプ政権は必要な組織も不必要な組織も一緒くたに解体しています。やり方があまりにも荒っぽく、徐々に米国民は自分たちが一番被害を受けることに気が付くでしょう。
そして今度は政府系メディアの解体です。

対象の政府系メディアはトランプを批判したために目の敵にされたようですが、同時にこれらのメディアがなくなることでロシアのプロパガンダがこれまで以上に非常にやりやすくなります。

トランプは自分を批判したメディアを解体するのですから、独裁者そのものです。

また一部の共和党議員は反トランプ派を精神病者として病院に「投獄」する法案まで提出するそうです。共和党ってこんなに恐ろしい政党だったのでしょうか。民主党も恐ろしですが。米国は隠れ共産主義国だったのでしょう。そしてこれまでは民主主義国のフリをしてきましたが、ここにきて正体をあらわにしています。米国を運営しているエリート層は共産主義+シオニスト+ネオコンですし。

ロシアと協調して動いているトランプ政権ですから、当然、ロシアを利する政策を推し進めています。ウクライナ戦争の停戦協議でも(停戦したくない)プーチンは一歩も譲らず、トランプはプーチンに振り回されてもプーチンの意思を尊重し続けます。

トランプが解体することにしたメディアは、ロシアのプロパガンダに対抗するために何十年も前に創設されましたが、これらのメディアが解体されると、ロシアや旧ソ連諸国ではロシアからの一方的な情報しか入って来なくなり(中国のように)、人々は益々ロシアのプロパガンダに洗脳されてしまいます。

ロシアのプロパガンダは世界中に拡大しており、欧米社会でもロシアの偽情報に騙されている人が増えました。特にRTやスプートニクの記事を読み、それらを鵜呑みにしている人々はロシア応援団と化しました。

トランプは米国を内部から破壊しているような気がしますが、それで喜ぶのはロシアと中国と反米諸国です。

DOGEを含めトランプ政権が押し進めている様々な「改革」の最終目標はソ連のアジェンダ(共産主義NWO)の達成なのでしょうけど。


トランプ米政権、政府系メディア記者を休職 規模縮小、事実上「解体」:時事ドットコム 
(転載)
3月17日配信

トランプ米政権は政府系メディアの記者たちを休職させ、規模縮小。事実上の「解体」

トランプ米政権は15日、政府系放送局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)などの記者らに対し、休職を命じた。政権が進める人員整理の一環だが、米政府の政策を多数の言語で対外発信する政府系放送局を事実上「解体」(米メディア)する試みで波紋を広げそうだ。 


教育省の職員半数解雇へ トランプ米大統領「解体」目指す

VOAなどを傘下に持つ「米グローバルメディア局(USAGM)」の発表では、トランプ大統領が14日に署名した政府の規模縮小を図る大統領令に従い、機能や人員を削減する。対象機関にはVOAのほか、ラジオ・フリー・アジア(RFA)、ラジオ・フリー・ヨーロッパ/ラジオ・リバティー(RFE/RL)などが含まれる。 

VOAのアブラモウィッツ局長は15日にフェイスブックで、記者を含む1300人以上が休職扱いになったと説明。
VOAが圧制下で暮らす人々にもニュースを提供してきたと強調し、今回の措置が「安全で自由な世界を育むVOAの機能に深刻なダメージを与える」として、米国の利益を損なうと批判した。

VOAは1942年に設立され、第2次世界大戦や旧ソ連との冷戦を通じ、敵対国に米国の価値観や政策を発信する対外宣伝活動の役割を担ってきた。最近では48の言語で北朝鮮やミャンマー、中国、イランなどに向けてニュースを発信し、1週間当たりの視聴者数は3億6000万人を超える。

政権側は、VOA記者が「反トランプ」的なコメントをSNS上で流したほか、USAGMに「スパイやテロリストの支持者」が浸透しているなどと批判。
一方、下院外交委員会のミークス委員(民主)は声明を出し、「世界各地で宣伝工作に対抗する米国の取り組みを損なう」と非難した。
                       

そして・・・・
<トランプがラジオ・フリー・ヨーロッパ、ラジオ・リバティ、ボイス・オブ・アメリカを解体することに対し、クレムリンとロシアのプロパガンダ担当者たちは大喜びです!>
‘Today We Celebrate’: Kremlin and Russian Propaganda Rejoice as Trump Guts RFE/RL, VOA – The Moscow Times
(概要)
3月18日付け

「今日、我々は祝う。」:プロパガンダを行っているクレムリンとロシアは、トランプが自国の政府系メディアのラジオ・フリー・ヨーロッパ、ラジオ・リバティ、ボイス・オブ・アメリカなどを骨抜きにするとして喜んでいます。

 

By Pyotr Kozlov

トランプ大統領が(政府が資金を提供している)政府系メディアのラジオ・フリー・ヨーロッパ、ラジオ・リバティーそしてボイス・オブ・アメリカなどを骨抜きにするとしてモスクワは大喜びしていると、(匿名の)ロシア政府高官や外交官たちがモスクワ・タイムズに語りました。  

冷戦時代に米政府がソ連のプロパガンダに対抗する目的で創設したラジオ・フリー・ヨーロッパとラジオ・リバティーが共産圏全域から追放されることになりました。
これらのメディアはこれまでも定期的に信号が妨害されていました。
ロシアでは、プーチン大統領の下でメディアの報道の自由が益々制限されており、かつてソ連の指導者たちが見なしたように、ラジオ・フリー・ヨーロッパ、ラジオ・リバティーそしてボイス・オブ・アメリカは「敵側の代弁者」と見なされています。

ロシアがウクライナを全面侵攻した後に、ロシアと旧ソ連諸国で現地語と先住民族の言語で放送しているラジオ・フリー・ヨーロッパとラジオ・リバティーの地元局は、モスクワが強行した戦時検閲を徐々に損なわせているとしてクレムリンをかなり苛立たせています。

ロシアの2人の現役官僚と2人の元政府高官はモスクワ・タイムズに対し、「これらのメディアの報道はクレムリンのプロパガンダに深刻な問題を引き起こし、旧ソ連諸国におけるモスクワの影響力を損なわせている。」と語りました。 

週末、トランプ政権は、ボイス・オブ・アメリカ、ラジオ・フリー・ヨーロッパそしてラジオ・リバティーなどのスタッフを解雇し、これらのメディアへの資金を凍結し始めました。

クレムリンは公然とロシアにとってこのような動きはあまり重要ではないかのように伝えています。

「ロシアではこれらのメディアは人気があるとは言い難いし、需要も低い。これらのメディアは完全なプロパガンダ・メディアだ。これは米国内の主権問題であり、我々とは特に関係しない。」とクレムリンのスポークスマンのドミトリー・ペスコフ氏が述べました。

しかし、非公式には、クレムリンはこれらのメディアが解体されるのを知り喜んでいます。
現役官僚と最近辞任したクレムリンの元高官は、過去にドミトリー・メドベージェフ元大統領がスペインでロシア軍から逃亡した軍人を殺害した後に言ったフレーズ「犬のための犬死。」を使って「そのようなメディアは時代遅れで愚かなツールだった。うっかりトランプを怒らせないことを祈る。」とモスクワ・タイムズに語り、トランプがこれらのメディアを解体すると決めたことやトランプが行っている数多くの対策を支持しているとはっきり述べました。


トランプ政権によるボイス・オブ・アメリカ、ラジオ・フリー・ヨーロッパ、ラジオ・リバティーの解体についてロシア外務省からのコメントはありません。

トランプは、政府系メディアにメスを入れ記者たちを危険にさらしています。

ロシアの外交官はモスクワ・タイムズに、「ロシアの外交政策の視点から見てもトランプの決定は良い動きであり、ロシアの影響下にあるとモスクワが考えている旧ソ連諸国では特に好都合であるとロシア外務省はみている。」と肯定的な見方をしています。

「これらのメディアは、ロシアと同盟国を分断するための報道を行っており、旧ソ連諸国に害をもたらしている。」とロシアの外交官は指摘しました。


プロパガンダ担当者たちは祝っています。

ロシアのプロパガンダ担当者たちは、トランプ政権の決定に対して彼らの感情をあまり隠そうとはせず、次のように語りました。 

「今日は、私と(ロシアの政府系メディアの)RTとスプートニクの同僚たちにとっての祝日となった。トランプはすばらしい決定をした。我々はこれらのメディアをシャットダウンすることができなかった。そのため米政府がそれをやってくれた。」と、マルガリータ・シモニャン編集長、クレムリンが支援するRTネットワーク、ラシーヤ・シヴォードニャ通信社、そしてプーチン大統領とウクライナ侵攻の大応援団は喜びを隠そうとしません。

また、シモニャン編集長は、2023年秋に、テルアビブからの到着便に乗っていたイスラエルの乗客たちを探していた反イスラエルの地元住民がマハチカラ国際空港を襲撃したことに言及し、ボイス・オブ・アメリカ、ラジオ・フリー・ヨーロッパ、ラジオ・リバティーがダゲスタンで民族紛争を引き起こしたと非難しました。

 「全てが平穏で正常だったのに、なぜ突然これらの若者たちは突然イスラエルからの乗客を探すために空港を襲撃したのか。これらのメディアと外国のスパイ組織が揺さぶりをかけ、火に油を注いでいたのだ。彼らはタコのようにロシア全域に影響力を拡大し、我々の同胞を洗脳している。」と、シモニャン編集長は国営放送局(Rossia 1)の日曜夕方のニュース番組で伝えました。


ボイス・オブ・アメリカは、1947年にロシア語での放送を開始し、ラジオ・フリー・ヨーロッパとラジオ・リバティーは1953年に放送を開始しました。しかし、ソビエト連邦は、これらのメディアよりもずっと早い段階で国際放送を開始していました。
モスクワ・ラジオは1929年に放送を開始し、その後、ボイス・オブ・ロシアと名を変更し、最終的にスプートニクと呼ばれるようになりました。

ワシントンDCは、2017年に、ロシアのプロパガンダ・メディアのRTとスプートニクを外国のスパイ組織に指定しました。ロシアによるウクライナへの全面侵攻後、ロシアのプロパガンダ・メディアはEUでブロックされ、制裁の対象となりました。

これに応えて、モスクワは、ボイス・オブ・アメリカ、ラジオ・フリー・ヨーロッパ、ラジオ・リバティーを「外国のスパイ組織」と呼び、その後、これらのメディアは望ましくない組織であるとしてロシアから追放し、彼らのインタビューに答えたり、彼らの情報を共有することなど、いかなる方法でも彼らと協力することは違法行為としました。

 

起こりうる結果:

トランプは、「膨張した」連邦政府官僚機構を削減する取り組みの一環として、ボイス・オブ・アメリカ、ラジオ・フリー・ヨーロッパ、ラジオ・リバティーなどへの資金を凍結したと豪語しています。
しかしこれらのメディアの支持者たちは、これらを閉鎖することは、非民主主義的な国々に自由な情報を流すための生命線を奪うことになり、ロシア、中国、イランのような敵対国が世界中にメッセージを拡散しやすくなるだけだと警告しています。

以下省略

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