今やトランプによる大量虐殺

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トランプとネタにエフ 戦争

今やトランプによる大量虐殺

停戦中であるにもかかわらず、ガザ空爆再開をトランプは承認した。

 ケイトリン・ジョンストン
 2025年3月19日

 物語のマトリックスの端からのメモ

 この英語記事の朗読を聞く(朗読:ティム・フォーリー)。



 これはトランプによる大量虐殺だ。ガザで起きていることにネタニヤフ同様、トランプは責任がある。前政権バイデン同様に有罪だ。

 ガザ虐殺再開をトランプは承認した。数週間にわたり停戦を妨害し、その後大量虐殺再開を承認した。その間、彼はイスラエルのためにイエメンを爆撃しイランとの戦争で恫喝していた

 なぜこのようなことをトランプがしたのか分からない。全てアデルソンの金のためかもしれない。長年の付き合いの間に、トランプが未成年者と不道徳なことをしているところをエプスタインが録画し、脅迫目的でイスラエル諜報機関に渡していたのかもしれない。トランプには過去事業の失敗から救済してもらった恩義が誰かにあるのかも知れない。トランプは子どもを殺すのが好きな精神病質者かもしれない。私には分からないし、そんなことは大した問題ではない。重要なのはトランプがしたこと、そして彼の行動でトランプには責任があることだ。

 大統領の行動をトランプ支持者は文字通り何でも正当化するが、彼らの政治派閥がいかに空虚で無原則かを露呈しているだけだ。彼らは大統領の言うことなら何でも従う無思慮な権力崇拝者だ。バイデンの中東大量殺戮の遺産をトランプが継承する間もトランプを支持し続け、彼らは世界の目の前で自分たちが帝国の無知な突撃兵だと証明している。

 移民やLGBTQの人々を憎み、法外な富裕層の減税を望むなら、トランプを支持できるが、反戦や反体制の立場で彼を支持する正当な理由はない。彼は単に、もう一人の邪悪な共和党大量殺人大統領に過ぎない。



 2002年の共和党員: 中東ではもっと権威主義と戦争が必要だ。反対する者はテロリスト支持者だ。

 2025年の共和党員:中東ではもっと権威主義と戦争が必要だ。反対する者はテロリスト支持者で、反ユダヤ主義者だ。



 ところで、欧米のシオニスト・ユダヤ人の様子を誰か確認したことがあるだろうか? 彼らは今どんな気持ちだろう? いい気持ちだろうか、悪い気持ちだろうか? 安全だろうか、危険だろうか? この極めて緊急な問題について全面的ニュース報道が必要だ。他のニュースを報道する時間はない。



 偽りの「反ユダヤ主義危機」について私が実に多く書くのは、それが西洋世界全体で公民権を破壊するために使われているからだけでなく、私が今まで目撃した中で最も暗く不穏な出来事の一つだからだ。

 外国に対する批判を全て封じ込めるために西洋社会丸ごと完全な虚構のもとに結集するのを見るのは本当に気味が悪い。これは想像できる限りディストピア的なことで、ユダヤ人の安全が反ユダヤ主義の蔓延により深刻に脅かされており、いかなる手段を使っても積極的に沈黙させなければならないと、あらゆる評論家や政治家が信じるふりをしている。全てが、大量虐殺的アパルトヘイト国家の最悪傾向と、その犯罪への西洋政府の共犯に対する反対を封じ込めるためだ。

 そして我々全員、この詐欺を真面目にに受け止めるよう求められている。王様は裸だと言って、この集団詐欺を事実の通りに呼ぶ人は「反ユダヤ主義者」とレッテルを貼られ、大学キャンパスでの反ジェノサイド抗議活動を急いで止めなければ、ユダヤ人が再び列車に連行されるのを目にすることになる更なる証拠として扱われる。彼らは我々の権利を奪うために仕組まれた詐欺的メロドラマを演じているだけでなく、それが明らかにそうではないふりをして、それに参加するよう我々に要求しているのだ。

 これは単なる暴政ではない。人々に拍手するよう命令する暴政だ。人々に対する実に不快で邪悪な行為だ。心理的に支配的な虐待行為だ。見れば見るほど不気味さが増す。



 反帝国主義左派は、MAGAや右翼「ポピュリズム」がそう装っているのだ。我々が実際に帝国の戦争挑発に反対するのは、民主党が政権を握っている時だけではない。我々は実際にディープステートを倒したいのだ。イーロン・マスクのような億万長者ペンタゴン請負業者が権力を握るのは称賛しない。体制秩序は資本主義なので、我々は実際、体制秩序に反対している。我々は実際、権力者に立ち向かう。移民や疎外された集団に責任の半分を負わせたりしない。

 反帝国主義左派は、リベラル派がそう装っているものでもある。我々は実際、労働者階級を支持している。我々は実際、弱者のために立ち上がっている。我々は実際、正義と平等を望んでいる。我々は実際、公民権を支持している。我々は実際、専制政治に反対している。

 人の心が切望しているのは、資本主義や軍国主義や帝国の終焉だ。だが現代西側諸国の支配的政治派閥は、いずれも、これら全ての存続を支持している。これは欧米諸国の人々が、権力に奉仕するプロパガンダに一生浸され、この二大主流派閥に追い込まれ、支配者連中に意味ある挑戦を仕掛けないようにされているためだ。全ての政治的エネルギーは、国民を支援するふりをしながら、現状維持のため設立された運動や政党に注ぎ込まれ、両派閥が同じ支配権力構造に奉仕する偽二大政党制で政治的自由の幻想が維持される。

 もちろん、反帝国主義社会主義にはない主流自由主義と右翼「ポピュリズム」の強みは、有力候補者を擁して主要選挙で勝つ能力だ。これは西側諸国では、反帝国主義左翼を撲滅するため、何世代にもわたる帝国主義心理作戦が行われ、選挙で現状維持候補者だけが勝利に近づくことが許されるためだ。これは主流の自由主義や、右翼「ポピュリズム」が答えだという意味ではなく、刑務所長が出口扉の鍵を渡さないという意味だ。

 いつか我々は立ち上がり、人数の力を使って、我々が切望する緊急に必要な変化をこの世界に強いなければならない。社会の全てが、これが決して起きないように設定されている。それが二大主流政治派閥がしようとしていることの全てだ。だからこそ、どちらも偽「ポピュリスト」分子を抱え、体制に対する勇敢な革命的攻撃を先導していると主張しながら、二大現状維持政党支持を全ての人に呼びかけているのだ。それこそが、反帝国主義左派は連中が装っているものなのだ。

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