破産したDNA検査企業23andMeが「アメリカ人のDNAデータを外国の敵対勢力所有の製薬会社に販売」した疑い
最初から破産することを前提にDNA検査を請け負った可能性も・・・
米当局、23andMeが米国人のDNAデータを外国の敵対勢力所有の製薬会社に販売したと主張
zerohedge.com 2025/03/26
US Official Alleges 23andMe Sold Americans’ DNA Data To Pharma Companies Owned By Foreign
3月24日、遺伝子検査の新興企業 23andMe が米国破産裁判所に破産を申請した。
数百万人のアメリカ人の DNA データの運命が裁判所の監督下で売却されることになったが、新たな報告書によると、その大半はすでに売却済みで、外国の敵対勢力と関係のある製薬会社に売却された可能性があるという。
オキーフ・メディア・グループのジェームズ・オキーフ記者は 24日、潜入記者がアメリカ財務省の政策顧問ナサニエル・ジョンソン氏と会話する動画を公開した。ジョンソン氏はオキーフ氏に「あの人たち(23andMe)は情報を他の人に売っている」と警告した。
ジェームズ・オキーフ記者
記者はジョンソン氏に「彼らはそれ(顧客のDNAデータ)をロシアに売っているのですか?」と質問した。
彼は「誰にでも売っている」と答えた。
ジョンソン氏は次のように説明した。
「彼らの契約には、基本的に、我々は株主にあなたの情報を提供することができるという条項がある。そうすれば、彼らは何でもできるのだ(顧客の DNA 情報を勝手に売却できるということ)」
「そして、彼らの株主はすべて、製薬会社だ。しかし、それらの製薬会社の一部は他の国に拠点を置いており、他の国の製薬会社とは、ロシア国防省のような所有物だったり、あるいは、中国によって所有されているような会社だ」
ジョンソン氏は、23andMe の膨大な米国 DNA データベースを購入した可能性のある株主や外国企業について詳細を明らかにしなかったが、23andMe の基本的な公開分析を詳しく調べたところ、現在は解散したユニコーンスタートアップの主要株主の中に、ブラックロック、バンガード、セコイア・キャピタルなど、おなじみの名前がいくつかあったことが明らかになった。
懸念されるのは、世界最大級の投資会社であるブラックロックとバンガードは 23andMe の大株主であり、公的記録データによれば、海外の国有企業へのエクスポージャーが高いことだ。
もしジョンソン氏の発言がほんの少しでも真実であるならば、23andMe の顧客数百万人の遺伝子プールが国内外の民間企業に売却される可能性があることは、国家安全保障上の脅威とみなされるべきだ。
なぜなら、下院軍事委員会および下院情報常任特別委員会の委員であるジェイソン・クロウ下院議員が数年前に説明したように、 「これは、実際に誰かの DNA 、つまり医療プロファイルを取得し、その人を殺したり、戦場から排除したり、行動不能にしたりする生物兵器に応用することができる」からだ。
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