「リーマンショック級」“世界同時株安”日経平均株価が一時2900円超の大幅下落「報復関税エスカレートで3万円台を割り込む可能性も」
2008年当時株価がリーマンショックで6,998円まで下落した過去がある
世界同時株安の連鎖が止まりません。日経平均株価は一時、2900円を超える大幅な下落となっています。

都内の証券会社では「トランプショック」「パニック売り」といった言葉が飛び交っていて、市場の緊張感は高まっています。
岩井コスモ証券
「リーマンショック級とも言われてますから。名前をつけるなら“トランプショック”ですよ」
「マイナスが41万4000円ほどです。全部売却されますか?」
午前の日経平均株価は全面安の展開となり、一時、3000円近く下落。去年8月の暴落時の安値を下回り、およそ1年半ぶりの水準となりました。その後、値を戻し、午前は2000円あまりの下落で取引を終えています。

先週、トランプ大統領の相互関税に対して中国が報復関税を発表し、貿易戦争に発展する懸念が強まり、先週末のダウ平均株価は過去3番目の下落幅を記録。きょうはアジア株も軒並み下落しています。
東京市場では家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ2」のアメリカでの予約開始を延期すると発表した任天堂が大幅下落したほか、景気の悪化が懸念され、銀行株なども大幅に下落しています。
市場関係者は「報復関税がエスカレートすれば、日経平均株価は3万円台を割り込む可能性もある」と指摘していて、市場の不安が収まる兆しはまだ見えてきていません。
マイコメント
過去を紐解けばリーマンショックの影響で2008年当時株価が6998円まで下落した
ことを思えば、1万円台に下がっても大丈夫なような気がします。
しかし、当時と違い米国の関税引き上げがなかったので、今回は相当影響が出るかも
しれないと思います。
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