「中国の人たちは、みんなどこへ行ってしまったのか」地方編。「中国には無人の村や町が多数ある」

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中国の異常な人工過疎地 中国

「中国の人たちは、みんなどこへ行ってしまったのか」地方編。「中国には無人の村や町が多数ある」

地方だけでなく、都市部の人口も急激に減少している

真偽はやはりわかりませんが

今年 2月に、「中国の都市部に人があまりにもいない」という本土での SNS などへの投稿が相次いでいることを取りあげた記事をご紹介したことがあります。以下です。

「中国の人たちは、みんなどこへ行ってしまったのか?」という中国語メディアの記事
 In Deep 2025年2月24日

どうも感覚的な部分が強い記事でしたけれど、興味があるといえばあるものでした。

今回は、

「中国の地方に無人となっている村や町がたくさんある」

という中国語の報道で、先ほどの記事の地方編という感じでしょうか。

これも、真偽はわかりようのないもので、日本などと同様の「地方の過疎化」ということがあるのかもしれないですし、何とも言えません。

中国の人口に関しては、2025年1月に中国共産党が発表した公式統局は、2024年の中国の人口は 2023年末より 139万人減少し、14億8280万人となったとあり、自然人口増加率はマイナス 0.99%でした。

この公式発表では、人口は減り続けてはいるものの、それでも 14億人以上の人々がいるということになっています。

ただ、以前、イーロン・マスク氏の人工知能 Grok は中国共産党の公式データに基づき、

「 2020年以来、1億5000万~ 2億人が行方不明になっている」

と推定したそうで、この Grok の推定が正しければ、日本の全人口を超える人が行方不明になったことになりますが、それでも、なお 12億人以上の人口を誇っていることにはなります。

真偽はともかく、その記事をご紹介させていただきます。



みんなどこへ行ってしまったのか? 中国には無人の村や町が多数ある

人都去哪了? 中国出现大量无人村无人镇
ntdtv.com 2025/04/05


中国の貴州省には無人の村が数多くある。 (中国本土のSNSからのスクリーンショット)

中国のソーシャルメディアに、各地の無人の村や町を映した動画が大量に登場しており、中国の人口が急速に減少しているのではないかという疑念が生じている。

先月、中国本土のあるブロガーが貴州省那勇県宗陵鎮の無人地帯を訪れた。映像では、ここには病院、学校、警察署があるが、実際には誰もおらず、近くに住んでいる村人はわずか数人だったという。

中国本土メディアの報道によると、この地域にはもともと 1万人以上の人々が住んでいたという。しかし 2017年、山の掘削と採鉱による地質学的危機のため、当局は全住民に避難を命じた。

 

中国本土の SNS プラットフォームには、宗陵鎮のほかにも、貴州省の山岳地帯にある無人村や数人しか残っていない村を映した動画が多数投稿されている。

いくつかの村は何年も放置されていたが、近年になって原因不明のまま突然立ち退きを余儀なくされた村もある。

あるブロガーは、貴州省のいくつかの村で人口が減少している理由は、村が山奥にあり交通が不便だからだと指摘した。

しかし、SNS では、東北3省の広大な平原には空き村や空き町も多数存在しており、明らかに他の理由もあることが示されている。

TikTok で検索してみると、遼寧省にも無人の村が多数存在することが判明した。

昨年11月7日、あるネットユーザーが遼寧省を車で走行中、道路上で無人の村を通り過ぎたという動画を投稿した。村全体に雑草が生い茂り、壊れたレンガや瓦だけが残っており、村人たちがどこへ行ったのか誰も知らなかった。

遼寧省葫芦島市の趙家屯は「北方最大の無人都市」と言えるだろうとした動画を作成したブロガーもいる。この町はかつて鉱物資源が豊富で、何万人もの人々が住んでいた。かつては「東北の小上海」と呼ばれていたが、今では無人の街となっている。

吉林省にも無人の村が多数存在する。

その中で、吉林省の山奥で空の都市が発見された。

そこには明らかに近年に建てられた住宅が数十棟建っていたが、市内に住んでいる高齢者はわずか十数人しかいなかった。

多くの他のブロガーも「黒龍江省には無人の町や村がたくさんある」と訴える動画を投稿した。

今年3月22日、あるブロガーが疑問を投げかける動画を投稿した。

「私の故郷、黒龍江省海倫市の村では、どの家にも人がいない。みんなどこへ行ってしまったのか。なぜ誰もいないのか」

2月11日、別のブロガーが「黒龍江省綏化市の村には人が住んでいない」という動画を投稿した。

近年、中国共産党は「都市化」を推進しており、多くの村人が都市に移住して暮らしている。

特に経済が不況に陥っている東北3省では、多くの人々が南部の都市に移住している。しかし、今年に入ってから、中国各地の多くの都市のブロガーが、都市部の人口も急激に減少していることを示す動画を投稿している。

以前、賑わっていた通り、ショッピングモール、駅は今や人影もまばらだ。ブロガーたちは「人々はどこへ行ってしまったのか?」と疑問を投げかけている。そして「中国の 14億人の人口のうち、今何人が残っているのか?」と述べている。

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