コロナワクチン必要なし!

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コロナワクチンの害 コロナワクチン

コロナワクチン必要なし!

コロナワクチンもうやめて 2022年1月15日   田中 宇

「コロナワクチンもうやめて。新型コロナは風邪と同じだよ」。誰かがこんな発言をしたら、少し前までは「頭のおかしな妄想屋」と周りの人々から思われるのが常だった。しかし今や全くそうではない。権威ある英国の新聞各紙によると、英国のコロナワクチン政策の最高権威である英政府ワクチン作業部会のクライブ・ディクス前座長(Dr. Clive Dix)が最近「国民に対して広範なコロナワクチン接種を行うのは、もうやめるべきだ。オミクロン株は発症力がとても弱い。感染しても大丈夫だ(We should let them get ill)。追加のワクチン接種は効果的な対策でない。新型コロナは毎年のインフルエンザと同等の扱いをすべきだ。感染しても発症しなければ出勤して良い。感染者数にばかり注目する感染拡大防止策でなく、低免疫の人々(高齢者など)を重症化させない策(治療)に力を入れるのが良い。今後開発すべきコロナワクチンは、抗体を作るもの(antibody responses)でなく細胞性免疫を高めるもの(cellular immune responses)だ」と発言した。 (‘You can’t keep making endless antibodies!’ Dr Clive Dix urges end to mass vaccinations) (End mass jabs and live with Covid, says ex-head of vaccine taskforce)

新型コロナは当初から、やや重篤に発症しうるだけの風邪の一種であり、風邪やインフルと同様、自然免疫が強い人は感染しないことがわかっていた。オミクロンになって大転換したのではない。低免疫なので重症化しそうな人が発症したら、早めにイベルメクチンとかアビガンなどを投与して重症化を防ぐべき病気だった。そういうコロナ対策の本来あるべき基本を、発祥から2年たった今、英国の権威筋がようやく言い出した。しかも既存の権威を崩さぬよう、現職でなく前座長が発言するという隠然さだ。英国では最近、何人もの権威筋の専門家たちが似たような発言をしている。それらを紹介する前に、なぜ彼らがこれまでの恐怖扇動とワクチン強要のインチキをやめて、オミクロンにかこつけて急に正しいことを言い出したのかを考える必要がある。 (”Mass Vaccination Should End” – Former UK Task-Force Chair Says We Should “Treat COVID Like The Flu”)

その答えは英国でなく、海峡の対岸のEUの権威筋が出している。EUでワクチンや医薬品の許認可を担当する欧州医薬品庁(EMA)は1月12日に「コロナワクチンの追加接種を4か月ごととかの高頻度で繰り返すと、生来の自然免疫システムを壊してしまい免疫が下がって逆効果になるのでやめた方が良い。追加接種を繰り返すならもっと間隔をあけるべきだ。それに、今すぐ4度目の接種(2度目の追加接種)が必要な状況ではない」と発表した。私が1月10日の記事に書いた「コロナワクチンを繰り返し接種すると生来の自然免疫が破壊される」という話が、すでにEUの権威筋も公式に認める本物の懸念になっている。 (Frequent Boosters Spur Warning on Immune Response) (生来の自然免疫を壊すコロナワクチン)

EMAの長官(Marco Cavaleri)は、追加接種するならもっと間隔をあけなさいと言う一方で「コロナワクチンは、繰り返しずっと打ち続けるべきでない」とも言っている。加えて「新型コロナを伝染病(パンデミック)とみなすのをやめて、風邪やインフルと同じ風土病(エンデミック)として扱うことを考え始めるべきだ」とも言っている。ここでも「コロナワクチンもうやめて。新型コロナは風邪と同じだよ」発言だ。 (Europe’s FDA Warns Against Vaccine Boosters, Expresses Concerns Over Immune Response)

コロナワクチンの反復接種は生来の自然免疫を破壊する巨大な薬害をもたらすのでやめるべきだというのが、英欧の上層部から出てきた発言の真意だ。追加接種が何か月後なら安全かという話ではない。新型コロナをインフルや風邪と同等に見なすべきだという発言は「一人でも感染者がいる限り全人類に繰り返しワクチン接種が必要な病気ではない。インフルや風邪と同様に、発症したら投薬し、治るまで家で休めばいいだけの病気だ」という意味だ。英国のディクスは追加接種に反対する一方で、非接種者に接種をさせる政策は必要だと言っている。これは英政府のワクチン強制策と齟齬をきたさないようにするための発言だろう。非接種者の多くは、接種拒否の信条を強めるばかりで、政府から加圧されても今後も接種しない。ディクスはそれをふまえた上で、非接種者に接種をさせる政策は必要だと一応言ってみましたという感じだ。 (CNN Worried People Are Tuning Out Covid Fear Porn Being Churned Out by Fake News)

2-3週間前まで、コロナワクチンの反復接種が危険だという話は公式論として全く認められていなかった。その手の懸念を表明する人はいたが無視されていた。それがなぜ最近になってワクチン接種やめた方がいいと権威筋が急に言い出しているかというと、それは、反復接種が生来の自然免疫を破壊し、免疫低下によっていろんな病気になる人が増え、死亡率の上昇として表れてきて、コロナワクチンが巨大な薬害を引き起こしていることがわかってきたからだ。米国では全米の病院の内部データで、ワクチン接種後の副作用の出現が、一昨年から昨年にかけて5-10倍に増えたことがわかっている。米国のワクチン副作用の報告数のデータベースであるVAERSの報告件数は、一昨年の5万件から昨年の74万件(このうち新型コロナが70万件)に急増した。どんな副作用が多いのか、統計からはわからない。 (Internal hospital data confirm a huge increase in patients with vaccine side effects in 2021)

英政府の統計によると、コロナワクチンを接種した人の接種後の死亡率は、非接種者の約4倍(286%増)になっている。接種者のうち、1回だけしか接種していない人は比較的死亡率が低いが、2回目3回目と接種を繰り返すほど事後の死亡率が高くなっている。米国では、ワクチンの広範な接種が行われた昨年9-12月期の18-65歳の超過死亡率が前年同期比40%増だった。これらの死亡増加の理由は不明なままだが、英国やEUのワクチン当局者が接種をやめたがっていることから考えて、コロナワクチンを接種するほど自然免疫が破壊され各種の病気になりやすくなっている可能性が高い。コロナワクチンの反復接種がエイズ(免疫不全症候群)と似た状況を引き起こす懸念が増している。 (U.K. government says vaccinated are dying at a rate 286% higher than unvaccinated) (‘Mass Formation Psychosis’ Admittedly Used by Governments as Tool of Population Control)

現在、コロナワクチンが自然免疫を破壊することについて、各国の上層部の中でも気づいている人と気づいていない人がいる。英国やEUの当局のワクチン権威筋はこの薬害に気づいて接種をやめようと言い出しているが、英国のジョンソン首相はいまだに「全国民の接種がコロナを乗り越える最善の策だ」と言っているし、フランスのマクロン大統領などは「接種拒否者は非国民だ」と言っている。米国でもCDCのワレンスキー所長は「(ワクチンよりも投薬など)重症者への対症療法が大事だ」と言い出し、反復接種に消極的な感じを見せ始めたが、コロナツァーのファウチは「間もなく3回目の接種を義務化する」と言っており、齟齬がある。 (Now She Tells Us) (Walensky Vs. Fauci Continues After CDC Director Says ‘No Plans’ To Change Definition Of ‘Fully Vaccinated’)

英欧のワクチン権威筋は薬害に気づいて「コロナはもうパンデミックでなく風邪だ。ワクチンやめよう」と言い出したが、そのさらに上にいるWHOなど「世界の上の方」は「コロナはまだまだパンデミックだ。全人類への反復接種が必要だ」と言って薬害街道を全速力で進もうとしている。WHOやWEF(ダボス会議主催者)などの「上の方」は、最初から欧米諸国を自滅させようとしており、巨大な薬害を引き起こすことを知りながら、欧米諸国の政府に対し、国民に反復接種を強制せよと言い続けている。 (病気として終わっても支配として続く新型コロナ) (大リセットで欧米人の怒りを扇動しポピュリズムを勃興、覇権を壊す)

元覇権国の英国は、医療行政のシステムを最初に作った国だけに医療面の情報収集力があり、コロナワクチンの反復接種がどんなに危険かをいち早く察知したようだ。しかし、その上のWHOなどは、英国だけが国民に反復接種を強要する体制から足抜けすることを許さない。そのため英国の権威筋は、独自の詭弁を考えて何とか足抜けしようともがいている。その一つは「英国は国民の90-95%がコロナの免疫を獲得し、北半球で最も免疫率が高く、すでに集団免疫に達したようなので、もうワクチンの強制は不要だ。英国人にとってすでにコロナは風邪だ」というロンドン大学LSHTMの教授(David Heymann)が言い出した説だ。キングスカレッジの免疫学の教授(Tim Spector)も先月に「オミクロンは症状から見て、新型コロナというよりも風邪である」と発言したし、イーストアングリア大学の教授(Paul Hunter)も同時期に「コロナは風邪の一つの原因にすぎなくなった」と宣言している。英国の権威筋は最近、何とかして自国をコロナの超愚策から救い出し、反復接種の薬害や経済自滅の長期化を防ごうとしている。WHOなどさらに上の方が英国の足抜けを許すかどうかは疑問だ。上の方は、英国の隠然覇権を自滅させることが目的の一つと思われるからだ。 (UK “Closest Of Any Country” To Exiting COVID-19 Pandemic: Expert)

英米や豪加などアングロサクソンと欧州諸国やイスラエルではワクチン接種が義務づけられ、人々は反復接種による免疫システムの破壊という史上最大の薬害を甘受するしかない。とてもかわいそうだ。イスラエルでは、テルアビブ大学の教授(Ehud Qimron)がコロナの愚策を全て批判する公開書簡を政府あてに出したが、受け入れられるかどうか疑問だ。 (”Doomed To Fail” – Top Immunologist Blasts Global COVID Response Driven By “False Propaganda”)

中国やロシアでは、欧米で打たれているmRNAワクチンがないようなので、免疫自滅の超薬害の範囲から外れている。しかし、中国では五輪前の過激な厳格なゼロコロナ策で西安市民が閉じ込められて餓死寸前だ。ゼロコロナ策は無意味な超愚策であり、これで習近平の独裁政権が自滅すれば万々歳かもしれないが、習近平のゼロコロナ策は天津や大連といった重要な港湾の機能停止を招き、中国から米欧への物流が止まり、米国のインフレをますますひどくする「効果」をもたらす。米国のインフレをひどくしてドル崩壊を早めるつもりなら、習近平は意図的にゼロコロナの超愚策をやっていることになる。 (Global Economy Heading For “Mother Of All” Supply Chain Shocks As China Locks Down Ports)

日本もコロナワクチンはmRNA型で、反復接種すると自然免疫が破壊される。しかし欧米と異なり、日本ではワクチン接種が義務でない。日本政府はWHOの命令に従って国民に反復接種を呼びかけねばならないし、マスコミもコロナ愚策の一環であるプロパガンダを喧伝し続けているが、接種するかどうかは国民の各人が決められる。企業内や社会的な接種圧力もあまり強くない。間抜けで軽信的な人は接種を反復して自然免疫を失って自業自得で自滅していくが、そうでない人は接種を避けている。 (It’s Time To Face Reality About The Vaccines)

今は英欧の権威筋が反復接種の薬害性に気づいたところだが、そのうち世界的にもっと広範に接種の薬害が問題になっていく。これから接種しようとしている人は、それを3-4か月延期して様子を見るのが良い。オミクロンは感染力が強いが、重篤性がデルタの100分の1ぐらいで、ほとんどの人は感染しても大したことない。次の変異種は発症性がさらに弱くなる。ワクチン要らない。3-4か月ぐらい待てるはず。私の見立てでは、これから3-4か月かけて反復接種の薬害性が世界的に問題になる。3-4か月経っても接種の薬害性が問題になっていないなら、田中宇の妄想だったと結論づけて、どうしても接種したいならすれば良い。これからオミクロン用の新ワクチンが出てくるが、それも効かないものだ。 (Could Omicron be even LESS deadly than seasonal flu?)

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