れいわ櫛渕氏「大企業から組織票と献金を貰ってる自民は消費税収の73%を法人減税の穴埋めに使い恩返し。大多数の国民を貧しくする政策」

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れいわ新選組・櫛渕万里(くしぶちまり)衆議院議員(54歳) 政治・経済

れいわ櫛渕氏「大企業から組織票と献金を貰ってる自民は消費税収の73%を法人減税の穴埋めに使い恩返し。大多数の国民を貧しくする政策」

グローバリストの指示で国民を騙し続けてきた自民党と財務省!

※2022年5月27日(金) 国会中継「衆議院予算委員会質疑」より一部抜粋(下記の動画の5時間32分4秒頃から書き起こし)

(前略)

れいわ新選組・櫛渕万里(くしぶちまり)衆議院議員(54歳)
「消費税は皆さんの社会保障とか老後のあととか言われていましたが、実は事実と違いますよ? 残念ながら、ほんの一部しか使われてません。
では何のために消費税を取っているのか? こちらです。資料2を示します。消費税は金持ちや資本家に減税するために取られてます。
1981年からの税率の推移を見ると、1980年の終わりぐらいから、法人税率がずっと下がり続けていますね。
そこで消費税増税のタイミングをはめてみます。資料3です。法人税の減税と消費税の増税がセットであることが分かります。
消費税の導入の目的は直間比率の是正でした。つまりは直接税である法人税を減税し、間接税である消費税を引き上げる、というわけです。

次に資料4をご覧下さい。消費税がスタートした1989年から2016年までの経緯を見ると、青と赤のグラフになります。
青い部分が消費税収が増えた分。赤い部分は法人税収が減ったことを意味します。消費税を引き上げ、法人税は引き下げられ続けてきたことが分かります。
このグラフを言葉にするのが資料5になります。消費税収の約73%が大企業減税の穴埋めに使われてきたと言えます。
尚、このパネルのここをご覧下さい。最後に『?(はてなマーク)』がありますが、ここに『?』を入れないと、このパネルは使えない、
と今朝自民党から圧力がありました。不都合な真実を隠すためには断言させたくないんですね。
繰り返します。消費税の約73%は資本家の減税のために穴埋めに使われてると言えます。
大企業から組織票と献金を貰い続けてる自民党はこれで恩返しをするわけですが、ほとんどの国民には関係ありません。
その結果どうなったか資料6を示します。企業の内部留保(利益剰余金)が上がりっぱなし。大企業はそのおかげで内部留保は9年連続で毎年過去最高を更新しています。

そして一方で資料7を見ていただきたいんです。この国に生きる大勢の人々の所得の中央値は下がりっぱなしなんですよ。凄い下降線じゃありませんか。
そして資料8ご覧下さい。25年で、その所得はなんと108万円(※1995年の中央値545万円→2019年の中央値437万円)も下がってるんですね。
これまさに一部の人だけが裕福になり、大多数の国民を貧しくする政策をやってきたのが自民党だということです。
そしてコロナ前の厚労省調べを資料9に示します。生活が苦しいと感じている世帯の割合。(※全世帯で)54.4%、母子世帯では86.7%。ここまで増えてるんですよ、総理。
この状態にコロナの災害が来て、戦争まで起こり、そして日用品の物価が上がっているのに、消費税すら下げないおつもりですか?

これから岸田総理のことは『総理』ではなく『鬼』(※資料10より:冷酷で無慈悲な人)と呼ばせていただきますよ。
もう一度繰り返しますが、物価が上がっている時に消費税を下げないなんて無茶苦茶なんです。
25年のデフレ、そこにコロナの災害、そして戦争まで影響し、このような非常時の時は積極財政で大胆に財政出動をして、人々を救ってほしいんですよ。
私達れいわ新選組は党首の山本太郎がたった一人で消費税廃止の旗を掲げて立ち上げた政党です。
この国の人々を救うには消費税を廃止して、まずは国民生活を底上げする。そして経済を再生させる。
総理、れいわ新選組は立憲民主党、共産党、無所属と共同で消費税減税法案を準備しています。総理にお聞きいたします。
自民党総裁として、この消費税減税法案に乗っていただけませんか? ここで決断して下さい。
自民党総裁として総裁が決断すれば与野党が力を合わせて物価上昇に苦しむ国民を救うことができるんです。いかがですか?」

(後略)

消費増税で穴埋めされる法人減税 逆累進性の解消が急務

 

 早稲田大学名誉教授・田村正勝

 法人税の法定税率である法人実効税率が、2011年38.54%、13年37%であったが、18年には29.74%に引き下げられた。しかし法人税を納税できる利益を上げる企業は、全企業の3割ほどで、ほとんどが大手や中堅企業だ。

 それゆえこの法人税率引き下げは、これらの企業を利するが、大多数の企業には及ばない。他方で消費税収の約8割が、この法人減税の穴埋めとなった。

 消費税を導入した1989年から2018年度までの30年間の消費税収額合計は372兆円、その間の法人税減額合計は291兆円(出展・消費税をなくす全国の会「ノー消費税」300号)。要するに法人税の減税分を、消費税で穴埋めしてきた。

 ところで30%弱の法人実効税率は「資本金1億円以上の外形標準課税適用法人」の実効税率であり、これらの企業は法人税と「事業税プラス地方法人特別税」を外形標準課税率で支払う。これに対して外形標準課税の対象でない資本金1億円以下の中小企業では、たとえば18年4月~19年3月事業年度の同様な法人税率が36.81%、19年10月からは33.58%と高く、逆進的となっている。

 これまで法定税率について述べたが、企業が実際に納税しているところの実効負担率で見ると、法人税はさらに「逆累進」となっている。

 『月刊日本』14年11月号の富岡幸雄氏の「法人税を払わない巨大企業」によると、特別措置などゆえに法人実効負担率は、資本金100億円以上の大手企業は11.54%にすぎない。これに対して1000万円以下の企業は20.17%、5000万円以下の企業も23.02%と著しい逆累進税となっていた。

 また16年4月~19年3月期の連結ベースの合計金額では、ソフトバンクグループの税調整前最終利益が2.78兆円、税調整後最終利益3.87兆円と増えた。これは法人税調整後の税率がマイナス29.5%相当の8200億円以上もあるからだ。

 ファミリーマート、オリエントコーポレーション、トクヤマも、このような「法人税調整後マイナス税」の企業であった。以上は『東洋経済オンライン』によるが、ここには法人税の実効負担率が20%以下の大手企業が50社、10%に満たない大手企業が15社載っている。

 それは租税特別措置による政策減税があるからだ。

 たとえば「受取配当金益金不算入制度」。国内に主たる事務所や本店を持つ内国法人が、他の内国法人から配当金を受けた場合、それが子会社や関係会社の株式などに関する「配当金」であれば、ほぼ100%課税所得から除外される。

 またそれら以外の場合には50%課税所得から除外される。さらに研究開発費減税も大きい。

 加えて外国税額控除制度もある。これは国際的な二重課税を防ぐための制度だ。

 海外で稼いだ所得に関しては外国で納税しているから、日本では納税しなくてよい。ところが海外に支店を持つ日本企業は国内税において、海外子会社の納税額の一定の範囲内で税額控除が認められる。これは二重課税を防止する以上の優遇税制だ。大手企業はこの控除を拡大解釈して、税負担を軽減しているという。

 さらに外国子会社配当金不算入制度も導入された。これで一定の要件を満たす海外子会社については、日本の親会社が子会社から受け取る配当額の95%が非課税となる。

 自動車や家電をはじめとする大手輸出企業は、65~70%が海外生産であるから、この外国子会社配当金不算入制度も、大手企業にとって極めて有利である。


引用→https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210311/mca2103110615004-n1.htm

マイコメント

一度上げたものは絶対に下げないのがこの国の最大の特徴です。

れいわ新選組・櫛渕万里(くしぶちまり)衆議院議員(54歳)がいくら真実を公表し
嘘を暴いたとしても、彼らは決してそれを認めることはしません。

認めてしまうと税制の基本が崩落し政権を維持できなくなるばかりか日本のシステム
そのものが崩壊するからです。

もし、一度でも消費税減税に応じたら・・・。
0まで一気に行くでしょう。

過日のガソリン価格高騰でも政府は最後までトリガー条項停止にしませんでした。
元売り業者への補助金で逃げ切りました。

この例を見ただけでも彼らの税収に対する執念がすさまじいものだとわかります。
一度手にした利権は死んでも手放さないということです。

消費税増税で国民がいくら苦しもうが、嘘だとばれようが、さらに消費税増税を
目論んでいるのです。

何しろ消費税は景気に左右されない堅実な税収だと証明されているからです。
こんな便利なものを手放すはずはありません。

国民が貧困で苦しもうが自殺しようが関係ないのです。
従っていくら彼らに仏の心を求めても無意味だということです。

自動車税にしたって新車だけです。実質的に下がったのは。残りは温存し減税した
穴埋めに環境税に似たものを作りました。結局は変わってないのです。

彼らに善政を期待すること自体が無意味なのです。

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