東京都は、新型コロナのモニタリング会議を開き、感染状況についての警戒レベルを最も高いレベルまで引き上げ、強い危機感を示しました。

国立国際医療研究センター・大曲貴夫医師「大規模な感染拡大が継続しているといたしました。これまでに経験したことのない爆発的な感染状況になる」

東京都内の感染者数の7日間平均は、13日時点で約1万110人と前週の2.3倍ほどにのぼっています。

専門家は、この増加比が続けば2週間後には5万3000人を超えると指摘。

「これまでに経験したことのない爆発的な感染状況になる」として、感染状況についての警戒レベルを1段階引き上げ、約3か月ぶりに4段階中、最も高いレベルとしました。

また、入院患者数が2週間で約2.5倍に増加したと報告され、「通常の医療を制限し、体制強化が必要な状況」として医療提供体制についても警戒レベルを1段階引き上げ、上から2番目としました。