銃を持ったロボット犬がドローンから降り立つ。ディストピアな未来を暗示する映像が話題
ロボットの兵器化は行わないと公言したばかりなのに・・・
image credit:@LiaWongOSINT/ Twitter
ドローンに運ばれ空を移動し、地上に降り立ったロボット犬。歩行を始めたその背にはマシンガンが乗っていた…だと?今月初め中国のユーザーが、ディストピアな未来を暗示する映像を披露した。
「もし無人航空機ドローンと、武装したロボット犬が組んだら…」という不穏な予見はもう目前にあるとでもいうのだろうか。
もうSFは絵空事?現代テクノロジーから誕生しうる悪夢のタッグだ。
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ヤバい未来きた?ドローンとロボット犬の戦慄映像
最初に現れたのは飛行するドローン何かを運んでいるようだ
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着陸した機体はメカメカしい物体を置いて去っていった
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すると次の瞬間、その物体が立ち上がり犬型ロボットに!歩き回っているその背には銃みたいなものが…
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つまり武装したロボット犬とドローンが組めばあらゆる場所を攻撃できるってこと?まさにディストピアまっしぐら。未来の戦争を想像せずにはいられない恐ろしい光景だ。
ドローンと武装したロボット犬の合わせ技が現実に?
この動画はもともとは、中国のソーシャル メディアでKestrel Defense Blood-Wing というアカウントが共有したもの。そこには中国語で「空から降下する」「戦争犬」が「隙だらけの敵の背後に直接乗り込み奇襲をかける」「敵の建物の屋上」などのフレーズが並んでいたそうだ。
それが今度は以下のようなキャプション付きでツイッターで拡散中とのこと。
中国の防衛請負業者の Blood-Wing が、武装したロボット犬をドローンで展開するデモを実施。「あの未来」は今だ。
映像を目にした多くの人が、先端テクノロジーから誕生した効率的な軍用兵器を連想し、不安に襲われたにちがいない。
しかしここで一旦振り返ってみよう。まずこのロボット犬の背中にあるのが本当に銃のような殺傷兵器のたぐいかどうかは判断しかねる。
また重量にもよるが、今現在ロボット犬を軽々と持ち上げて飛行できるドローンが存在するのか?といぶかしむ人もいるはずだ。
そこを加味すると最後に出てくるロボット犬は、ドローンが運んだものではなく、ただ単に立ち上がり歩き回った可能性も依然としてある。
そこで真っ先に非難されそうなのが、このロボット犬によく似た犬型ロボットのスポットと、その生みの親である企業ボストン・ダイナミクスだろう。
だが当のボストン・ダイナミクス社は今月初めに公式サイトで「自社の汎用ロボットは決して兵器化しない」という誓約を公表している。
なぜなら四足歩行ロボットの武装自体を止める手立ては無いため、すでにアメリカの他の防衛関連業者などが大型武器を搭載した4本足のロボットのプロトタイプを公開しているからだ。
また重量にもよるが、今現在ロボット犬を軽々と持ち上げて飛行できるドローンが存在するのか?といぶかしむ人もいるはずだ。
そこを加味すると最後に出てくるロボット犬は、ドローンが運んだものではなく、ただ単に立ち上がり歩き回った可能性も依然としてある。
ボストン・ダイナミクスは兵器化に反対の姿勢
一方でこれが現実なら物議をかもすテクノロジーの応用になる。そこで真っ先に非難されそうなのが、このロボット犬によく似た犬型ロボットのスポットと、その生みの親である企業ボストン・ダイナミクスだろう。
だが当のボストン・ダイナミクス社は今月初めに公式サイトで「自社の汎用ロボットは決して兵器化しない」という誓約を公表している。
アメリカで大型武器を搭載したロボット犬はテスト段階に
前述したとおり、先の映像には不明な点も多い。ただ視聴者が抱く不安の一部は正しくもある。なぜなら四足歩行ロボットの武装自体を止める手立ては無いため、すでにアメリカの他の防衛関連業者などが大型武器を搭載した4本足のロボットのプロトタイプを公開しているからだ。
アメリカ陸軍が大型ライフル銃を搭載したロボット犬をテスト
また最近はロシア人らしき人物がサブマシンガンを搭載した中国のロボット犬で発砲する映像を公開している。
武装したロボット犬がドローンで空から投下されるような未来がそっくりそのまま実現するかどうかはわからない。しかしそこに到達しそうなテクノロジーはすでに存在する。
最後に以下は中国で近ごろ話題のロボット犬のお散歩シーン。すれ違ったリアルわんこも固まってるし。てかロボット犬の頭にあるのはカメラなのかな。
武装したロボット犬がドローンで空から投下されるような未来がそっくりそのまま実現するかどうかはわからない。しかしそこに到達しそうなテクノロジーはすでに存在する。
最後に以下は中国で近ごろ話題のロボット犬のお散歩シーン。すれ違ったリアルわんこも固まってるし。てかロボット犬の頭にあるのはカメラなのかな。
マイコメント
まるで映画の中のワンシーンを見ているような気がしますが、超管理社会が実現したときに
使えるようにと開発に余念がないようです。
企業の正義ぶった発言はすべて嘘だと思った方がいいようです。
1社が行えば次々と追従する企業が現れます。
注意しましょう。
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