有識者からは慎重に進めるべきだという意見が出ている
児童手当や年金の給付を通じて行政機関が既に把握している住民の口座番号などを、マイナンバーにひも付けて登録する新制度の導入を政府が検討していることが12日、分かった。今後の給付金支給を迅速に行う狙いがある。住民に通知した上で、拒否しなければ自動的にひも付けする案が出ており、有識者から慎重に進めるべきだとの指摘も出ている。
デジタル庁が有識者会議での議論も踏まえ、次期通常国会に関連法改正案を提出する方向で調整している。
コロナ禍に給付金事務に手間取った教訓から、政府は支給口座の登録制度をつくった。口座番号や氏名、金融機関名などを任意で登録してもらう仕組み。
マイコメント
これは先日紹介したマイナンバーと年金や給付金の登録口座をマイナンバーと紐づけする制度の
実施について進めると言うことだと思います。
これまでは案だったものを実際に運用するということですが、住民に通知したうえで拒否されな
ければ自動的に紐づけするようですが、マイナンバーを持っていない人は仮ナンバーで紐づけする
ということなのか?
そのあたりが不明でそもそもマイナンバーを持ってない人には紐づけされないということなの
だろうか?
いずれにしても政府は早期に銀行口座と紐づけしたい意向のようです。
ここで紐づけを認めてしまうと、以降は政府が銀行から登録口座の名寄せを行い強引にすべての
口座の紐づけが出来てしまうことになり、すべてのお金の動きが政府に把握されることになります。
こうしたプライバシー侵害ともとれる行為が果たして日本国憲法の人権を尊重するという法体系の
中で可能なのだろうか?
おそらく無理だろうと思います。
そこで政府は通知をして住民の拒否がなければというやり方になっているのでしょう。
この場合は一応紐づけの可否を通知したという建前になっているので、それを使用したものと
思います。
いずれにせよ2024年に向けて政府は本格的にマイナンバー取得を強引に進めようとの意図がある
ことが明らかになったということです。
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