ぴょんぴょんの「冬の日のEV車」 ~電気代は上がり、電気自動車はますます高価に
ガソリン車が消えるなんて信じられない!
田舎なので、電気自動車をほとんど見たことがない。
大型スーパーの電気スタンドで充電しているのも見たことがない。
ましてや、電磁波バリバリの電気自動車に乗ったこともない。
ガソリン車が消える運命なんて、ゼッタイに信じられない。
ぴょんぴょんの「冬の日のEV車」 ~電気代は上がり、電気自動車はますます高価に
冬の電欠の恐怖
VIP 運転手の本音「VIP用には電気自動車は運転できないよ 危険だもの」 @ WEF ダボス会議
ほんとだ! ハラハラドキドキ、スリル満点。
(続きはこちらから)
EV車の普及率世界一のノルウェー
いやいや、そうでもないぞ。
世界で最もEV車の普及率が高い国はどこだか、知ってるか?
世界で最もEV車の普及率が高い国はどこだか、知ってるか?
まず、国や自治体が率先して、EV車普及の取り組みをした。
たとえば、さまざまなEV車特典をつくった。
エンジン車よりEV車の価格を安くしたり、EV車購入時の税金をゼロにしたり、所得税、付加価値税などはエンジン車に重く、EV車に軽くしたり、有料道路やフェリーの料金、公共駐車場の駐車料金を無料にしたり、バスレーンも自由に走れるとか。(YouTube)
たとえば、さまざまなEV車特典をつくった。
エンジン車よりEV車の価格を安くしたり、EV車購入時の税金をゼロにしたり、所得税、付加価値税などはエンジン車に重く、EV車に軽くしたり、有料道路やフェリーの料金、公共駐車場の駐車料金を無料にしたり、バスレーンも自由に走れるとか。(YouTube)
ノルウェーのフィヨルドを航行する液化ガス輸送用タンカー
Author:Hannes Grobe[CC BY]
グレタ・トゥーンベリが住むスウェーデンも、ノルウェーと並ぶEV先進国だ。だが、スウェーデン在住の日本人は「電気自動車をファーストカーにしてはいけない」と言う。(YouTube)
「これからオーロラを見に行くぞ」ってのに、充電量が足りない。
じゃあ、急速充電しようと思ったら、バッテリーが冷えすぎて充電できない。外気温が一ケタのときは、バッテリー温度が上がるまで30分〜60分走らせる必要があるからだ。
じゃあ、急速充電しようと思ったら、バッテリーが冷えすぎて充電できない。外気温が一ケタのときは、バッテリー温度が上がるまで30分〜60分走らせる必要があるからだ。
EV車はぜんぜんエコじゃない
ただ、世界でEV車を選んだのは10%。
つまり10人に1人がEV車を選んだが、あとの9人はEV車以外のガソリン、ディーゼル、ハイブリッドを選んだということだ。
世界に遅れを取ってもいい、日本は日本の環境に合った車に乗れたらいい。
つまり10人に1人がEV車を選んだが、あとの9人はEV車以外のガソリン、ディーゼル、ハイブリッドを選んだということだ。
世界に遅れを取ってもいい、日本は日本の環境に合った車に乗れたらいい。
だが、EV車はぜんぜんエコじゃない。
EV車は、製造過程でガソリン車の2〜2.5倍のCO2を排出する。
EV車の輸送、廃棄の際にもCO2を発生する。
また、EVバッテリーは、燃やせば有害物質がたくさん出る。
極めつけは、電気を何から作っているかだ。
日本みたいに火力発電メインの場合、CO2排出量をトータルすると、ガソリン車よりもEV車の方がCO2排出量が多くなってしまう。(YouTube)
EV車は、製造過程でガソリン車の2〜2.5倍のCO2を排出する。
EV車の輸送、廃棄の際にもCO2を発生する。
また、EVバッテリーは、燃やせば有害物質がたくさん出る。
極めつけは、電気を何から作っているかだ。
日本みたいに火力発電メインの場合、CO2排出量をトータルすると、ガソリン車よりもEV車の方がCO2排出量が多くなってしまう。(YouTube)
・・そうは問屋が下ろすかな?
今年から、EVの普及率は伸び悩むと言われている。
「EVは世界的に主流になる兆しを見せているが、23年は前年のような好調な販売を持続することが難しい」。(YAHOO!ニュース)
今年から、EVの普及率は伸び悩むと言われている。
「EVは世界的に主流になる兆しを見せているが、23年は前年のような好調な販売を持続することが難しい」。(YAHOO!ニュース)
EV業界は中国を中心に回っている
さらに、EV車自体も値上がりしている。
たとえば、最近デビューした2人乗り軽自動車、日産「サクラミニEV3」。
ベースモデルは16万6000円、最上位モデルは10万100円の値上がり。
日産リーフは40kwhモデルで37万1800円、60kwhモデルは102万8500円も値上がりしている。(YouTube)
たとえば、最近デビューした2人乗り軽自動車、日産「サクラミニEV3」。
ベースモデルは16万6000円、最上位モデルは10万100円の値上がり。
日産リーフは40kwhモデルで37万1800円、60kwhモデルは102万8500円も値上がりしている。(YouTube)
日産リーフ
Author:Oregon Department of Transportation[CC BY]
バッテリー原料のリチウムの高騰による。
EVバッテリーは、リチウムを大量に使う。
日産サクラのバッテリーは、スマホ1800台分のリチウム、
テスラ・モデルSのバッテリーなら、スマホ9000台分のリチウムが必要になる。
(YouTube)
EVバッテリーは、リチウムを大量に使う。
日産サクラのバッテリーは、スマホ1800台分のリチウム、
テスラ・モデルSのバッテリーなら、スマホ9000台分のリチウムが必要になる。
(YouTube)
テスラ・モデルS
Author:Vauxford[CC BY-SA]
BMWのCEOオリバー・ジプセ氏も、そこに警戒心を抱いている。
「バッテリーの原材料の供給は、ほとんど中国に支配されている。
今後出てくる技術、EVの推進を見ると、非常に少数の国への依存度を高めることになるので注意しなければならない」と言っている。(REUTERS)
「バッテリーの原材料の供給は、ほとんど中国に支配されている。
今後出てくる技術、EVの推進を見ると、非常に少数の国への依存度を高めることになるので注意しなければならない」と言っている。(REUTERS)
そうか、EV車の普及によって中国の一人勝ちになるのか。
BMWのCEOジプセ氏は、他にもいいことを言っている。
「内燃エンジン車の廃止に向かうと、自動車市場から『値ごろな車』をなくすことになりかねず、多くの人にとって手が出なくなる恐れがある。」
(REUTERS)
「内燃エンジン車の廃止に向かうと、自動車市場から『値ごろな車』をなくすことになりかねず、多くの人にとって手が出なくなる恐れがある。」
(REUTERS)
ジプセ氏はまた、こんなことも言っている。
「政治主導で、内燃車が無理やり禁止される流れには賛成しかねる。」
「車を持つのがいきなり金持ちしかできなくなるとしたら、政治的に極めて危険な意味を持つ。」(REUTERS)
「政治主導で、内燃車が無理やり禁止される流れには賛成しかねる。」
「車を持つのがいきなり金持ちしかできなくなるとしたら、政治的に極めて危険な意味を持つ。」(REUTERS)
・・にしては、勇気のある発言だと思うな。
ジプセ氏「今後15年以内に、世界規模で内燃車が廃れる明らかな兆候は見て取れない。
だから、BMWはあえて、内燃エンジン車生産終了の日程は設けていない。」(REUTERS)
ジプセ氏「今後15年以内に、世界規模で内燃車が廃れる明らかな兆候は見て取れない。
だから、BMWはあえて、内燃エンジン車生産終了の日程は設けていない。」(REUTERS)
おれたちには化石燃料を燃やすな、EV車に乗れと言う。
だが、自分たちは安全なガソリン車に乗る。
おれたちには昆虫食を食えと言う。
だが、自分たちはステーキを食う。
そして、環境のためにEV車にしろと言うが、高価すぎて、電気代が高すぎて、庶民には手が届かない。
おれたちに、車を持つな、ということか?
だが、自分たちは安全なガソリン車に乗る。
おれたちには昆虫食を食えと言う。
だが、自分たちはステーキを食う。
そして、環境のためにEV車にしろと言うが、高価すぎて、電気代が高すぎて、庶民には手が届かない。
おれたちに、車を持つな、ということか?
著者
白木 るい子(ぴょんぴょん先生)
1955年、大阪生まれ。うお座。
幼少期から学生時代を東京で過ごす。1979年東京女子医大卒業。
1985年、大分県別府市に移住。
1988年、別府市で、はくちょう会クリニックを開業。
以後26年半、主に漢方診療に携わった。
2014年11月末、クリニック閉院。
現在、豊後高田市で、田舎暮らしをエンジョイしている。
体癖7-3。エニアグラム4番(芸術家)
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