マスク「抵抗なく外す」わずか10%…「目立ったら嫌だ」日本人らしい価値観も影響か

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マスク着用ののルール検討 マスク

マスク「抵抗なく外す」わずか10%…「目立ったら嫌だ」日本人らしい価値観も影響か

10%だと外していないに等しい。外す人は勇気がある?

 街中でマスクを着用する人が目立った13日の状況は、消費者の購買動向データの分析を手がける「 mitori 」(東京)が2月に行ったマスクに関するアンケートの結果と傾向が一致している。

 回答者は20~60歳代の2011人。3月13日以降の着脱は「引き続き着用」が49%だったのに対し、「抵抗なく外す」は10%にとどまった。「外したいが周りの様子をうかがう」(28%)、「着用し続けたいが周りの様子をうかがう」(13%)と「様子見」も多かった。

 着用を継続したい理由(複数回答)は「感染拡大防止」が7割で最多だった。「他人の反応が気になる」を選んだ人は2割いた。

 トレンド評論家の牛窪恵さんは「着用の継続は、自身の感染予防のほか、『周囲にうつすと迷惑がかかる』『外して目立ったら嫌だ』といった日本人らしい価値観も影響している。脱マスクが進むには時間がかかるだろう」とみる。

 政府は医療機関や混雑した車内などでは引き続きマスクの着用を推奨している。牛窪さんは「脱マスクを決めた人も、必要な場面ですぐに着用できるようマスクの用意をしておくことが大切になるだろう」と話す。

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