よろず屋寸話録より「話題を3つほど...2023年5月27日」
経済ジャーナリストの浅井隆さんの銀行体験と、私が水耕栽培キットに挑戦した話と最後に本の紹介
銀行に大金を預ける時代は終わった!?
ATMだと1日50万円といった限度額があるので、窓口で手続きをしていたのですが、行員が、「何に使うのですか?」と聞いてきて、面喰いました。
それまでは、銀行でお金を下ろす際に、何に使うのかと聞かれたことは無かったし、そもそも赤の他人にお金を使い道を話す必要はないと思えたからです。しかも、1千万円を超えるような大金ではなく、お金の縁の無い私の全財産の、ン百万円というぐらいの額でした。
赤の他人に本当のお金の使い道を言うのは不適切と思い、とっさに頭に浮かんだ「不動産を買うつもりです」と答えたのです。
すると行員は、なおも食い下がります。
「不動産ですと、銀行からの振込みで手続きするのが普通ですが・・・」
と、言うのです。
さすがに私も、ムッとなって、「私は現金主義です!」と答えました。
そこでやっと行員も黙り、お金を降ろすことができました。
銀行は、お金を預けるのは歓迎するのに、下ろすとなると、とたんに難色を示してくることがわかりました。
その時、私は思ったのです。
「もう銀行に、お金を預けるのは止めよう」と。
まとまった額を引き出す度に、行員から使い道を聞かれるのは、まっぴらご免と感じたのです。銀行は、顧客の懐に手を突っ込んでくる存在だと実感しました。
10数年も前の話なので、銀行も今よりずっと緩い時代でした。
今では、もっと厳しくなっているようです。
そうしたエピソードを、『経済トレンドレポート』(第二海援隊)から抜粋して紹介したいと思います。
体験したのは第二海援隊(株式会社)の創始者であり、経済ジャーナリストの浅井隆さんです。
・・・<『経済トレンドレポート』、第856号から抜粋開始」>・・・
すでに「資本規制」は始まっている
銀行からわずかしかお金がおろせない
巧妙な妨害があなたを待っている!!
これは、実話である。浅井本人が、銀行で実際に体験した話である。先日、預金をしている「みずほ銀行」の支店に出向いた。以前、電話で問い合わせたところキャッシュカードによる引き出し限度額を(その時点で限度額は1日100万円だった)増額するにはATMで手続きができると言われたのだが、実際にやったところできなかったため、支店に行くことにしたのだ。窓口にて用紙をもらい、記入して提出したのだが、しばらくしてから別の窓口から呼び出され、突然「(手続きは)できない」と言われたのである。
「え!?」と私が驚いていると、金融庁からの『お客さまへのお願い事項』という紙を渡された。その文章をよく読んでみると、「また、既にお取引のあるお客さまにおかれましても、ご回答の状況やお取引の内容および預金規定等にもとづき、やむを得ずお取引を制限等させていただく場合があります』(太字は原文ママ)とあり、理由はマネー・ローンダリングおよびテロ資金供与対策の重要性が近年益々高まっているため、と書かれていた。
しかし私の場合は、学生の頃から50年以上もずっと持っている(富士銀行時代から)口座で、しかもみずほ銀行から1円も借りておらず(無借金)、ただただ大量の預金が入っているだけの口座なのである。
そこで、私もかなり反論した。「これは、憲法における財産権の侵害にあたるのではないか?」と。それに対して担当者は大した反論もできないまま、ただ「手続きはできない」と繰り返すのだ。
私がかなり厳しく問いつめたため、窓口の二人は青ざめていた。おそらくその後、銀行の上に話を通したのだろう。その日のうちに別の女性の担当者から私の秘書に電話がかかってきて、「ATMでなら上限引き上げ手続きができるそうですよ。ただ、やり方が難しいのでATMのそばにいる銀行の人間に聞いてみて下さい」と言うのだ。
そこで翌週の朝9時に同じ支店に出かけて、ATMでやってみた。以前やった時と同じように設定変更画面を出し、引き出し限度額変更の所まで行きついて新しい限度額を入力すると、やはりはじかれてしまい変更ができない。そこで銀行の人(近くにいた腕章を付けた男性)を呼んで詳しく聞いたところ、「これは、誰にもわかりませんよ。私も、初めてお客さんに聞かれた時は、何度やってもできませんでしたから。実は、この画面とは違う別の画面を出してやるんですよ」と言う。つまり、普通では絶対にわからない「別の画面」を出してやるのだ。そうしたら、私にもすんなりできた。そこで、1日の限度額を最大の500万円(みずほ銀行の生体認証の場合)に引き上げて、実際におろせるかどうか100万円を5回にわけて実行したところ、簡単にできた。
つまり、全体像を整理するとこうなる。銀行のホームページなどで調べると、1日の引き出し制限の引き上げ手続きがATMでできると書いてあるので、普通の人はまずATMへ行く。ところが、その画面が出ても希望額がはじかれ、引き上げができない。おそらく、50%の人はここであきらめるだろう。私のように銀行に電話して窓口まで行く人は少数派だろう。実際、行っても窓口では金融庁のチラシを見せられ、「できません」と言われる。おそらく、この時点で99%の人は心が折れてやめるだろう。私のように食らいついて情報を引き出し、ATMの本当のやり方を聞き出して実行する人は、100人中1人位だろう。
このように、銀行は極めて巧妙な形で、個人のATMでの1日の限度額を引き上げさせないようにしているのだ。これは、一種の“妨害工作”と言ってよい。つまり、私が以前から言っている「資本規制」が、もうすでに始まっているのだ。まだ金融庁や財務省、銀行が「国家破産時の国民対策」と考えてこのことを実行しているとは思えないが、私たち預金者の立場から言えば、全く同じことと言ってよい。預金が、自分のお金がATMから必要な額をおろせないということに変わりはないのだ。
銀行がくれた限度額引き上げの記入用紙には、「500万円まで引き上げ可能」とちゃんと書いてあるのだ。にもかかわらず、窓口へ行っても私の希望通りに限度額を上げさせてくれないということは、はっきり言って憲法の基本的人権である財産権の侵害である。
それだけではない。これは少し邪推かもしれないが、将来の国家破産に向けて、資本規制の準備がもう整っているということだ。そして、何かあれば一瞬で預金封鎖や引き出し制限もできるということだ。なにしろ、先ほどの金融庁の書類にあるように「やむを得ずお取引を制限等させていただく場合があります」という言葉は意味深い。私は、銀行に大金を置く時代は終わったな、とつくづく実感した。
・・・(中略)・・・
今回のことで、私ははっきり実感した。国は、国民がなるべく預金を簡単に移動できないように縛り上げておいて、もし財政が破綻したら引き出し制限をかけて、その後財産税をかけて取り上げるだろうと。そのための下準備は、すでに整っているのだ。
このように、皆さんも十分、気をつけていただきたい。合言葉は「銀行には気をつけろ、銀行の言うことを信じるな、銀行というのは国家の出先機関である」ということになる。彼らは、金融庁から何か言われればその通りにやらざるを得ないのだ。非常に恐ろしい時代が始まったな、とつくづく思う。
・・・<抜粋終了>・・・
こうしたエピソードを紹介すると、銀行が悪いというイメージを持ってしまうかもしれませんが、銀行としても仕方ない一面もあると思います。
それがネット時代の銀行破綻の異常な速さです。
アメリカの中小銀行が3行立て続けに破綻したのは、スマホから簡単に銀行から預金の引き出しができることが一因だと言われています。
SNSで、○○銀行が危ないという情報が一瞬で拡散され、スマホやPCから一斉に現金が引き出される時代です。
銀行の取り付け騒ぎで、銀行の前に大勢の人々が行列をなす「バンクラン」という言葉は、預金の引き出しが窓口だけだった時代の名残りかもしれません。
銀行にできることは、法律に引っかからない程度に、預金の引き出しを妨害することなのだろうと思います。
それにしても私が不思議に思うのは、日本人の預金信仰とも言える金融資産に占める現金・預金の比率の高さです。
日本は52%と言われ、半分以上を占めています。
戦後の高度成長期には7%の複利といった今からすれば夢のような金利がありました。これは10年で元本が倍になります。
そうした時代は預金は勝ち組でした。
また、30年と言われるデフレの時代は、黙っていてもお金の価値は上がっていくので、銀行預金も意味がありました。
しかし、今のように急速に物価が上がるインフレの時代になると、銀行の預金は日々、その価値を減らしていきます(インフレなのに、日銀は金利を上げられません)。
そして、銀行は、あの手この手で預金の引き出しを妨害しています。
なぜ日本人は、預金が不利な時代になっても、銀行から預金を引き出そうとしないのでしょうか。
アメリカでは、3行の破綻の後でも銀行からの預金流失は続いています。
銀行に預けるよりも、ほぼ元本保障で利率の良いMMF(マネーマーケットファンド)に預けるほうが得策と考える人が多いからです。
これは、経済合理性に適った行動です。
それなのに日本では銀行に預金を預けたままの人々がほとんどという現象を見ていると、銀行は安全という神話を信じているのか、または過去の成功体験に安住しているのか、あるいは日本人の底抜けの御人好しせいなのか、などと考えてしまいます。
LED栽培キットとブロッコリースプラウト
食料危機の備えとしても、インフレで食料の価格が上がることへの対策としても、自前で野菜を育てるというのは賢い選択だと思います。
私もせっかく田舎に引っ越したのだから、家庭菜園でもやろうと思ったのですが、その知人の方から言われたことに気がかりな事がありました。
その方は、せっかく食料危機の為に農作物を作っても、盗まれてしまうと言われたのです。
たしかに、人々が飢えるほどの食料難になったら、畑に植わっている野菜などは、簡単に盗まれてしまう恐れがあります。
もちろん私が住んでいるようなド田舎であれば大丈夫でしょうが、首都圏であれば家庭菜園はかなり危ない気がします。
そこで私は、盗まれない部屋内で栽培できる方法を試すことにしました。
一つは、LED照明を使ったキットで野菜を育てることです。
以下は、私がアマゾンで買ったLED照明付きの水耕栽培キットです。
窒素、リン酸、カリなどが入った液肥を500倍に薄めた水を底部のタンクに入れます。タンク上部に4列×3の12個の穴が空いており、そこに野菜の種を入れて、電源スイッチをオンにするだけです。
タンク内の水は、モーターで循環されます。
また、LED照明は連続14時間点灯された後は、自動的に10時間消灯されます。それゆえ、一度セットしてしまうと、後は全く手が掛かりません。
またLED照明を使ったものなので、暗闇の中でも野菜の栽培ができます。
このキットは、私がアマゾンで買った時は9800円だったのですが、今値段を確認すると12499円になっていました。
インフレを実感します。
前列はサニーレタス、真ん中の列には九条ネギ、後列には通常のレタスの種を入れてみました。
サニーレタスと通常のレタスは大いに育ったのですが、九条ネギは全然育ちませんでした。
レタスは高原野菜と言われ寒さに強いのですが、九条ネギは茅野市の半端ない寒さにやられたのかなと思っています。
こうした水耕栽培で育てた野菜は有機野菜とは言わないのかもしれませんが、農薬を全くかけていないので、安心・安全な食べ物であることは間違いないと思います。
食事のたびにサラダとしてレタスをちぎって食べたのですが、その新鮮さに驚かされました。スーパーで買うレタスは、シナシナです。このレタスは弾力があって歯ごたえがあり、生命力が溢れている感じがしました。新鮮な野菜の弾力と歯ごたえを、充分に味わうことができました。
次は、ブロッコリースプラウトです。
『シリウス意識アドロニスから人類へのラスト・メッセージ』(ブラッド・ジョンソン、JOSTAR著、VOICE)にアドロニスがスーパーフードとして挙げたものの中に、以下の一節がありました(p48)。
ブロッコリースーパースプラウト
ブロッコリーの新芽で、解毒力や抗酸化力のあるスルフォラファンが一番多くなる発芽から3日目のものが「ブロッコリースーパースプラウト」と呼ばれている。
これもアマゾンでキットを買いました。
これも手間いらずで、容器に水を入れて、上からブロッコリーの種を撒くだけです。
左が3日ぐらいで、だいぶ発芽しています。右が1日後ぐらいです。
5~6日で3~4cmぐらいに成長するので、その辺が収穫時期です。
キットの説明書に、撒いてから収穫まので日数の目安が書いてありました。
15℃以下 ...7日以上
16~19℃...6~7日
20~27℃...4~5日(最適温度)
28℃以上 ...腐敗の可能性
このキットは、アマゾンで1080円で買えます。
このところ寒暖差が激しく、少し体調を崩していたのですが、このブロッコリースーパースプラウトを食べてみたら、体調が戻ってきました。
クコの実も効果があったし、さすがアドロニスと感心しました。
スルフォラファンに解毒力や抗酸化力があるとのことで、新型コロナワクチンを打ってしまった人や、シェディングに苦しむ人にも効果が期待できるかもしれません。
LED照明キットやブロッコリースプラウトで私が実感したことは、新鮮で農薬のかかっていない安心・安全な野菜には、生命力があるということです。
東京で働いている(新型コロナワクチン接種済みの)知人は、毎日の仕事で疲れてしまって、最近はコンビニ弁当しか食べていないと言われていました。
以前は夕食は作っていたそうですが、接種後、体力が落ちてしまって夕食を作る元気がでないそうです。
そういった方は最近多いのではないでしょうか。
体力が落ちたので、仕方なく添加物たっぷりのコンビニ弁当を食べて、さらに体調を悪化させていくという悪循環に完全に嵌った感があります。
せめて、手間があまり掛からず、解毒力や抗酸化力のあるブロッコリースプラウトを食べるだけも違うのにと思ったりします。
『トランス フォーメーション・オブ・アメリカ』
ヒカルランドにて6月13日に発売予定です。
この本は、横河サラさんのセミナーで紹介されていました。
MKウルトラと聞けばピンと来る方は多いと思いますが、幼少期からNKウルトラによる洗脳を受けたキャシー・オブライエン(女性)の体験談が語られているそうです。
・・・<ヒカルランドの社員の方の声の抜粋開始>・・・
(初めて読んだとき)あまりの内容に、すごい衝撃を受けました。
この本は95年に自主出版されたもので、本当に命を懸けて出されたものです。
マインドコントロールを受けて、脳の区分化が進んだ状態から全部取り戻して、癒して、回復して、声を出して立ち上がった初めての女性の本です。その状態だと、もの凄く能力が引き出されるらしく、鮮明に憶えているものを、すべて実名で、何が行われて、どんな奴隷だったのかといった実体験が書かれています。
もの凄い衝撃的な内容で、翻訳者の方も一部(内容が凄すぎて)仕事を降りられた方も出たぐらいの内容です。
私も最初は読み切るのも大変でした。
CIAによるこうした技術が飛躍的に発展して、私たちに使われているということが、どれほどのことなのかということが、本当に目が覚めるくらいにわかりました。
サラさんが、去年映画になったものを日本人にどうしても紹介したいということで、字幕付きで映画を観たのですが、観終った後、私は理由もなく30分間ワンワン泣きました。
私たち人類が、どのレベルで操作されていて、どのくらいの人たちが見えないところで何をされてきたのか。
幸せだと思ってきたこの世界が、どのくらいの人々が、一部の人の為に人間という尊厳が奪われてきたのか。
情報として取るという以上に、深く(自分にとっては)衝撃の体験として来ました。
これは読書ではなくて、体験だと思います。
これを読むのは、大変な内容ですので、お子さんは絶対に無理で、若い方にもお勧めしませんが、もし、読んでみたいと思われる方は、情報として取るといった意識を超えて変容するというか、本当に目が覚める感じのものだということが手にとってわかっていただけると思います。
・・・<抜粋終了>・・・
私は、早速アマゾンで予約注文しました。
ヒカルランドの社員の方が、(本を売りたいので)誇張して表現されていると思われるかもしれませんが、私には社員の方が受けた衝撃がダイレクトに伝わってきました。
著者のキャシー・オブライエン氏をインタビューしたミッシェル・ムーアという女性が、
「これは知りたくなかったこと。だけど知らなければならないこと」
と述べたそうです。
横河サラさんは、この言葉を拝借して推薦文に引用されたそうです。
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