「プール撮影会」中止騒動、共産党の“勝手な言い分”にイベント運営側は怒り 1000万円超の損失か
いったい共産党の誰が言い出したのか?
週末開催予定だった「プール撮影会」が軒並み中止の異常事態。撮影会運営元は、その経緯について怒りを露わにする。
今週末予定されていた「プール撮影会」運営団体が8日、軒並み開催中止を発表し、ネットで波紋を呼んでいる。
その発端は日本共産党埼玉県議会議員団による、プール運営元である埼玉県に対する「貸し出し禁止」の申し入れだったが、撮影会運営側は共産党側の言い分について怒りを露わにする。
モデルたちが重視する「プール撮影会」
これまで毎年6月、9月のプール未稼働シーズンをメインに各団体が開催してきた大型プール撮影会。
埼玉県では川越水上公園、しらこばと水上公園、加須はなさき水上公園がその「聖地」となっており、日本各地から多くのグラドル、コスプレイヤー、アイドル、撮影会モデルが集まり、数千ものカメラマンが殺到する。まさにモデルたちにとっての花形イベントで、ここで多くのファンを獲得し今後の活動に弾みをつける場となっている。
「貸し出し条件が守られていない」
開催数日前にもかかわらず中止を発表したのはフレッシュ撮影会、はなまる撮影会、東京Lilyミスヤングアニマルオーディションセミファイナルプール撮影会の3団体。騒動の端緒となったのは、日本共産党埼玉県議会議員団による県への申し入れだ。
「過去のイベントの動画をみると水着姿の女性がわいせつなポーズやわいせつなしぐさで映っており、明らかに『性の商品化』を目的とした興業」「都市公園の目的にふさわしいものとは到底考えられません」と申し入れに至る理由を明かしつつ、「『水着撮影会』について都市整備部公園スタジアム課から確認しました。指定管理者より主催者に、中止を申し入れたそうです。理由は『貸し出し条件が守られていないことが主催者のHPより確認されたため』です #性の商品化は許さない」とツイッターで発信したのだった。
撮影会運営元の怒り
しかし、今回中止となった現場・しらこばと水上公園のHPを見ると、「撮影・イベントでの公園利用について」という項目があり、過去開催した行為許可イベントについてという項目で「水着モデルの撮影会(プールエリア)」と紹介が。県側も健全と容認してきたイベントだ。
共産党側の「貸し出し条件が守られていない」というのはどういうことなのか。10日に1200人規模のイベントを開催予定だった「フレッシュ撮影会」運営元・株式会社エーテルの植田氏は、今回の流れに怒りを露わにする。
「弊社はこれまで40回近く川越水上公園、しらこばと水上公園、加須はなさき水上公園で撮影会イベントを開催してきました。プールを管理する県側とは緊密に連携をとっており、出されたルールはすべて遵守。違反をしたことはありません。それにも関わらず開催2日前に突然『貸し出しできない』と連絡があった。出演交渉や参加者募集など3ヶ月近く注力してきたイベントが一瞬で水泡に帰したのです」(フレッシュ撮影会・植田氏)
開催中止を余儀なくされたワケ
フレッシュ撮影会は、まだ無名の撮影モデルやアイドルでも積極的に起用し、ファン獲得に一役買ってきた団体。他団体に比べると水着やコスチュームの露出レベルが低く、より健全な撮影会を目指しており、ファンからも評価されている。
植田氏は続ける。「これまで指示されたルールをすべて守っていたのになぜ…というのが第一印象。我々も受け入れられないと交渉を続けましたが、参加するモデルやファンがいるので長引かせることはできず…」と開催中止を決断したという。
「違反」部分が不明のまま…
また、どの部分がNGルールに抵触したのか、撮影会団体側には一切示されていないとも主張する。
「我々はプール管理側から中止要請が入ったため、それに応じただけ。繰り返しますが規則はすべて守り、プール側も了解し問題なく毎年プロジェクトは動いていたのです。
そんな長年付き合いのあるプール管理側を悪く書かないため、『一方的な中止要請』をオブラートに包んだかたちで中止を発表しました。が、突如共産党側から『貸し出し条件が守られていないことが主催者のHPより確認された』と、あたかも撮影会運営側がルール違反を繰り返しているかのよう発信された。明らかに事実と異なる」と憤る。
1,000万円以上の損失
撮影会開催にあたって約350社の芸能事務所との交渉、スケジュール調整を繰り返してきた同社。当日のスタッフ配備、キッチンカー、テント設置などもろもろのキャンセル料、参加者のチケット返金など、損失は少なくとも1,000万円以上にものぼる。
ドタキャンを食らった一般参加者には遠方から飛行機、ホテルを予約して訪れる者も少なくなく、ネット上では共産党側を非難する声が大半を占めている。
「プール管理側も板挟みになっているのは理解できる。ただ『撮影会が違反をしているのでは』と他者に疑念を生じさせる一方的な共産党側の発信には怒りを覚えます。
もちろん一部団体がルールを守っていなかった可能性もあります。しかし、すべての団体がその対象になるのはおかしい。実態を調べず全禁止を要求するのは納得できません」(植田氏)と、騒動の火種はまだ消えていない。
執筆者プロフィール
キモカメコ佐藤:1982年東京生まれ。『sirabee』編集部取材担当デスク。
中学1年で物理部に入部して以降秋葉原に通い、大学卒業後は出版社経て2012年より秋葉原の情報マガジン『ラジ館』(後に『1UP』へ名称変更)編集記者。秋葉原の100店舗以上を取材し、その後『ねとらぼ』経て現職。コスプレ、メイドといったオタクジャンル、アキバカルチャーを精力的に取材中。
堀江貴文氏、プール撮影会の中止騒動に苦言「酷い」
この中止決定には怒りや反感の声が殺到し、ツイッター上では「水着撮影会」がトレンド入り。「プール撮影会禁止も職業差別になるのでは?」「中止は意味がわからんな」「クソすぎるやろ」といった不満の投稿が相次いでいる。
この話題には著名な実業家も反応。LINE株式会社の上級執行役員などを務めた田端信太郎氏は「コレは酷い! 許さん!! 燃やしまくりたい!」と強く批判。
「ホリエモン」こと堀江貴文氏は、田端氏のツイートを引用して「これも酷いな共産党。まあ前から酷いけど笑」とコメントした。
→https://sirabee.com/2023/06/09/20163094053/
マイコメント
わいせつの定義はものすごくあいまいで個々の判断に委ねられている部分が多いと思います。
個人の主張は刑してはいけませんが、今回の場合は単に中止要請部分があいまいで、しかも
施設側が内容確認をする以前に県からの要請があって中止したものと思われます。
したがって厳密にいえば中止の理由がグレーゾーンで明確ではないことが問題です。
以前も書きましたが少子化の原因がこういう部分にもあるということです。
不特定多数の人が水着を撮影したいと思うことは何ら悪いことではなく、週刊誌や週刊漫画
雑誌などには水着が氾濫していてそのどれとくらべてわいせつなのかと言うことです。
理由として女性を性的商品化していると共産党は述べているようですが、この世の中男性と
女性、そしてジェンダーがいますが、異性が異性に興味を持つことは当たり前のことであり
それを締め出してしまったらお互いに近寄ることすら許されないことになります。
そうした考えが男女間の距離を離し、交際を自制する心理的状況を作りひいては婚姻を
妨げ少子化に結びついているということが理解できないのでしょう。
ヤフコメから
どうも共産党の県議会の議員の過剰解釈ではないだろうか?
坊主憎けりゃ袈裟まで憎いということでしょうか?
コメント
そりゃないだろって思いますよ。何やってんですかね。共産党。
今回の件で敵を大幅増やしただけで、今後この党は消えるんじゃないですかね。
その方がいいですけど、リベラルとか改革を力強くほざく勢力って、その国の
良き伝統や文化を潰すだけなんですね。
日本はGHQの政策、介入の悪影響が教育や産業、国営にまで出てたし、その悪影響は
今でも尾を引いてますし、厄介ですわ。
LGBTだとか、男と女が普通に付き合う事がおかしいみたいな流れを必死に作ろうとしていて
アホですね。
西田昌司さんや本物の保守勢力は呆れてるんじゃないかなぁ。
「ハッキリ言ってバカですね」とか言いそうで笑えたり。
ねこ 様
まったく同感ですね。
LGBT法案で男女の定義を崩すような政策を平気で制定しようと
しているにも関わらず、わいせつもなにもあったもんじゃないだろうと
いうのが正直な感想です。
埼玉県知事が特定の政党からの指摘を受けてのことじゃないと火消しに
躍起になったTwitter投稿で釈明してますが、そんなことはないだろうと
思います。
いずれにしても降りかかる火の粉をなんとか消そうとしているところが
政治の本質みたいですね。