大阪万博、さらに「837億円」負担増であふれる呆れ声「まだまだ増えそうな悪寒」

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大阪万博、さらに「837億円」負担増であふれる呆れ声「まだまだ増えそうな悪寒」

木造リングは429億円説も浮上

「建設費の執行を厳格に監督していく。私としては、さらなる増額を認めるつもりはありません」

 11月23日の衆院予算委員会で、岸田文雄首相は、2025年開催の「大阪・関西万博」の会場建設費が当初想定予算の1.9倍、2350億円に上振れしたことについて質問され、力強く答弁した。

 ところが27日になり、参院予算委員会で万博にかかる総経費について、会場建設費2350億円とは別に、837億円の国費負担が生じることが明らかになった。

「会場整備費のうち、国の負担は3分の1ですから、783億円。これに加え、日本館の事業費などで837億円かかることを、立憲民主党の辻元清美参院議員が指摘したのです。

 辻元議員は、『政府と維新の(大阪の)知事や市長、(万博)協会の見通しの甘さが大噴出し、そのツケが国民に回されようとしている』とし、岸田首相に『2350億円以外はかからないような発言をしていた。実態をごまかすためか』と迫りました。

 首相は『ごまかす意図はない』と答えていましたが、なんとも締まりが悪い答弁です」(政治担当記者)

 自見英子万博相は、2350億円以外の経費として、日本政府が出展する「日本館」の建設費を360億円、発展途上国の出展支援に約240億円、警備費に約199億円、機運醸成の費用に38億円を見積もったとして、全額を国費でまかなうことを説明した。

 しかし「ごまかし疑惑」はこれだけでは終わりそうもない。350億円の建設費が見込まれている世界最大級の木造建築「リング」についても、「429億円になるのではないか」と指摘されているのだ。

「11月17日の内閣委員会で、れいわ新選組の大石あきこ衆院議員が質問しました。補正予算案に『建設費の増額』があると指摘。物価高騰の影響などで増額した他の工事と比較して、独自に『429億円』と算出していました。

 経産省は、補正予算案に増額分が含まれていることを認めましたが、具体的な金額については契約上の内容として明確な答えは示しませんでした」(政治ジャーナリスト)

 次から次に出てくる追加費用。ニュースサイトのコメント欄や「X」には、

《ほらほら早速出てきた。これで最後とか言っていたがやはり違っていたな》

《全国の国民の負担が膨れ上がっていく。もう大阪万博は異常だと思う》

《一周2kmのリングが350億円で高すぎると言っているのに、日本館は何故360億円に上振れするのでしょうか?》

《まだまだ増えそうな悪寒》

 など不信の書き込みがあふれていた。

 会場建設費を2350億円で抑えたとしても、他で費用が発生すれば国民負担は増えるばかり。後出しジャンケンはやめてほしい。

( SmartFLASH )


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