ぴょんぴょんの「どうなる?パンデミック条約」 ~本丸は「国際保険規則(IHR)の改訂」
参政党のHPに掲載されている「『国際保健規則(IHR)』修正案(仮訳)」はくだらない中身の羅列だった。
これまで時事ブログで、再三にわたって解説されてきた「パンデミック条約」と「IHR(国際保険規則)の改訂」について書くために、参政党のHPに掲載されている「『国際保健規則(IHR)』修正案(仮訳)」の「新設」「削除部分」だけでも目を通してみました。すると、だらだら長い、重要なこともそうでないことも同列に書いてある、上がってきた意見をそのまま羅列してる? 読解力が足らんから何度読んでもわからん。WHOの職員はこんなのを読まされてご苦労さん、というのが正直な感想です。
時事ブログで紹介された林千勝氏、原口一博議員、佐々木みのり先生の動画を参考に、おさらいしてみました。
時事ブログで紹介された林千勝氏、原口一博議員、佐々木みのり先生の動画を参考に、おさらいしてみました。
ぴょんぴょんの「どうなる?パンデミック条約」 ~本丸は「国際保険規則(IHR)の改訂」
問題になってるIHRの「第59条」ってなに?
Author:外務省[CC BY] 3p
おれもよくわからんが、「このIHRでは、地域・国家レベルの、国境における日常の衛生管理及び緊急事態発生時の対応に関して最低限備えておくべき能力 (通称:「コアキャパシティ」)が規定されています」(外務省)とあるから、国が日頃から、コロナみたいなパンデミックに備えるべきことを規定したのがIHR、らしい。
「第五十九条 『発効、拒絶又は留保のための期限』」という、厚労省の堅苦しい文章を噛み砕いてみると、
1.IHRの改訂が採択されたとき、採択を拒絶、留保できる期間は、採択の通告日から18ヶ月(改訂後10ヶ月に)とし、これを過ぎると拒絶、留保はできない。
2.採択の通告日から18ヶ月(改訂後10ヶ月)しても拒絶、留保がなければ、通告の日から24ヶ月(改訂後12ヶ月に)後に施行される。
(厚労省)
そうだ。期間が短くなるとどうなる? たとえば「第59条」の改訂は、2022年5月の第75回WHO総会で全会一致で採択された。通告されたのは5月31日。さて、現在の条文のままだと、拒絶、留保できる期間はいつまでだ?
(続きはこちらから)
う〜ん、改訂の通告日が2022年5月31日だから、拒絶、留保できるのは10ヶ月後、2023年3月31日まで・・って、過ぎてるじゃん。さらに、施行されるまでの期間は、これまでの2年が1年になるから、今年の5月31日にとっくに施行されてたことになる?
「パンデミック条約」と「IHR改正」の交渉スケジュール
しかも、こんなヤバいことが、国民に意見を聞かずに採択され、厚労省のサイトに、ちょこっと事後報告を載せただけ。
Author:外務省[CC BY]
「ワンヘルス」を謳うパンデミック条約は、グローバリストの好物を集めた「ちゃんこ鍋」
アホ! 金銭欲、権力欲、支配欲のかたまりの連中が考えることだ、ろくでもないに決まっとる! その証拠に、人が農地を切り開いたり、牧場を広げると、森から動物が追い出されて人に感染症をうつす。だから、農業も畜産業もやめろ、とか言っちゃってるぞ。
さらに、看護師には女性が多すぎる、一定の割合でトランスジェンダーがいないとおかしい、ついでに気候変動にも配慮しろ、誤情報、偽情報を監視しろ、とか。林千勝氏はパンデミック条約について、こう言ってる。「こういうことをやっていこうと、天真爛漫に条約文に謳われている。」(YouTube)
そうよ、WHOはおれたちの健康なんざ、どうでもええのよ。それより、いかにして人口を減らして、奴隷支配しやすくするか。そのために、どういう理屈でだますか? それが「ワンヘルス」というキャッチコピーなのよ。
ヤツらはこう言うんだ。お前たちはコロナの時、自分たちの無力さを思い知っただろう。だから、これから来るパンデミックではWHOにすがれ、頼れ、任せろ、と。一方、深田萌絵氏はこう言う。「パンデミックを抑えるのに失敗した人たちが、世界中のパンデミックを抑える方法を決めてあげますって話ですか?」(YouTube)
「パンデミック条約」と「IHRの改定」の問題点
その通り! しかし、「パンデミック条約」草案の問題点は、「“次のパンデミックを定義、ロックダウンの決定、監視権力、治療法の決定、ワクチンの義務化、ワクチン配布、ワクチンの知的財産と利益、ほぼすべてのものの再分配まで” すべてを決める権力が与えられているということです。」(時事ブログ)
一方、「IHRの改訂」の問題点は、WHOの事務局長がパンデミックや、ロックダウンを独断で宣言できる、これまでの条文から「人びとの尊厳、人権、基本的自由の尊重」が削除される、WHOが健康診断、予防薬、治療、ワクチンパスポートを義務づける権限をもつ、健康対策に関して、WHOが主催国家よりも権限をもつ、とかヤバヤバだ。(参考:YouTube)
そういうこと!しかも、ふたつが同時進行するから、ややこしくてたまらん。原口一博議員「条文を見せてくれ、それもしょっちゅう変わっている。それが彼らの手口。難しくて、わかりにくくして、批判することも難しくする。」(YouTube)
原口一博議員
Author:総務省[CC BY]
「WHOの権限が大幅に拡大し、”人々の尊厳、人権、基本的自由の尊重”についての文言が削除されるということはつまり、WHOの緊急事態法案を承認することになります。WHOは単なるアドバイザーから法的拘束力を持つ統治機関へと変貌し、『選挙で選ばれたわけでなく、責任もない、超国家的組織が、緊急事(ママ)に、国会に代わって決定を下し、事実上、個人と国家の主権を奪う』ことになります。」(時事ブログ)
WHOを操るヤツらに対抗する動き
つまり、これらの条約を受け入れることは、WHOを操るヤツらに白紙委任状を渡して、ガッポガッポ儲けさせることになるんだよ。(時事ブログ)
周囲に知らせること。そして、原口議員の言うように「選挙で候補者に『パンデミック条約って知ってるか』と聞いて、『知らない』と答えたら、『次、入れるかどうかわかりません』と言ってください。」(YouTube)
WCHジャパンも起動した。超党派の議員たちも動き始めた。2023年11月15日WCH議員連盟の設立総会があって、共同代表の一人、原口議員はこう述べた。「わからないことだらけなんだけど、私たちが最も大事な主権、人間の尊厳、あるいは命にかかわることが、私たちと違う――私たち(政治家)は選ばれています。国民から選ばれているわけですけれども――選ばれていない人たちが決めるというのは、それはどうかなというのが、今、各国の議論であります」。(IWJ)
武見敬三厚労大臣に「2024年5月のWHO総会に向け、改定・策定の具体的な内容について、国民はどの段階で知ることができるのか?」と質問したら、「交渉自体は非公開となっておりまして、その詳細についてご説明するのは、これは難しい」と答えた。(IWJ)
武見敬三厚労大臣
Author:内閣府[CC BY]
Writer
白木 るい子(ぴょんぴょん先生)
1955年、大阪生まれ。うお座。
幼少期から学生時代を東京で過ごす。1979年東京女子医大卒業。
1985年、大分県別府市に移住。
1988年、別府市で、はくちょう会クリニックを開業。
以後26年半、主に漢方診療に携わった。
2014年11月末、クリニック閉院。
現在、豊後高田市で、田舎暮らしをエンジョイしている。
体癖7-3。エニアグラム4番(芸術家)
コメント
パンデミック条約で先月末が拒否出来る期限だったとの事についてですが、結果はどうなったのですか?来年の5月に拒否しなければ可決されてしまうという事ですか?投票によって、決まるみたいです。来年の憲法改正と緊急事態条項です。Twitterでは、絶対阻止しなければとありますが、みなさんはどうやって阻止するのだろうかと思いました。憲法改正と緊急事態条項は、絶対阻止してほしいと思います。阻止するには私達国民はどうしたらいいのでしょうか?
マリー 様
12月5日の日に岸田総理が「緊急事態条項を含めた憲法改正を前向きに推進する」と述べたことから
日本はパンデミック条約に反対せずYesと回答したことが伺えます。
岸田総理の発言は来年のことを見据えた発言です。
緊急事態条項を憲法に入れると言うことを一番に持ち出したことはWHOの緊急事態宣言に足並みを
揃えると言うことです。
先日の厚生労働省の回答でも拒否することは考えておらず強力に推進するという意向を示して
いることから政府全体の意向だと見ることが出来ます。
したがって、何かの重大な事変がない限りWHOの宣言に従うと言うことになります。