アブラナ科の野菜(ブロッコリーやキャベツなど)に含まれる化合物は血栓を溶解する
ブロッコリーやキャベツに含まれるスルファランが血栓を溶解する
スルフォラファンという成分だそうで、これは、キャベツにも含まれています。
> スルフォラファンの野菜 100gあたりの含有量はブロッコリーやキャベツには 50~60mg、芽キャベツは236mg…
ron-gyouza.jp
外国の人はあまりキャベツを(特に生では)食べないんですよね。フライものに大量のキャベツの千切りが添えられているのは日本くらいではないでしょうか。牛丼屋のサラダも基本的にはキャベツの千切りですし。
今回の記事で知ったのですが、「無傷だとスルフォラファンは生成されない」のだそう。ですので、生でキャベツを切り刻むキャベツの千切りは大変によい食べ方かと思います。ブロッコリーは切る前に茹でたりすることが多いですから。
ブロッコリーに含まれる化合物は血栓を溶解し、脳卒中を予防する可能性がある
Epoch Times 2024/03/26
Compound Found in Broccoli Could Help Dissolve Blood Clots and Prevent Stroke
ブロッコリーや他のアブラナ科の野菜に含まれる天然化学物質であるスルフォラファンは、脳卒中の治療に革命を起こす可能性がある。
オーストラリアの心臓研究所(HRI)の研究者らは、何百万人もの人が毎日食べる一般的な野菜が、世界中の主要な死因を予防し、治療できる可能性があることを発見した。
ジャーナル ACS Central Science に掲載されたこの研究は、ブロッコリーに含まれる天然化学物質が血栓の溶解にどのように役立ち、急性虚血性脳卒中の治療に使用される一般的な血栓破壊薬の作用を改善するかについての3年間の調査結果を示している。
心臓研究所の研究者たちは、ブロッコリーに含まれる天然化学物質スルフォラファンが、プラスミノーゲン活性化因子のパフォーマンスを改善する可能性があり、急性脳卒中に対するより安全で効果的な新しい治療薬につながる可能性があることを発見した。
「新鮮な果物や野菜、飽和脂肪の少ない食品をたくさん食べることが心臓病や脳卒中の予防に役立つことはわかっていますが、同じ野菜で脳卒中を治療したり回復させたりできるのでしょうか。私たちはそれが可能だと考えており、私のチームはそれを分子レベルで証明するために取り組んでいます」と、この研究の主任研究者であるリュウ氏は 2022年のインタビューで語っていた。
リュウ氏によると、スルフォラファンはブロッコリーに限定されないという。ラジオインタビューで彼は、アブラナ科の野菜(ブロッコリーやキャベツなど)は昆虫や他の種類の破壊からの保護機構としてスルフォラファンを生成すると述べた。
たとえば、無傷のブロッコリーにはスルフォラファンは含まれない。切り刻んだり噛んだりして初めて化学反応が起こり、スルフォラファンが生成される。
スルフォラファンの抗酸化作用と抗炎症作用は植物を保護するように設計されているが、人間が摂取すると、スルフォラファンには多くの抗ガン作用や健康保護作用があることが研究で判明している。
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