「全く無自覚…抜本的に変えていかないと」 職員にも“パワハラ”汗かき謝罪 吉幾三氏に機内の態度を指摘された議員
吉幾三から高圧的な言動を指摘されていた。
演歌歌手の吉幾三さんから飛行機内での態度が横柄だと指摘された、自民党の長谷川岳参議院議員。新たに道庁職員に、威圧的発言をしていたことが問題視されたことに対し、額の汗を何度も拭いながら、謝罪した。
北海道知事 問題議員に対し苦言、改善求める
3月に飛行機内での態度が横柄だと指摘されていた自民党の長谷川岳参議院議員が新たに北海道庁職員に対し、威圧的発言をしていたことを指摘され謝罪した。
長谷川岳参議院議員:
私自身の発言については、全く無自覚です。そのよう(パワハラ)に取られること自体が、自分の無自覚さから起きるものだと思います。それは申し訳ないというふうに思います。
北海道選出の長谷川議員に対し、声を上げたのは北海道の鈴木直道知事だ。定例会見で北海道庁の職員に対する、長谷川議員の言動について、鈴木知事は「より言葉遣いや、対応については注意をしなければならない。その中で、威圧的だというふうに受け止める職員が、複数確認をされた」と苦言を呈した。
具体的な発言内容までは明らかにしなかったものの、長谷川議員の威圧的な言動に対し、改善を求めた。指摘を受けた長谷川議員は週末、「(威圧的発言の改善を)これから自分の政治活動の一番優先順位にしたい」と急きょ釈明した。
長谷川議員の言動をめぐっては、3月吉幾三さんが自身のYouTubeで、飛行機内での態度が非常に横柄だったと告発。これに対し、長谷川議員は、「私は声がでかい方ですし、名古屋弁だから『だめでしょ』とビシッと言ったらどう取られるかっていうのはあると思う」などと答えていた。
今回、北海道庁の職員に対する威圧的発言が問題視された長谷川議員は次のように話し、改善を約束した。
長谷川参議院議員:
自分の表現方法で今まで来ましたので、全く無自覚の中でやってきたことに対して、本当に反省をしていかなければなりません。確かに強い表現をするっていうことは、よくありましたので、そこはまず抜本的に変えていかないといけないというふうに思います。
面会や会議のため“20回以上出張”要望
さらに、北海道庁内では幹部職員2人が長谷川議員との面会や会議のため20回以上出張していたことも明らかになった。これに対し、長谷川参議院議員は「個別に『これが気に食わないから、来てください』とか、そういうことは、合理的じゃないという判断からしません」と否定。
幹部職員の出張について長谷川議員は、自らが要望したのではなく、面会依頼を受けてのものとしている。
(「イット!」 4月8日放送より)
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