米国で小売りされている牛乳サンプルの20%が「高病原性鳥インフルエンザ検査に陽性」
新パンデミックは鳥インフルエンザが濃厚?
FDAによると、小売牛乳サンプルの20パーセントが鳥インフルエンザに陽性を示した
Epoch Times 2024/04/26
20 Percent of Retail Milk Samples Positive for Bird Flu: FDA
アメリカ食品医薬品局(FDA)は 4月25日、食料品店の棚にある牛乳サンプルの 5件に 1件が高病原性鳥インフルエンザの陽性反応を示したと発表した。
237語の短い最新情報の中で、FDAは、全国的な商業牛乳サンプリング調査のこの初期結果は、「検査された小売サンプルの約 5件に 1件がHPAIウイルス断片の定量的ポリメラーゼ連鎖反応(qPCR)に陽性であり、感染した牛群が存在する地域の牛乳から得られる陽性結果の割合は、より多くの陽性反応を示すことを示している」と述べた。
FDAは検査したサンプルの数とサンプルがどの店舗から来たのかを明らかにすることを拒否しており、情報公開法による情報提供要請はまだ結果を出していない。
アメリカ農務省によると、アイダホ州、カンザス州、ミシガン州、ニューメキシコ州、ノースカロライナ州、オハイオ州、サウスダコタ州、テキサス州の 8州にわたる 33頭の牛群が、一般に鳥インフルエンザとして知られる H5N1型の検査で陽性反応を示したという。
ミネソタ州の家禽と、テキサス州ではヒトが牛で見つかった同じ遺伝子型の H5N1型鳥インフルエンザ株に感染した。
当局は、qPCR検査で陽性結果が出たからといって、低温殺菌牛乳に無傷のウイルスが含まれていることを意味するわけではないと強調している。検査では残留ウイルスの断片に基づいて陽性反応が出る可能性があるためだ。
「無傷の病原体がまだ存在しているかどうか、また感染性が残っているかどうかを判断するには追加の検査が必要であり、これは製品の摂取に関連した病気のリスクがあるかどうかを判断するのに役立つだろう」と FDA は述べている。
FDA は当初、低温殺菌牛乳は間違いなく安全だと述べていたが、その後、食料品店の牛乳に生きた鳥インフルエンザウイルスが含まれているかどうかは不明だと認めた。 FDAは 4月22日、一部の検体がインフルエンザ検査で陽性反応を示したと発表した。
当局者たちは牛乳を飲むことはまだ安全だと主張しているが、元米国政府職員のリック・ブライト氏を含む一部の外部専門家たちは、感染拡大に関するさらなる情報が公表されるまでは牛乳を飲むのを控えるつもりだと述べている。
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