「AI熱冷める、ナスダック100指数の時価総額1兆ドル吹き飛ぶ」という報道
上がり切ったところで急降下するのが株価の常
AI熱冷める、ナスダック100指数の時価総額1兆ドル吹き飛ぶ
bloomberg.co.jp 2024/07/25
24日の米株式市場で人工知能(AI)への期待感がしぼみ、ナスダック100指数の時価総額は1兆ドル(約154兆円)吹き飛んだ。多額のAI投資が利益を生むまでどれだけの時間がかかるのかとの疑問が広がった。
ナスダック100指数は3%強の大幅安。エヌビディアやブロードコム、アーム・ホールディングスといった半導体関連企業を筆頭に、AI技術関連の人気銘柄が軒並み下落した。
株価下落の引き金は23日遅くに発表されたアルファベットの決算発表。設備投資の増加が目立つ決算を受け、同社株は5%余り下落し、1月以来最悪のパフォーマンスとなった。テスラは12%強下落した。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は自動運転車構想についてほとんど詳細を示さなかった。
2週間前に発表された予想を下回るインフレ指標をきっかけに、ハイテク株から米利下げから最も恩恵を受ける企業(主に小型株)への大規模なローテーションが始まった。
小型株のパフォーマンスが大型株を上回ったのは24日で4営業日連続。今週はS&P500種株価指数が1.5%、ナスダック100指数が2.6%それぞれ下落しているのに対し、ラッセル2000指数は0.5%上昇している。
激しい売り
ハイテク株からのローテーションは引き続き見られるが、ハイテク株の激しい値動きは何か別の要因もあることを示唆した。
具体的には、S&P500種の時価総額を過去1年で9兆ドル(約1370兆円)押し上げたAI関連株のバブルは崩壊を免れないとのウォール街の一部の声に投資家が耳を傾けているように見受けられることだ。24日がその始まりではないかもしれないが、下落幅の大きさは警鐘を鳴らす。
マイコメント
日経平均は7月11日に最高値をつけて翌日から急降下で42,426円から2週間かけて7月25日の
38,155円まで実に4千円以上下がった。
日本では半導体株が多く売られたが、米国ではAI関連だったようです。
株価と言うのはこれがピークだと思われれば利益確定のために大売りが起こるものです。
ただ、それがいつかは正確に予測することが難しく、多くの投資家はまだまだ上がると
見て売り注文をしない。下がっても戻るだろうと見られ、そのうちにどんどん下がり
気付いたころには大損しているという事です。
だから、素人は決して株に手を出してはいけないのです。
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