無所属ケネディ氏、撤退表明 トランプ氏を支持 米大統領選、一騎打ちに

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ロバート・ケネディ・ジュニア アメリカ大統領選

無所属ケネディ氏、撤退表明 トランプ氏を支持 米大統領選、一騎打ちに

トランプ氏が僅差でリードか?

 【ワシントン時事】11月の米大統領選に無所属で出馬していた「第3の候補」ロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)は23日、西部アリゾナ州フェニックスで演説し、大統領選からの撤退を表明した。

 共和党のトランプ前大統領への支持も打ち出した。大統領選はトランプ氏と民主党のハリス副大統領の一騎打ちの構図となった。

 ケネディ氏は故ケネディ元大統領のおい。これまで高い知名度を武器に、トランプ氏と民主党のバイデン大統領の双方に批判的な人々に浸透してきた。しかし、バイデン氏撤退で新たに登場したハリス氏に支持層の一部を奪われていた。
 

トランプ氏が僅差でリード 対ハリス氏の支持率―米大統領選

【ワシントン時事】米メディアの世論調査によると、11月の大統領選を巡る全米での支持率は、共和党候補のトランプ前大統領(78)が民主党のハリス副大統領(59)を僅差でリードしている。いずれもバイデン大統領の撤退表明前に実施されたもので、仮にこの2人が本選で対決した場合にどうなるかは、予断を許さない情勢だ。

米民主重鎮、決断を称賛 ハリス氏支持で対応分かれる―バイデン氏撤退

 CBSニュースが16~18日に行った世論調査(全米2247人が回答)では、トランプ氏を支持するとの回答は51%で、ハリス氏は48%だった。NBCニュースによる7~9日実施の調査(全米800人が回答)では、トランプ氏は47%でハリス氏を2ポイント上回った。

 選挙サイト「ファイブサーティーエイト」が発表した17日時点でのハリス氏の支持率は38.6%で、不支持は50.4%。支持が不支持を上回っていたのは2021年1月の就任から同年夏までだった。

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