サウジアラビアの第二の聖地メディナで深刻な洪水が発生

2024年8月21日の夜、サウジアラビアのメディナ市の一部で激しい鉄砲水が襲った。ソーシャルメディアで共有された映像には、激しい洪水が車両を飲み込み、人々が安全な場所に避難するために車を放棄せざるを得ない様子が映し出されている。

洪水に閉じ込められた車から、その地域の他の人々の助けを借りて脱出する人々の姿が見られた。

ソーシャルメディアの一部のユーザーは、砂漠地帯の洪水の原因が人工降雨である可能性について懸念を表明した。

メディナは、メッカに次いでイスラム教で2番目に神聖な都市であり、国の西部に位置している。

預言者ムハンマドのモスクであるアル・マスジド・アン・ナバウィーと彼の埋葬地があることで知られている。

メディナは砂漠気候で、年間平均降水量は 60～ 100mm。この降水量の少なさは、サウジアラビアの乾燥地域の特徴だ。