イギリスは2035年までにCO2排出量を1990年のレベルから81%削減することを正式に目指すと発表
保守党も酷かったのですが、労働党はもっと酷いことをやっています。
イギリスはどちらの政党が政権を握っても良くはならず悪い方向に進むだけです。なぜなら、現在のイギリスはWEFと密接に連携しているからです。スターマー首相はWEFの信者ですからWEFのアジェンダを忠実に進めています。なんだかとても悲惨に思えます。イギリス国民が立ち上がらないとイギリスは中国の次にディストピアを作り出す国になってしまいそうです。
昔の労働党は今よりも国民重視でマシだったような気がします。社会福祉制度も充実していました。
ただ、その後経済が悪化し労働党から保守党のサッチャー政権に変わった辺りからイギリスはグローバリズム(新自由主義)に方向転換していき、労働党も保守党もグローバリストによって支配されてしまったような気もしますが。。。
今、極左のスターマー政権がやろうとしているのは、過激な排出量削減、極度の再生可能エネルギー政策、安楽死の合法化、デジタルIDの導入、対温暖化の気象兵器実験など、シュワブが大喜びするような政策ばかりです。このような政策が実行に移されれば、イギリスの人口削減計画は急速に進みます。イギリス人が大量死してもイギリスに流入した不法移民や偽難民の命は救われそうです。
日本と同じようにイギリスでも不法移民や偽難民がユニバーサル・ベネフィット(生活保護)を受け取っています。
野蛮な不法移民にイギリス全土を占拠させると同時に元々のイギリス人を人口削減するという計画は米国、ヨーロッパ諸国、日本でも行われています。
なぜ、スターマー首相がここまでWEF+国連のアジェンダ2030に入れ込んでいるかというと、スターマー自身(社会主義者)はWEFの信者だからでしょう。
イギリス国民は、スターマー政権のやりたい放題を見て見ぬふりをするのでしょうか。そうは思えません。コロナの時もそうでしたが、彼らは、今後、WEFとずぶずぶのスターマー政権を打倒するために動きだすような気がします。
(岸田政権もWEFや国連の言いなりに動き、石破政権も同じですが、日本政府は劣化し続けています。)
※ 5が月前、Christopher NguyenさんLinkedinにこのような投稿をしています。
LinkedInのKeir Starmer: I changed Labour. I will fight for you and change Britain. | 69件のコメント
キア・スターマー曰く:「WEFが一番、英国会はその次だ、常に。」
記者:もし、今、ダボスとウェストミンスター(英国会)のどちらかを選ばなければならないとしたらどちらを選びますか。
スターマー:ダボスだ。
記者:なぜですか。
スターマー:なぜなら、ウェストミンスターはあまりにも窮屈であり、閉鎖的で無意味だからだ。
Cold, Hungry, Mass Unemployment, No Cars, Blackouts–Welcome To Starmer’s Dystopian Future – Watts Up With That?
(概要)
11月16日付け
寒さ、飢え、大量失業、車なし、停電・・・スターマー政権のディストピア的未来へようこそ!
イギリスのスターマー首相は、COP29(2024年11月11日~22日にアゼルバイジャンのバクーで開催されている。)で、イギリスは2035年までにCO2排出量を1990年のレベルから81%削減することを正式に目指すと発表しました。これは、現在のレベルから65%削減することを意味します。
これは、私が先月分析したCCCが求めるものと一致しています。その時に指摘したように、これまでの排出削減目標は、コストはかかるものの最初は簡単に達成できるレベルでしたが、月日を経るに従って徐々に達成が難しくなります。
CO2以外のGHG(温室効果ガス)の多くは既に大幅に削減されているため、これからはCO2を大幅に削減する必要があるということです。さらに多くの風力発電所を建設することはできますが、電力に関しては排出量の約10%しか占めていません。そのため他の部分で大幅削減が必要となります。
しかし本番はここからです。
今後15年以内に我々は排出量をゼロにすることになっています。
2020年に、UK FIRES(イギリス政府が支援する研究プログラムで、イギリスの未来産業戦略の中心として資源効率により2050年までに排出量を20%削減することを支援する任務が与えられた組織)が、ネットゼロを達成する方法に対する率直な評価を発表しました。
当時提出された彼らの報告書「“Absolute Zero」についてはhereにて取り上げました。
それ以降、殆ど何も変わっていません・・この問題に対処するための新しいテクノロジーはなく、風力や太陽光発電に頼り続けるには限界があり、EVやヒートポンプはまだまだ手が届かず実用的ではありません。
※ ヒートポンプとは、空気中の熱をポンプのように汲み上げて、必要な場所に「移動させる」技術。 例えると… ポンプを使って水を違う場所へ移し変えることと同様。
UK FIRESが示した厳しい分析結果は今でも当てはまります。
以下は彼らの報告書の最初の部分です(和訳は端折ります)。
こちらは当時私が投稿した記事です。
・・・私がお伝えした通りのことが起きています。
多くの人にとって、「地球を救う」とは、風力発電所を建設し、植樹し、プラスチックの使用量を減らすことくらいにしか見えていません。しかし、一般の人々の生活に大きな影響を与えるようになることが徐々に認識され始めています。
それでも、ガスボイラーを撤去したり(ガス給湯器を禁止)、EVへと移行するなど、まだまだ何十年も先のことをなぜ今心配するのだろうかと疑問視されていました。
しかし、イギリス政府が支援している新しい研究によると、排出ゼロ目標を達成するためには、我々が考えているよりもはるかに早い段階で我々の生活スタイルを激変させる必要があるとのことです。
UK FIRESの報告書「Absolute Zero」は、2050年までにイギリスの全ての空港を閉鎖することを求めています。なぜなら、排出ゼロを実現できる飛行機の代替手段がないからです。
しかし、この予定表に従うなら、2030年までにヒースロー空港、グラスゴー空港、ベルファスト空港を除く全ての空港を閉鎖しなければなりません。
ヒースロー空港は求められるレベルのごく一部しか対応できないため、一気に、空の旅は殆どの国で事実上禁止されることになるでしょう(ヒースロー空港についてはイギリスの乗客の4分の1が利用しています。)。
しかし、それはイギリス国民に強要されることになる多くの変化の1つに過ぎません。UK FIRESの報告書は、我々が技術革新によって救われることを期待することはできないと結論付けています。
単に再生可能エネルギーに頼ればよいと思っているならそれは違います。
UK FIRESが指摘しているように、再生可能エネルギーが急速に成長しているにもかかわらず、(飛行機や船舶輸送の排出量を考えなくても)、今後、我々はエネルギー使用量を40%削減する必要があるということです。そして、これらは予測される人口増加を計算に入れていません。
EVが解決策であると考えるのは間違いです。なぜなら、我々には、EVに電力を供給するのに十分な電力が確保できないからです。
UK FIRESは、道路を走る車両を40%減らすことを推奨しています。
彼らは鉄道をより多く使うことを提案しています。しかし、鉄道は非常に高価であり、限られたルートしか輸送しませんし、目的地に到着した後、どのように移動するかを考えていません。我々全員が車の運転を止め、鉄道やバスで移動するという考えは甘すぎます。
UK FIRESの報告書は、EVを製造する際に大量の二酸化炭素が排出される事実を都合よく無視しています。
暖房においても排出量を削減することが求められています。
UK FIRESは、我々(イギリス国民)がヒートポンプを購入することを期待していますが、従来のボイラーよりも10000ポンド以上のコストを各家庭が負担しなければならないことに気付いていないようです。
また、ヒートポンプでは真冬に必要な暖房を供給することができず、たとえ真冬の需要の急増にヒートポンプが対処できても、パワーグリッドが対処できないことに気が付いていないようです。
いや、彼らは知っているのかもしれません。
彼らのガイダンスには、冬は暖房の使用時間を短縮すること、暖房を使用する部屋を減らすこと、暖かい服を着ることが含まれています。
我々の食習慣も標的となっています。
我々は、調理済みの冷凍食品はもちろんのこと、牛肉や子羊の肉を食べるのを止めなければなりません。そして農作物に頼ることが期待されていますが、彼らは肥料の使用量を大幅に減らしたいと考えています(農作物の生産量が激減する)。
また、セメントの使用が段階的に廃止された結果、建設業界が崩壊する可能性があります。残念ながら、セメントを製造する際、どのエネルギー源を使用しているかに関係なく、温室効果ガスを排出します。
彼らは、住宅建設、新しい病院、インフラ整備については考えず、我々に既存の建物を改修し適応させることに集中することを望んでいます。
皮肉なことに、UK FIRESの報告書も認めているように、我々は新しい再生可能エネルギーを導入する方法や、セメントを使わずにエネルギー効率の高い新しい建築物を造る方法を知りません。
これだけでも十分に酷いのに、彼らは2050年までに鉄道輸送以外の輸入は全面禁止したいと考えています。しかしイギリスは島国ですから鉄道輸送だけでどうやって輸入できるのでしょうか。もちろん、現時点では排出ゼロの貨物船はありませんし、近い将来もそのような貨物船は存在しない可能性が高いです。
食料を輸入せずにどうやって食べていけというのでしょうか。1940年代の配給制に戻らない限り不可能です。海外から手に入れている食料以外の品物も同じです。
例えば、コンピュータや電子機器はどうでしょうか。
我々はすぐに最新のテクノロジーにアクセスできない世界の田舎者になってしまうでしょう。
それは国全体が1990年代のノキア製の電話、VHS、フロッピーディスクに戻るようなものです!
それらの製品の一部はイギリス製に切り替えることができるかもしれませんが、建設、エネルギー利用、産業排出物への制限が計画されているため、工業力をどのように回復するのかわかりません。
彼らが懸念しているのは船舶からの排出量だけではありません。彼らは、輸入品の生産時に排出されたガスに対しても責任を負わなければならないと言っています。
では、輝かしい排出ガス・ゼロの未来に我々はどのように生きるのだろうかと皆さんは疑問に思うかもしれません。
UK FIRESは、心配する必要はないと言っています。
どうやら、我々は排出ガス・ゼロを維持しながら自分たちが最も楽しいと思うことをし続けることができるようです。
それらは、スポーツ、ソーシャルライフ、食事、趣味、ゲーム、コンピューター、読書、テレビ、ラジオ、ボランティア、睡眠などです。
報告書によると、我々全員が、排出量に影響を与えることなく、これらの娯楽をもっと楽しむことができるとのことです。
なるほど、経済と産業が破壊されたなら、我々の殆どがこれらのことに多くの時間を費やすことができるようになるでしょう(当然、気候科学者や官僚は除外されます)。
この陰鬱でくだらない報告書は、イギリスは世界の排出量の1%しか出していないという事実を決して認めていません。
報告書には次のように書かれています。
「我々は2050年までに温室効果ガスの排出量をゼロにしなければならない。」
これが気候変動科学者らが我々に言っていることであり、活動家らが求めていることであり、今やイギリスの法律になっています。
少数のエコ狂気の活動家らが、(排出量ゼロのために)イギリス経済を破壊することを求めていても、我々はそうするべきではありません。もちろん、法律を変えることはできます。
しかし、大慌てで脱炭素化を進めることで人々の生活に及ぼす現実的な悪影響を痛感させてくれたのですから、我々はこの報告書の著者らに感謝しなければなりません。
そして、彼らが正確に提示したとおり、もうすぐ(10年以内に)、これらの変化が実行に移され始めることになるでしょう。
あまりにも長い間、気候変動法の影響とコストが大衆から意図的に隠されてきました。
これは、全ての主要政党とエスタブリッシュメントの政治的陰謀の結果でもあります。
一部の例外を除いて、これらは全てメディアによって支援され扇動されてきました。
しかし、彼らは大衆に知られたくない汚い秘密をこれ以上隠すことができなくなりました。
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