インフルエンザに似た原因不明の病気で79人死亡 大半が10代後半 コンゴ民主共和国
英BBCは4日(日本時間5日)、アフリカ中部のコンゴ民主共和国で原因不明の病気により少なくとも79人が死亡したと報道した。
症状はインフルエンザに似ているが、死者の多くは10代だ。地元関係者によると、死者は11月10~26日時点で67人だったという。被害の継続、拡大の可能性があり、世界保健機関(WHO)は警戒を強めている。
BBCによると、被害が拡大しているのは同国南西部のクワンゴ州。患者は発熱、頭痛、鼻水、せき、呼吸困難などの症状があり、亡くなった大半は高齢者に比べ免疫力が高いはずの15~18歳だという。
現地で診療などに当たる民間団体のリーダーはロイターの取材に対し、「感染者は増加傾向にある。憂慮すべき状況にある」と話した。
WHOは調査のため、患者からのサンプルの採取を開始している。
コメント