中国の警察が「容疑者を特定し追跡」できるボール型ロボットをパトロールに投入

スポンサーリンク
中国のボール型ロボットポリス 世界の出来事

中国の警察が「容疑者を特定し追跡」できるボール型ロボットをパトロールに投入

中国の警察がハイテクな移動ロボットをパトロールに投入

中国東部では、容疑者を特定して追跡できるロボットが、混雑した商業地区の通りを巡回する警察官の後を追っている。

まるで SF 映画から飛び出してきたかのようなこの画像では、球形のロボットがカメラや点滅ライトを装備し、倒れることなく傾いたり転がったりしている。

浙江省温州の警察が使用するこのロボットは、催涙ガスなどの鎮圧ツールを搭載することができ、警官を支援するために先進技術を展開するという中国の幅広い取り組みの一環だ。

当局はこれを「破壊できない」かつ「敵対的な環境でも耐久性がある」ツールとして宣伝している。

浙江大学制御科学工学部が特許を取得したこの球形ロボットは、車輪と脚を持つロボットが直面する問題を解決することを目的としていると、温州日報は報じた。

同大学の王有准教授は同紙に対し、この装置の重量は 125キログラムで、時速 35キロで走行し、最高速度に達するのにわずか 2.5秒しかかからないと語った。

「このロボットは落下や殴打などの危険に対処でき、モジュール改造により敵の識別、追跡、捕獲などの戦術的行動を実行できる」と王氏は述べた。

「過酷な環境でも任務を遂行できるため、温州警察のドローンやロボット犬の欠点を補うことができる」

温州警察によると、ロボットは至近距離から攻撃を受けた後も作動し続け、人混みや過酷な環境でも容易に出入りできるという。この装置にはスピーカー、ネットガン、催涙ガス噴射装置が装備されている。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました