コロナワクチンで深刻な副作用、米治験中断 英アストラゼネカ開発
英製薬大手アストラゼネカが英オックスフォード大と共同開発している新型コロナウイルスのワクチンを巡り、臨床試験(治験)に参加したボランティアに深刻な副作用が疑われる事例が発生し、米国での治験が中断していると米メディアが8日、報じた。
同社のワクチンは開発競争の先頭を走っているとされ、日本政府も1億2000万回分の供給を受けることで合意している。
米国の医薬専門サイトによると、副作用事例は英国での治験で起きたとみられるが、症状などの詳細は不明。アストラゼネカの広報担当者は「安全性を確認するため、投与の中断を判断した」と認めたという。(共同)
こうした報道を受け、アストラゼネカ株は8日の時間外取引で一時6%超下落した。
コロナワクチン、日本で治験開始 英製薬、250人対象
英製薬大手アストラゼネカは4日、英オックスフォード大と開発を進める新型コロナウイルスワクチンの日本での供給に向け、8月末に臨床試験(治験)を開始したと発表した。国内の複数の施設で18歳以上の被験者約250人を対象に実施し、ワクチンを日本人に接種した際の安全性と有効性を確認する。
アストラゼネカは8月、1億2千万回分のワクチンを供給することで日本政府と基本合意した。そのうち3千万回分は来年1~3月に供給できる見通し。
ワクチンの原液は、JCRファーマ(兵庫県芦屋市)への製造委託と海外からの輸入で調達する。保管や配送では第一三共などと協力する。
引用→KYODO
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ワクチン開発と日本で一億人分確保のニュースや無料化の話が先行しているが、こうした
ワクチン副作用について報道されることはとても好ましいことです。
これによって、人々がワクチンに対する疑念を抱くようになれば幸いなことです。
ただ、日本でもワクチンの治験が開始されているが、おそらく日本では副作用が出ても
報道されることはないだろうと思われます。
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