米ニューヨークのブロンクス地区で大規模なビル火災が発生

1月10日早朝、ニューヨーク市ブロンクス区の 6階建てマンションで大規模な火災が発生し、消防士 5人を含む 7人が負傷した。

ニューヨーク市消防局によると、火災は午前1時40分頃にウォレス・アベニューのマンション最上階で発生し、強風のため 5つの警報が鳴る火災に急速に拡大した。約 200人の消防士が消火活動に当たったが、炎は急速に広がり、数十人の住民が避難を余儀なくされた。

消防局は状況を困難と表現し、「消防士たちは火を進行させた強風と戦っている」と述べた。救急隊と報道機関が共有したビデオには、建物の上層階と屋根から炎と濃い煙が噴出している様子が映っていた。午前7時30分になっても、消防士たちはまだ消火活動を続けていた。

ニューヨークタイムズ紙によると、この火災により 61世帯 160人以上の住民が避難を余儀なくされた。赤十字はアディーアベニューの PS76を含む臨時避難所を設置し、救援活動を行った。地元当局は火災の原因を調査しており、市の建築局は建物の安定性を評価している。

一方、ロサンゼルスでは山火事が引き続き発生しており、火曜日から猛烈な風が火を燃やしている。1万棟以上の建物が破壊され、少なくとも 10人が死亡した。

犠牲者の中には、パシフィック・パリセーズの父子など、避難が間に合わなかった住民も含まれている。