消費税をいくら引き上げても財政再建はできません
「自民党総裁選(14日投開票)に立候補している菅義偉官房長官(71)は10日、テレビ東京の番組で、消費税について「(将来的には)引き上げざるを得ない」との認識を示した。」
消費税は今後ますます引き上げる方針だとか・・
グローバリズムの蔓延で、国内の財源確保が難しくなって、
結局のところ、消費税に頼るしかなくなったということなんだろう。
GDPは約500兆円程度として、その60%が消費価額だとすると、
消費税10%規模とは約30兆円の財源であって、
消費税20%規模とは約60兆円の財源となる。
財務官僚の目指すのは30%以上だから、90兆円以上といいうことになる。
国内の税収は60兆円程度だから、消費税を90兆円以上まで引き上げて、
その他所得税など税収40兆円を加算して、130兆円。
これで一般会計の予算規模が約100兆円として、残の30兆円を財政再建財源にする目論見の模様。
しかし、一方で、財政再建を優先して消費税30%となると、
国内消費規模が大幅に減退して、GDP規模が大幅に縮小することも考えられるから、
GDPの消費部分の300兆円は半分程度まで縮小するのではないのか。
そうすると、グローバル化による産業移転による国外流出による経済規模縮小で、
消費以外の部分の200兆円も半分程度に縮小し、
結果、日本のGDPは250兆円程度に縮小する。
そのうち、消費部分は150兆円程度と考えられるから、
消費税30%の税収額は約45兆円程度になる。
一方、予算規模は現在の一般会計100兆円から縮小せず拡大の一方だから、
予算規模は150兆円、税収は消費税30%で45兆円+その他40兆円程度で、85兆円。
結果、毎年65兆円程度の赤字は継続することになる。
すなわち、消費税増税では財政は再建できず、
逆に、経済は縮小して国民生活は困窮することになる。
マイコメント
1989年の消費税3%、1997年の消費税5%、2014年の消費税8%と消費税を増やし続けてきましたが、一般会計の税収は1990年以降まったく増えていません。ということで、『消費税を増税すると税収が増える説』は完璧なデタラメであることが証明されました。
消費税増税を支持するアホ論者は、財務省に背中から撃たれて全員死亡(笑)
引用→https://ameblo.jp/ryuzou1200/image-12332799034-14081886686.html
まったくもって次の総理大臣も財務省に洗脳されてしまっているようです。
コロナ騒動の中で増税はあり得ないと述べている岸田氏の方がまだマシです。
以前にも書いたように菅官房長官は安倍総理と同じであまりおつむが回らない
方のようです。
コメント