新型コロナ終息後、「マスクの副作用」により他の病気のパンデミックが起こる可能性あり。

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マスクの弊害 ウイルス

新型コロナ終息後、「マスクの副作用」により他の病気のパンデミックが起こる可能性あり。

マスクの付け過ぎは人類社会全体にとって危険

11月9日に『PANS』に掲載された論文によれば、マスクは新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスに対する感染防御手段として有効であるものの、過剰な保護はヒトの自然な免疫力を低下させ未来のパンデミックにつながるとのこと。

しかし、いったいどうしてマスクが免疫力を低下させてしまうのでしょうか?

菌やウイルスとの自然な接触は免疫力を高めていた

自然と接することで免疫力は強化される
自然と接することで免疫力は強化される / Credit:depositphotos

近年の研究によって、森林の中を散歩したり、子供時代にペットを飼うことが、個人の免疫力を向上させることが知られるようになってきました。

自然環境や動物などに接することは、様々な菌やウイルスを体になじませ潜在的な免疫力を向上させるからです。

中途半端な無菌環境で育つくらいなら、多くの自然に接して育ったほうが健康にいいというのは、皮肉なことかもしれません。

ですが、新型コロナウイルスによって常にマスク状態を強いられるようになってきた現代人にとっては、この事実は単なる皮肉程度では済まされません。

マスクの着用や社会的距離をはじめとする非医薬的な防護習慣は、中途半端な無菌環境とみなすことができるからです。

マスクは新型コロナウイルスやインフルエンザウイルスの感染防御に役立つことは事実です。

しかし私たちの身の回りには無数の菌やウイルスが存在しており、長期間に及ぶマスクの着用習慣は、これら雑多な菌やウイルスに接する機会も同時に奪います。

これはすなわち、私たちの免疫能力から、本来ならば得られるはずであった日常生活での経験値が失われることを意味します。

スペイン風邪は全世界で1億人以上を殺したが、終息後には別の感染症が増加した
スペイン風邪は全世界で1億人以上を殺したが、終息後には別の感染症が増加した / Credit:wikipedia

同じような「弊害」は、1918年~1920年にかけて1億人以上が犠牲(当時の総人口は18億人)になったスペイン風邪の後にもみられました。

スペイン風邪を恐れて多くの人々がマスクをはじめとした防護手段をとった結果、ヒトに備わった潜在的な免疫力が低下し、スペイン風邪終息後に、他の感染症(はしかなど)の壊滅的な増加を引き起こす結果になったのです。

コロナ禍の時代、マスクは命を守る大切なアイテムです。しかし恒常的なマスクの着用という非自然な状態は、副作用が伴うようです。

この事実は、コロナ禍が起きる前から一部で流行っていたファッション目的の「マスク男子」や「マスク女子」などのブームにも危険が潜んでいる可能性があります。

多くの日本人の免疫反応は新型コロナウイルスを2回目の感染だと判断する
多くの日本人の免疫反応は新型コロナウイルスを2回目の感染だと判断する / Credit:mbl

最新の研究において日本人の新型コロナウイルスに対する免疫反応を分析した結果、「多くの日本人の新型コロナウイルスに対する免疫反応は、2回目の感染に対する反応」であることが示されています。

これは、現在のコロナ禍が起きる遥か以前から、毒性の弱いコロナウイルスが断続的に日本にもたらされており、日本人は今回の新型コロナウイルスに対しても、免疫の経験値の蓄積が進んでいたことを意味します。

このことは、発生源である中国において感染がいち早く収束した一方で、遠いアメリカやヨーロッパでは被害が拡大しているという事実と無関係ではないかもしれません。

もしマスクを恒常的につけていた場合、このような特殊な免疫反応と被害の軽減は期待できなかった可能性もあるのです。

パンデミックの終息後に他の呼吸器系感染症が増える可能性がある

疫学的なデータを元にフロリダ州での場合をシミュレートしてみた結果、パンデミック後に別の感染症の増加リスクが示された
疫学的なデータを元にフロリダ州での場合をシミュレートしてみた結果、パンデミック後に別の感染症の増加リスクが示された / Credit:PNAS

今回の研究では、過去の疫学的データを用いたシミュレーションも行われ、長期に及ぶマスクをはじめとした防護習慣がもたらす副作用の予測もなされました。

研究者たちはまず、過去の呼吸器系感染症のデータと、コロナ禍により人々がマスクを着用するようになった以降の感染症のデータを比較しました。

結果は予想通り、マスクの着用は新型コロナウイルスの感染リスクを減らすと同時に、広範な呼吸器感染症も減少させていました。

この事実からは、一見してマスク着用がいいことづくめであるように思われます。

しかしスペイン風邪の後に起きた「弊害」をはじめとする長年の疫学的データに基づくモデルを適応すると状況は一変。

マスク着用をはじめとするコロナ禍に対する防護対策が、人間を過保護に陥れ、将来的により大規模なパンデミックや風土病、異常に長引く風邪、各種のアレルギーの蔓延を引き起こす要因になるという、予想が示されたのです。

上の図ではパンデミック中は発症数が減少していた雑多な呼吸器感染症が、パンデミック収束後、人々がマスクを外した瞬間から劇的に増える様子を示しています(しかも影響は10年以上続く)。

現在、私たちはマスクの効果を知り、マスクを万能の盾のように思い始めています。しかし今回の研究は、その過信の危うさと、副作用を示しています。

個人でできる対策には限りがありますが、自然の中で行う一人での散歩のときくらいは、マスクを外すことを考え始めてもいいかもしれません。

マスクをずっとする・しないの二択ではなく、時と場所を考えて柔軟に付け外しを許容できるような考え方が必要になってくるのではないでしょうか。

マイコメント

今年の2月ごろから流行し始めたコロナウイルスの影響で人々がマスクを着用するように

なって、すでに10か月になろうとしています。

来年の春にワクチン接種によって政府がマスク着用の必要なしとプレゼンを始めれば当然

マスコミも右に倣えとなるわけですから、その後急速にマスクをつけなくなるでしょう。

今回紹介した記事にあることが事実なら、それ以降コロナ以外の感染症に罹患する可能性が

高くなるだろうと思います。

そのときになっても人々はその感染症がマスクの着用が招いた結果だと誰も理解できない

でしょうし、そんなはずはないと否定されるでしょう。

そうなってしまってからでは遅いのですが、今は何を言っても無駄だろうと思います。

どれだけの人がマスクの弊害に気付けるのかということです。

私たちは自分で自分の首を絞めていることに気付かないといけないのです。

今からでも遅くはないと思います。


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