欧州医薬品庁(EMA)は英アストラゼネカ製コロナウイルスワクチン接種後の血栓の事例が報告されている件で、同ワクチンと血栓の関連性があることを認めた。AFP通信がツイッターアカウントで伝えている。
Twitterでの報告
AFP通信スペイン語公式アカウントによるツイート
アストラ製ワクチンと血栓症に関連性 欧州医薬品庁関係者
【4月6日 AFP】(更新)欧州医薬品庁(EMA)のワクチン責任者が、英製薬大手アストラゼネカ(AstraZeneca)製の新型コロナウイルスワクチンと血栓症に関連性があると、6日付の伊紙に掲載されたインタビューで明らかにした。
マルコ・カバレリ(Marco Cavaleri)氏はメッサジェロ(Il Messaggero)紙に対し、「私の見解では、ワクチンとの関連性があることは明らかだと今なら言えると思う。しかし何がこの反応を引き起こすのかは、われわれにもまだ分かっていない」と語った。
アストラゼネカ製ワクチンの接種を受けた人が、まれではあるものの深刻な血栓症を発症する確率は、接種を受けていない人の発症率よりも高いのかという疑念が消えないことで、同社製ワクチンへの信頼度は低下。イタリアなど複数の国が接種を一時中止した。
これを受けてEMAは、同社製ワクチンの有効性はリスクを上回り、接種を続けるべきだと提言する一方で、同社製ワクチンと血栓との因果関係はあり得るとの見方も示していた。
EMAは今週中に最新の分析結果を提示する予定。(c)AFP
マイコメント
欧州医薬品庁(EMA)のワクチン責任者がまだ正式にではないにせよアストラゼネカ製の
コロナワクチンで血栓が生じる可能性に言及したのは大変意義のあることです。
近々正式なアナウンスがあると思いますが、もし関連性ありと認定された場合にはワクチン
接種にはこれまで以上に神経を使わないといけないでしょう。
また、どのような人がこうした血栓症を引き起こすのかも明らかではないのでイタリアなど
の国々がワクチン接種を中断したのは正しい判断だったと思います。
簡単に言えばこれを薬に例を取って病院で渡された処方箋を元に薬局でもらった薬を飲ん
だら、脳梗塞を起こして死亡する人が相次いだという事態になればどう思いますか?
大騒ぎになるはずでしょう。そして、即調査されるでしょう。
これがワクチンだからと言って野放しにされていることがおかしいのです。
先日も書いたように
福岡の看護師の事例を見てもわかるようにアストラゼネカ製ワクチン接種後に
死亡しています。
アストラゼネカ製のワクチンで血栓と血小板減少症が起こるという記事で書いた
ように彼女の場合には血小板減少症が起こった可能性が高いのです。
血管と言うのは壁に無数の穴が開いていていますが、その穴を血小板が塞いで出血
しないように止めていてくれています。もし、血小板数が減少するとこの穴を塞ぐ
血小板が足りなくなり血管から血液が漏れ始めます。
血小板数が減少するとくも膜下出血が起こることは医学的にも証明されていて
多数の症例があります。
出血性脳血管障害(脳出血,クモ膜下出血)に合併した血小板減少症の臨床的意義
血小板減少症を呈するidiopathic thrombocytopenicpurpura(以下ITP),disseminated intravascular co—agulation等の出血性素因や肝疾患が,頭蓋内出血の原因となることは良く知られている.しかしながら血小板減少症の発現は,出血性脳血管障害の急性期ばかりではなく経過中のすべての時期に認められ,血小板減少症が必ずしも出血性脳血管障害の原因として元から存在したものばかりでなく,出血後経過中の様々な原因により.二次的に生じたものも多いと考えられた.そこでわれわれは,出血性脳血管障害の経過中に認められた血小板減少症の原因とその臨床的意義について検討をくわえ興味ある結果を得たので報告する.
そのため、九州での死亡例はアストラゼネカ製ワクチン接種後に急激な血小板減少
が起こり、くも膜下出血を起こした可能性が考えられるのです。
厚生労働省の報告ではくも膜下出血だけに焦点が当てられていてくも膜下出血を
引き起こす原因については全く言及されていません。
アストラゼネカ製ワクチンで血栓や血小板減少が起こることには一切触れられて
いないばかりか隠蔽されています。
おそらくこのような推論を書くのは私くらいのものですが検証してみる必要は
あるだろうと思います。
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