アストラゼネカ社の ワクチン接種後に死亡したイタリア人女性の家族が訴訟を開始
COVID-19。オックスフォード・アストラゼネカ社のワクチン接種後に死亡したイタリア人女性の家族が訴訟を開始
Augusta Turiacoさん（55歳）は、注射を受けた19日後に昏睡状態に陥り死亡しました。
オックスフォード・アストラゼネカ社のコロナウイルス・ワクチンを接種した数週間後に死亡したイタリア人女性の遺族は、スカイニュースに対し、このワクチンが原因であるかどうかを確認するために法的措置を取ることを明らかにした。
この事件は、シチリア島メッシーナ出身のアウグスタ・トゥリアコさん（55歳）が、3月11日にCOVIDワクチンを接種した後、数日後に症状が悪化したことに起因しています。
この音楽教師は、若者と接する仕事をしていたため、予防接種を受けることを強く望んでおり、Facebookの投稿では「fatto」（イタリア語で「完了」の意）と書いて、接種を受けた喜びを表現していました。
最初の副作用の後、彼女はソーシャルメディアに投稿し、友人たちに元気であることを伝えました。
その後、彼女は体調を崩しながらも仕事に復帰し、2日後には心配する友人たちを安心させるために投稿しました。”Andra tutto bene” – “すべてがうまくいく”。
しかし、残念ながらそうはなりませんでした。
彼女は高熱とひどい頭痛に襲われ、その後、血液検査と最終的には血栓を確認するためのスキャンを受けました。
彼女は3月28日に昏睡状態に陥り、アストラゼネカ社の注射を打った19日後の3月30日に亡くなりました。
弟のヌンジオ・トゥリアコはSky Newsにこう語っている。”私たちにとって、このような病状が起きたことは青天の霹靂でした。
“姉は非常に健康で、高血圧や糖尿病などの病気もなく、薬も飲んでいませんでした」。
スカイニュースが見た医療記録によると、トゥリアコさんの体の中には、脳を含めて血栓ができていました。
彼女の血小板レベルは低下していた。
オーガスタの葬儀に参列したトゥリアコ家の人々
これらの症状は、オックスフォード・アストラゼネカ社のワクチンを接種した後に死亡した他の人々にも見られます。
今回の訴訟は、アストラゼネカ社を相手にヨーロッパで行われている数多くの訴訟の一つに過ぎません。
弁護士のダニエラ・アグネロ氏はSky Newsに次のように述べています。”トゥリアコさんの健康状態は非常に良好で、過去に病歴はなく、ワクチンの投与から最初の病気の出現、非常に深刻な臨床像、そして死亡までの期間は非常に短いものでした。
“司法調査を依頼し、死亡に至った直接的または間接的な因果関係のある責任を特定するための、的確で重大かつ一貫した手がかりとなるものばかりだと考えています。”
アストラゼネカ社への取材依頼はお断りしました。欧州医薬品庁（EMA）は現在、異常な血栓はワクチンの非常に稀な副作用として認識すべきであるというアドバイスに変更しています。
ブリュッセルのInstitute for Healthcare Innovation（ヘルスケア・イノベーション研究所）の所長を務める免疫学者のMichel Goldman（ミシェル・ゴールドマン）教授は、誰が最もリスクを抱えているのか、またその理由を明らかにするために科学的な研究を行う必要があると述べています。
しかし、すべてのワクチンにはリスクとベネフィットのバランスがあり、アストラゼネカ社のワクチン接種後に血栓が発生したケースは極めて珍しいと強調しています。
“このリスクは完全に予測できないもので、ワクチンの歴史の中には前例があります」と彼は言います。
“ご存知のように、非常に稀な事象は、動物実験では予測できず、何千人もの人々が臨床試験に参加していても予測できません。
“非常に少ない症例が発生する前に、何百万人もの人々に薬を投与しなければならないこともあるのです」。
Augusta Turiacoが血栓を発症し、昏睡状態に陥ったことについて
ゴールドマン教授は次のように述べています。”10万人に1人というこのような事象がいかに稀であるかを認識することは常に重要だと思います。
“そして、コロナウイルスに感染し、そのために入院し、集中治療室で過ごすことになる非常に高いリスクとのバランスを考えなければなりません。
オックスフォード・アストラゼネカ社のワクチンは、ヨーロッパの多くの地域で展開されていますが、血栓に関する世間の評判は、このワクチンに対する信頼性に影響を与えています。
デンマークは、このワクチンの使用を完全に中止することを発表した最初の国となりました。
トゥリアッコさんの兄、ヌンジオ・トゥリアッコさんは、妹の健康状態について「非常に良好」と語っています。
他の国では、研究が行われている間はワクチンの使用を中止しており、英国を含むいくつかの国では、使用を特定の年齢層に限定しています。
トゥリアコさんの家族は、ヨーロッパの予防接種プログラムを支持すると主張していますが、自分たちを守るために行われた治療の後に亡くなる人が出ないようにするために、彼女に何が起こったのかを知りたいと言っています。
トゥリアコさんの弟のヌンジオさんは、亡くなった人たちのことを忘れないことが大切だと言います。
“彼らは人間であり、母親であり、誰かの娘であり、誰かの姉妹である」と彼は言った。
マイコメント
以前に書いたようにワクチン接種後に引き起こされる血小板数の減少は血管を
もろくするので、血管から出血しやすくなります。
その結果として血栓が出来るのです。
日本でくも膜下出血で亡くなった女性の方も血小板数の検査をしていませんが
おそらく同じだったのでしょう。
ただ、問題は100人打てば100人が血小板減少症になるということではありません。
何らかの内的条件が重なったときに起こるものです。血小板減少の誘因は骨髄での
造血機能が損なわれているために起こるものです。
したがって、ワクチン接種後に体内に注入されたm-RNAが何らかの関与をして
いるものと考えるべきです。
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