ほぼ全員がワクチン副反応を示していることに注意!
北里大学獣医学部は2021年11月19日、職域接種で実施したCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)ワクチンのモデルナ筋注接種後の副反応調査結果を公表した。学生231人のうち、2回目接種後97.4%に何らかの全身副反応がみられた。2回目接種後の全身副反応は、接種翌日がピークだった。
「COVID-19ワクチンモデルナ筋注接種後の健康状況調査」は、ワクチン接種後の若者に起こる副反応について適切な理解を深めることが目的。北里大学獣医学部でCOVID-19ワクチンモデルナ筋注を接種した学生を対象にアンケートによる記述回答形式で、9月9日~30日分の回答分をまとめた。回答数は231人。
ワクチン接種後の局所反応は、1回目が88.3%、2回目が97.0%。全身反応は1回目が55.8%、2回目が97.4%。接種2回目は、接種1回目と比較して局所・全身反応の出現頻度が高く、特に全身の副反応は97.4%と非常に高い割合で出現していた。2回目接種後の局所反応や全身反応は、「痛み」95.6%、「倦怠感」90.0%、「37.5度以上の発熱」87.0%、「頭痛」83.1%等が多かった。
副反応出現率を男女別にみると、2回目接種後、女性は男性と比較して、局所の腫れや発赤がわずかに多い傾向にあった。ペット飼育の有無は、副反応出現頻度に影響していなかった。
2回目接種時、231人のうち99人に異物混入が疑われた自主回収の対象ロット、132人に交換された新しいロットを接種したが、副反応出現率に違いはみられなかった。
2回目接種後の全身副反応は、接種日を0日目として、1日目(接種翌日)がピークであった。接種後に登校可能となる日については、約4割の学生が2日目、約7割の学生が3日目には登校可能であると回答した。
3回目のワクチン接種については、回収ロット接種者、非回収ロット接種者いずれも7割以上が接種を希望した。
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副反応は97.4%の学生に見られたようですが、いずれも重篤なものにはなっていないようです。
しかし、本当の問題点はこれから起きてくるものなので十分注意が必要です。
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